読者の皆さんはギターのレリック加工(エイジド加工)に興味があるだろうか?
正直な話、自分で行うのはかなり難しい
プロが加工したギターを購入するのが間違いない方法だと思う
ギターを買い換える際にそんなギターを候補に入れてみては如何だろうか?
ギターが使い込んだ状態になるには数年から数十年かかる
自分自身が旬を過ぎてしまうのだ
ダメージ加工のデニムや革ジャンが好きという人にはハマる
業者にレリック加工を依頼するのは覚悟が必要
自分の思い描いたイメージに仕上がる保証はない
それ故に完成形?を購入するのが間違いない選択なのだ
”馬子にも衣装・・・”
ハードケースに入れるとどんなギターもカッコ良く映る
フェンダー系の木製ツイードケースもカッコいいが
私はこのゲースが気に入っているのだ
持ち出しの時の安心感が段違い
以前はこのケースに入れてストラトを外に持ち出していた
本題に入ろう・・
レリック加工第一弾は『打痕』
振り返れば可愛いものなのだ
レリック加工第二弾は『塗装剥がし』&『クラック加工』
そして今回の第三弾に至る
今回は全体のバランス修正なのだ
塗装剥がしもデザインだと考えている
中途半端は逆にダサい
塗装を剥がした部分がもう少し黒ずんでいても良いと思う
着色はわざとらしい
プロのギターなどは汗が染みた感じで良い感じに変色している
手本と理想はジョン・フルシアンテの白いストラトなのだ
思案中なのだ
指板も削れた雰囲気が欲しいが・・
私の技術と知識では無理だと思う
ここは自然体で良いと思う
今回、追加で加工した部分がコチラ・・
塗装剥がしが向かって左側に集中していたことに気づいたのだ
右側はピックガードがあるのでおざなりにしていたのだ
とりあえず、ピックガードを外して加工してみた
カッターでクラックを入れ、ヤスリで表面を整える方法はボディと同じ
最初はクラックだけを入れたが・・・
イメージと異なるのだ
ということで最終的に塗装を剥がすに至った
事前に処理した打痕とクラックの溝の深さで生まれる雰囲気なのだ
必然というよりは偶然の産物なのだ
ボディ表面はほぼ完成したと思う
塗装を剥がした部分の色調整には少々の余地あり
ボディ裏はクラック加工とヤスリでの表面ならしまで
派手なバックル傷なども考えているのだ
完璧を目指すならばそこまで行いたい
軽く処理するか?
ゴリゴリに塗装を剥いてしまうか?
ネットなどを参考に考えてみたい
レリック加工を行うならば、中途半端はダメなのだ
金属部分を含むその他の部分もデザインすべき
ピカピカの金属にヤスリをかけるだけでも雰囲気が増す
購入時にはピックアップの交換も考えていたが・・
結果、踏みとどまって良かったと思っているのだ
非常にカッティングに向いている出力特性なのだ
非力でもなくハイパワーでもない
ヴィンテージ系のハイが強いピックアップはむしろ音作りが難しい
それこそがテレキャスの音だ!という根強いファンも多いが・・
廉価のギターに積まれているピックアップは意外にバランスが良い
良くも悪くも万人向けなのだ
エピフォンのギターのピックアップも良い感じのものが多かった
お約束として社外に交換してみたものの言うほど差は感じられなかった
廉価のギターは良く出来ている
廉価のギターは改造の素材としても楽しいと思う
最悪失敗しても惜しくない
むしろ、高級ギターに対して大きなアドバンテージだといえる
ギターを汚すことで湧いてくる愛着とは何だろう?
不思議な感じなのだ😉