昨日は朝から、Nikon Dfのカメラ調査でDf体験イベント「Nikon Digital Live 2013」に参加する為、品川まで行って来ました。
品川駅には30分前に到着でしたが、近所で写真を撮っていて15分前に会場へ到着、年配の方や自分と同年代位までが多いかと思いきや、若いカメラ女史やら30代~40代の方も多かったのにはビックリ!
まずはカメラマンの阿部秀之氏による講演を拝聴、判り易いDfの説明に欲しい度が向上!(笑)
DfとはDigital + fusionから取ったそうで、阿部氏の講演で、「Nikonはとうとう、デジタルもフィルムも両方撮れるカメラを出したのか!」と言われた方がいたとかいないとか(笑)・・・以前の講演を聞いた時にもそうでしたが、笑いを交えてのお話はかなり楽しかったです。
講演終了後、興奮冷めやらぬまま東京大パノラマ模型での試撮。
ブラックボディのDf+標準キットの50mmレンズでした。
レンズは現行品の50mm f1.8と全く同じだそうですが、デザインを少々レトロ調に変更
写真的には、あちこちのブログでアップされている写真と同じだと思います。
操作性は今までのNikonの操作性と変わらず。。。と言ったら変ですが、フィルムカメラ時代の操作性にも通じる使い勝手です。
自分としてはシャッタースピードダイヤルを回す感覚が、非常に懐かしく感じました。
そう言う意味では自分にとっては、カメラを始めた頃の初心に返れるカメラかも知れません。
マニュアルで操作すると、1カット毎の撮る楽しさを思い出させてくれるカメラ?と言ったら大袈裟かな?
手に取ってみると、ボディ軽さとファインダーの見易さがこの上ない創作意欲を湧かせてくれます。
「これから撮るぞ~!」って感覚かな?
フィルム時代の1カットの重みにはならないかも知れないが「考えた1カットが撮影出来るかも?」・・・何て思うのは、自分だけかな?(笑)
その後は、講演前会場にいらっしゃった鉄道写真作家の中井精也氏とDfについて直接お話出来、なかなか興味ある事も聞く事が出来ました。
(その後の講演でお話された内容に近かったですが)
Nikonの技術の方とお話もして、モバイルアダプター、旧レンズ、DXレンズでの操作性やその他細かい操作感等も確認出来、横目で中井氏の講演を聞きながら、もう一度大パノラマでの試撮に並ぶ。
今度はクロームシルバーボディの同じ仕様のレンズでした。
70-200mmVR f4や58mm f1.4も使ってみたかったのですが、運悪く当たらず。
先に技術の方とのお話でじっくり触らせて貰えたので、今度は冷静に操作が出来感触を確かめる事が出来ました。
最初の印象はレトロ調に作っただけ?かも?と言う目があったのですが、実際に触ってみると印象が変わりました。
敢えてムービー機能を排除しスチル撮影だけでやって行く、餅は餅屋と言う言葉がある通り何でも1つ以上で追い掛けるには限界があります。
シンプルにスチル道一本に絞って商品化して来た意義はかなり高いかと感じました。
フィルム時代から写真をやられている方には、原点回帰と言う意味でも自分を見つめ直すのに重要なカメラになるかも知れません。
実機確認後、個人的に購入するなら見た目でクロームシルバーの様な感じに受けたのですが、触感的にはブラックボディ塗装の方が手に馴染む感覚と受け取りました。
・・・なんて偉そうに書いていますが、買えるかどうかは微妙な所・・・やはり一番のネックは価格かな・・・少々価格が高いです。
そうそう、Facebookでサルサ野郎さんにも質問されたのですが、NikonのロゴはDfだけは昔の縦基調の旧ロゴに戻っております。
個人的には、今の斜めの書体よりこの方が好きかも!
小さい画像で参考になりませんが、下の写真はDfで撮影したものです。