サドル迷走の変遷は、ORBEA ORCA時代からのFizi:k Arioneに始まる。あの頃は、他に類のない長さとジーポやクネゴが颯爽と坂をダンシングで上って行く時にサドルが見えた時の格好良さに惹かれて購入したに過ぎず、100kmを何度か経験した時に尿道周りの辛さに耐えられない思いから、Selle ItariaのSLCへ!
このSLCはかなり良かったのですが、ヘタリが早く後端部レールの付け根から直ぐに異音がし出して同じ物を買おうとショップに行くとモデルチェンジで形が変わってしまっていた。
Cervelo R3 に変わっても暫くSLCで。
2009年7月クロモリ用として偶然手に入った初めての白サドルFizi:k Pave’HP、あてがってみると、白フレームには白サドルの方が違和感のない事が判明し交換。
デザイン的には今までで一番しっくり来ていた感じでした。
しかし、1ヶ月後の8月中旬に三浦往復時に違和感があり、元のSLCに戻すことに。
翌9月中旬にTESTサドル Fizi:k Antaresを借用、2週間ほど借りるが尿道とは違う場所に違和感を感じ、却下となりSLCへ戻す。
翌2010年6月にSLCの異音が大きくなり手持ちのPave’HPに再度交換。
しかし、2010年12月 Romin Team 143mm(Tiレール)と出会ってからはRomin崇拝者となり、Roubaix SL4になってからも使用。
13年の骨折が元で暫し乗れなかったのですが、2014年3月初旬:鎖骨固定プレート除去を機に、初のS-WorksサドルのS-Works Romin Team 143mm(カーボンレール)へ。
これはほぼ1年乗り込みましたが、意外に堅くTiプレームと違う印象が。
体力的に衰えたのと、回すことが出来なくなって来ていた所で、スペシャのラウンジが改装されEnduroを購入したことで、竹谷さんと話す機会があったことが重なり、翌年・・・今年2015年1月末に「Body Geometry FIT with Retül」を受けて見ることに。
このフィッティングで143mmと言われていた骨盤サイズが155mmの方が効率が良いことが判明。
その時に出会ったサドルがPhenomとToupeでした、そのまま少し乗り込んでみてからやはり感覚を維持するためには155mmにした方が賢明と判断。
、2015年2月末:S-Works Toupe 155mmに変更。
これで完璧かと思っていたのですが、Motoさんと会社帰りに寄ったラウンジで漕がせてもらったPowerサドル。
今まで使用していたS-Works Toupeより、先端が30mm前後短いサドル、この違いって・・・と言われると元も子もないのであるが、この違いと座面の広がり方の違いがキモであった。
今までが、鎖骨骨折の関係で肩が楽にあるよう前下がりにセットしていたのですが、完治と共にいろいろセットし直し試行錯誤を繰り返していたのですが、どうしてもしっくり来ず。
Toupeに対して違和感はなく、以前のRominより回せるようにはなって来たのも事実、問題はほぼない筈なのに「ピピッ!」と来てしまいました。
これぞ・・・
昨日購入して装着後、少し乗った感じでは、このサドル水平に近い状態の方が乗り易い感じ?というか楽なんです。
座面の足の付け根位置の部分の抉れ方が絶妙で、ピタッと合った時の快適さは今までのサドルには無かった感覚、気持ち良さでもあるようです。
まだまだチョイ乗り段階ですから、これが全てとは言い難いですが、サドル捜索の迷走パズルに終止符を打てる予感が・・・
もう少し走り込んでみることに!
Specialized Roubaix
実走行距離:6.89km
実走行時間:32分12秒
平均時速:12.8km/h:MAX:33.7km/h
平均ケイデンス:62rpm:MAX:110rpm
平均心拍:95bpm:MAX:117bpm
消費カロリー:258kcal
Roubaix SL4 Odo:3388.67km