五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分が自分に縛られる

2014年08月26日 | 第2章 五感と体感
何か事が起こった時、自分に湧きあがってくる解釈が、自分の行動を左右していきます。
感情は、平素の考え方や今日までの経験によって自分の内から湧き上がってくるようです。

感情は無から湧いてくるものではなさそうです。

自分の解釈に固執し過ぎているときは、大抵他者を見ようとしていないようにも思います。

確かに他者は他者、自分は自分なのですが、自分の解釈で自分自身が苦しいと感じているのであれば、少しばかり門戸を開いて他者の解釈を窺ってみるのも一つの方法でありましょう。

他者と関わり、他者の考え方や解釈を聞く場があれば、静かに傾聴しながら改めて自分自身の自問自答をしてみると、案外自分を縛る自分から紐を解く体感が訪れるかもしれません。

不安な感情、怒り、妬み、疎外感、孤独感、僻みに縛られ続けていると、いつしか周囲にいた人が静かに離れてゆきます。

縛られている自分を認めることができると、あら不思議、他者の解釈が見えてきます。

自分の解釈と他者の解釈の差異に気付くだけでも何かから解放されるきっかけになるでしょうし、
他者との比較で湧く感情に捉われることよりも、否定も肯定もせず聴くことのできる訓練が出来てくると、自分の防衛機制にも気付かされる時が訪れるかもしれません。

自分が自分に縛られていることは、自分の解釈に何らかの不安感が湧いてこない限り、なかなか気付けるものではなさそうです。

8月4週から各講座、勉強会が始まりました。ウォーミングアップしながら更に自分自身を聴き、他者を聴く修行を積んでいきたいものです。

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