テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

テレキャスターでレッチリ風の曲を作ってみた

2020年03月04日 | 楽器
久しぶりの音源なのだ

夕食後にサクサクっと作ってみた

使用ギターはテレキャス


最近は風格が出てきたのだ

ピックアップなど電気系は無改造


意外に良い音なのだ

スクワイヤーは頑張っているのだ



今回の機材はこんな感じ


レッチリの有名曲のリフを一部流用してみた




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ジョン・フルシアンテの魅力は引き算の美学にあり

2020年03月04日 | 楽器
学校の長期休校に大手企業のテレワーク・・

世の中の流れが一気に変わった気がする

大事な事は多々あるが・・

個々人がモチベーションを高め、それを維持する事が重要だと思う

読者の皆さんは学生さんだろうか?

突然降って湧いたこの時間をいかに有効に活用するか?
によって大きな差が生まれる気がするのだ

ギターの練習が滞っていた人は練習再開の良い機会だと思う

ゴロゴロしながら目的もなくスマホを弄って一日を終えるくらいの無駄はない
もちろん、目的ある検索は除外するが・・・

試練は成長のチャンスなのだ

色々な考え方があると思うが・・

少なくとも私はそんな感じで生きてきたのだ

趣味のギターにおいても数々の挫折を味わってきたのだ

伸び悩んでいた時期もあるのだ

誰かの言葉に背中を押されることもある

その言葉に影響を受けることも多々あるのだ


伸びないギター弾きには一つの特徴と傾向がみられる

”他人の言葉に耳を傾けない人・・”

ここで言う言葉には音も含まれる

悪い意味で脳が固着してしまっているのだ

私の周囲にもそんなおじさんがチラホラ・・・

自称ベテランに多くみられる

言葉は悪いが・・

中身がない時間などいくら積み重ねても無駄なのだ

かくいう私もそんな事に気づいたのだ


最新号のギタマガは丸ごと一冊ジョン・フルシアンテなのだ

今回はかなり内容が濃い



ギター弾きとして学ぶべき内容が多いと感じた

レッチリが好きでジョン・フルシアンテのファンの方は取り急ぎ購入
することを強くお勧めしたい

この短期間に6枚のアルバムを聴いた


こんな音楽の聴き方も楽しいと感じた

乾いたスポンジが一気に水分を含むような感じにも似ている

すべての音が耳を通して全身に染み渡るような錯覚を覚えた


レッチリ加入時のジョン・フルシアンテは音作りもヘビーで
音数も多いという印象を受けた

まぁ、加入時が18歳ということを考えれば当然なのだ

私も若い頃には速弾きに憧れ、歪んだ音を良しと考えていた

ここ最近はそんな音に疲れているのだ

「俺も歳をとったのかな?」

と考えることも多々あった

幸いにもギターに対する興味は尽きない

むしろ、年齢を重ねるごとにそんな気持ちが増しているように感じられる

相反するような気持ちが混在していたのだ

何となくモヤモヤしていたのだ

しかしながら、上記のアルバムを一気に聴いたことで気分がスッキリした

ジョン・フルシアンテも年齢と共に音楽へのアプローチが変化している

ジョン・フルシアンテは上手いプレイヤーだが・・
テクニックだけを売りにしているギタリストではない気がする

テクニックというよりはむしろセンスなのだ

今回のギタマガは数小節の譜例が多い

これは非常に楽しめるのだ

バッキングからソロまで代表曲の美味しいフレーズがてんこ盛り
要所の解説も参考になる

ジョン・フルシアンテが書く曲は意外にコード進行がシンプルだという事に気づく

ある曲はAmとFだけで曲の半分を占める
初心者にお馴染みのシンプルなコード

普通にアルペジオなどで弾いても楽しくない
ジョン・フルシアンテが料理するとあら不思議・・・

メチャクチャカッコいいフレーズに昇華する
ブログのタイトルにもあるが・・
引き算の理論なのだ

本人は特に意識はしていないという
天性の芸術家とはそんなのだと思う

天才なのだ

譜例を参考にコピーしているのだ

「あっ このフレーズ聴いたことあるよ」

数小節で聴き手の心を掴むのだ

結局のところ、良い曲や上手いギターはそんなものなのだ

カッティングにしても実はそう多くの音を弾いていない

ジョン・フルシアンテのギターはバンドで活きる音

時にフリーが弾くベースがハイポジを担当し、
ジョンのギターがローポジを弾くようなアプローチもみせる
「この曲はセッションから生まれた曲なんだ」
まさに偶然の産物的な曲も多い

宅録系の人が作る曲がどれでも似たりよったりになる理由がそこにある

ベースを弾けない人が無理くりに弾いたベースは変わり映えしない

これは私にも経験がある

ギターのルート音を追いかけているだけのフレーズに終始する

弾いている自分が飽きてしまうのだ

『ベース脳』が大事なのだ

レッチリの曲にはドラムのチャドも大きく貢献している
シンプルに聴こえるフレーズもフリーのベースラインと化学反応しているのだ

色々と考えながら(分析しながら)聴いてみるのも楽しい


昨日、私が紹介したジョン・フルシアンテのソロ作品をお聴きになっただろうか?

『Curtains』というアコギメインのアルバム
私は毎晩。就寝時に聴いているのだ

元々、アコギが好きという事もあるが・・
かなりツボにハマっているのだ

Rock系ギター弾きとアコギの関わりは微妙
フォークソングが弾きたいわけではない

アコギ系のソロプレイ(独奏)がしたいのでもない

上手い言葉が見つからないが・・・

アコギでRockのグルーブを感じたいのだ

ガンズのスラッシュがレスポールをアコギに置き換えた
プレイもカッコいい
一つのRock系アコギの手本になると思う

一方のジョン・フルシアンテは完全にエレキとアコギを弾き分けている
本人もインタビューで答えているが・・
御大クラプトンの影響が大きいようだ

クラプトンはアコギブームの火付け役なのだ

レスポールとマーシャルの関係を世に広めたのもクラプトン
ジョン・メイヤーもクラプトンに多大な影響を受けた一人なのだ

クラプトンとジョンのその先にある存在はジミヘンなのだ

どんなギタリストを紐解いても結局、ジミヘンに辿り着くのだ

読者の皆さんが好きなギタリストも多かれ少なかれジミヘンに影響を受けている

そんなジミヘンも最初に手にとったギターは安いアコギ
父親の飲み仲間のお古のギターだったようだ
弦は錆び、6弦が無かったそうだ
「6弦が無かったから仕方なく他のポジションで弾いていたんだ」
ギターには無数の同音異弦のポジションが隠れている

これに気づく人と気づかない人

結果的にギター弾きはこの二種類に大別されるのだ

実践できなくても良いのだ

そういう楽器だと意識して弾いているだけでも進歩なのだ

少し脱線したが・・・

ジョン・フルシアンテを学ぶ中で
やはりジョンもそんなポジション使いの達人である事に気づく

和音の分解能力とポジション選びが天才なのだ

私の引き出しにはないアイディアがてんこ盛り

コピーは考えながら行う事で意味を持つ

単に音符を追いかけていてもあまり意味がない事に気づく

時間を見つけて、ジョン・フルシアンテのその他のソロ作品に触れる予定なのだ

ピンクフロイドやクリムゾン的なプログレに傾倒した時期もあるという
ジョン・フルシアンテという天才のプログレ的なアプローチも気になる

余談だが・・
ジョン・フルシアンテは大のワウペダル好きなのだ

ほとんどのリードで踏んでいるようだ

影響されやすい私は頭の中でイメージが爆発しているのだ
レッチリ風の曲を作る際にはガンガンにワウを踏む予定なのだ

この週末辺りに何とか曲を作りたい

時間が足りないのだ

学生さんが羨ましい・・

遣りたいことがてんこ盛り、聴きたい音楽も目白押し・・

ジョン・フルシアンテとレッチリに触れたことで
私にも『化学反応』が起こっているのだ

ちなみに昨日は平日にも関わらず訪問者数が2,058人だった

足繁く通ってくださる読者の皆さんに感謝!!



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