テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ヘビーレリックテレキャスターを撮影してみた

2020年03月17日 | 楽器
今回は無加工の画像をご覧いただきたい

自作レリックを考えている方の参考になれば幸いなのだ






クラック部分は触ってみるとツルツルなのだ



ランダムにつけた打痕が良い味を醸し出していると思う



背面もほとんど凸凹を感じないほどに研磨しているのだ





ピカピカなパーツはペグとブリッジ



再利用を考慮しているのだ

今回もサクサクッと音源を作ってみた

使用機材はzoomR-8だけなのだ


可能な方はヘッドフォン環境をお聴きいただきたい😎 


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自分でレリック加工してみるのも楽しいよ

2020年03月17日 | 楽器
毎度お馴染みの集計結果のご報告

訪問者数2,162人(2,917,255人中91位

閲覧回数5,006回

という結果だった

足繁く通ってくださる読者の皆さんに感謝!!


学生さんは臨時休校が続いているようだ

何もしないでダラダラと過ごすことは勿体無い

良い機会なのだ

ギターに興味ある方は是非とも始めてみては如何だろうか?

打ち込める事があるという事は意外に大事なのだ


目的もなく一日中スマホを弄り続ける人生は味気ない・・


ということでヘビーレリック話の続きなのだ

昨日は思い付いたように就寝前に作業したのだ

作業といっても手直し程度だが・・


廉価のテレキャスもここまで変化するのだ

カッコいい! 勿体無いなぁ・・

賛否両論あるといえる

これがレスポールやストラトだったらやらないのだ

その辺りの線引きは辛うじて存在するのだ

振り返れば、なんでここまでレリックを突き詰めたのか?

事の発端はギターの落下なのだ

私の不注意でギターを道路に落としてしまったのだ

家の中での落下ならば結果も違っていたと思う

ギグバッグのファスナーがちゃんと閉まっていなかったようだ

この傷を誤魔化す為に作業が始まったのだ

あえて反対側も故意に傷つけてみたのだ

意外にも周囲の評判が良かったのだ

ギターに傷をつけて褒められるのは初めてだった


最近ではレリック加工やエイジド加工はすっかり定着しているのだ


ギターを削る文化?は古くから存在した

ジェフベックの『テレギブ』はベック自身がヤスリで雑に削った

エルボー部分を大胆に削ってしまったのだ

面白いことにそれをフェンダーがコピーしたのだ

『ジェフベックモデル』ということで数量限定で販売したのだ

新品でも厳密には同じ個体は存在しない

必ず、当たりとハズレがある

ましてやレリックやエイジドは唯一無二なのだ

『汚しの美学』に設計図など存在しない

「その時の感覚で決めているよ」

「頭の中にはイメージはあるけど」

ある有名なビルダーの声なのだ


私のテレキャスに話を戻そう・・

エスカレートする性格の私は際限なく打痕や傷をつけていったのだ

途中までは良い感じだった

周囲の評判も上々だった

ある時点からやり過ぎ感が目立つようになってきたのだ

打痕も増えすぎればわざとらしい

「何か変になっちゃったなぁ・・」

というのがヘビーレリックの始まりなのだ

打痕が目立つ部分を無意識に削っていたのだ

「何かイマイチだなぁ・・」

「何かが足りないなぁ・・」

ということでカッターでクラックを入れたのだ

「参った・・最悪だぁ・・・」

「ゴミになっちゃったよ」

かなりブルーな気持ちになったのだ

完璧主義の私はギターの買い替えやリフィニッシュも考えていた

2万円のギターの再塗装はかなりアホなのだ

買い替えも微妙・・

このギターはかなりの当たりタマなのだ

とにかく音が良い

ちゃんとテレキャスの音が鳴る

ストラトとの差別化ができている点が大事

ブリッジやペグ、ボディの穴開けなど・・

かなりの手間がかかっている

手間と時間は愛着に比例するのだ


私を助け、励ましてくれたのは『検索』

ヘビーレリックやヘビーエイジドで片っ端から汚れたギターを調べた

私の想像を超える破壊?が行われていた

しかも、値段が高い

個人制作家のギターもチラホラ見かけるが・・

やはりメインは本家ギブソンやフェンダーのカスタムショップチーム
によるギターなのだ

レリック(エイジド)職人にもランクがあるようだ

一流のギタリストは職人さんを使命してギターを作ってもらう

一度新品として組み上げることはお約束

以前に雑誌などの特集で読んだことがある

使っている道具は意外にも我々が日常で使っている道具なのだ

カッターやドライバー、ハサミなど・・・

結局のところ、工作はセンスなのだ

小学生の工作をイメージしていただきたい

設計図などない

子供の頭の中にイメージがあるのだ

センスある子共は空間認識の能力に長けている

広義の意味でのバランス感覚なのだ

工作が上手い子供は絵も上手い

これは大人になっても変わらない

音痴の人もリズム感がない人も頑張ればギターが弾けるようになる

練習の賜物なのだ

しかしながら工作に関しては学ぶ場所や方法がない

「僕もレリックしてみようかな・・?」

といっても何処から着手したら良いか分からない

逆に作業の工程や結果がイメージとして湧き出る人はチェレンジすべき

才能を自身で封じ込めるのは勿体無い

興味ある方は色々と検索してみるのも楽しいと思う😊 




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