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五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

紅葉狩り

2014年08月31日 | 第2章 五感と体感
四季を巡り、徐々に移り変わる季節を経験していると、いつしか自分の思考や感情をその移りゆくものに置き換えてみたり、投影してみたりしながら、解釈したりする傾向が育まれていきます。

「もののたとえ」は、感性の洗練があればあるほど、美しく臨場感のある表現へとなってゆくように思います。さすれば、人はそのもののたとえに我が身を重ね、人の心にしみじみとした普遍性が潜んでいることに気付いたりするのです。

いにしえの人々から継がれてきた「もののあはれ」は、瞬間的に閃くものではなく、継がれてきた魂から生み出されるアイデンティティからじわじわと湧いてくるものだと云えるようにも思います。

9月に入ると、今年は紅葉をどこで愉しもうか、、、と、心が弾んできます。
別に遠くの名所というわけではありません。
近所の公園のあの銀杏、、、仕事場に通う途中のあのモミジ、、、我が家の夏椿(沙羅双樹)の葉も色とりどりとなり負けていません。
やがて散る葉の最後の一枚まで見届けたくなり、最寄り駅途中にある公園の桜の木が気になって仕様が無くなることもあります。

10月から始まる某講座は、こんな滑り出しになるかと表現したい言葉を巡らせています。

「もののあはれ」を感じることは、感じなさいと云われて湧き出すものでもなく、自らの人生を投影する何かを「紅葉狩り」に限定してみることで焦点付けができるのではないでしょうか。

当分の間、日本人のアイデンティティについて意識したブログが多くなりそうです。

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