Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年11月16日(日) 小春日和の中、奥多摩・栃寄から御前山へ

2014年11月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
サス山から奥多摩湖を一望する

■今回のコース
奥多摩駅⇒(バス)⇒境橋→栃寄森の家→トチノキ広場→ゴハンギョウの滝→
御前山(1405.5m)→惣岳山(13335m)→サス沢山(940m)→奥多摩湖バス停

奥多摩三山で登り残していた御前山。本来はカタクリの咲く春がベストシーズン
だと思うが、紅葉の季節も捨てがたい良さがあった。

JR奥多摩駅から、臨時増発が連発されている西東京バスに乗り、境橋で下車。
ここで下車したのはMr.Dashともう一人、単独のおじさんだけだった。



9:40、歩行スタート。
境橋からの多摩川の流れと木の葉の色づき。期待感が高まる。



当初、栃寄沢沿いの山道をとる予定だったが、崩壊のため通行止めになっていた。
仕方がないので、けっこうな遠回りだが舗装林道をとる。
これで栃寄大滝も見られないのかな。



途中、栃寄森の家の前を通る。なかなか良さそうなたたずまいである。



さらに林道を詰め、終点の「トチノキ広場」に到着。公衆トイレもあった。

栃寄沢への登山道は、やはり通行止めになっていたので、登山道を使わずに
地形を読んで強引に沢筋に下りてみる。通常の沢登りよりよっぽど安全な感じ。



おかげでゴハンギョウの滝を間近に見ることができた。
ゴハンギョウの滝の左岸ルンゼが崩落したような形跡があり、これが通行止めの
理由なのだろうか。ちょっと分からない。

「トチノキ広場」に戻り、細い林道を登っていく。登山道はあちこちが倒木のため
通行止めとなっていた。



これはイタヤカエデの大木。いい枝ぶりだ。



カツラの大木を過ごし、「カラマツの広場」はの周囲は確かに落葉松に囲まれて
いるが、すでにこの時期、落葉した後だったので、北面の眺めが得られた。



ルートは稜線をたどるようになってきた。かなり登ってきた。足元に
霜柱が現れるようになった。もう寒い季節。



御前山避難小屋には、正午に着いた。ハイカーが何名か、昼食を摂っていた。
小屋の左奥に水場があるので、快適に泊れそう。



ほどなく御前山の山頂に着く。12:25。本来のコースタイムは3時間10分のところ、
林道を迂回し、滝を見に行ったりした割に、2時間45分で到着。まあまあかな。

山頂でもハイカーたちが昼食中。こちらもベンチに腰を下ろし、カップラーメンを
すする。温かい食事が嬉しくなる気温。御前山の頂上自体は、展望が開けている
とは言い難いが、やはり落葉松が落葉しており北面の稜線が見える。



この先は西へ伸びる大ブナ尾根をたどる。登山道の両脇は柵が造られており、
植生が保護されている。このあたり、春はカタクリが美しく咲くようだ。

平凡な惣岳山山頂をそそくさと過ぎ、北西に向きを変える尾根を下る。
時折、激下りの箇所があって気が抜けない。



それでも紅葉、黄葉が美しく、視線がつい上に向いてしまい危なくって仕方ない。





錦秋の中、写真撮影も忙しい。

奥多摩湖が一望できるサス山(メイン写真)を過ぎ、あとはぐんぐん下るのみ。
途中でサルの群れが稜線(登山道)を横切っていくのがみえた。
猿には目を合わすなと言われるが、うかつにも視線が合った。
しかし、即座に猿の方から目線をそらされてしまった。Mr.Dashはそんなに
怪しいのだろうか、それとも猿に近いのだろうか。



間もなく小河内ダムに着くというとき、湖面のきらめきに気づき、一枚パチリ。
水面がさざめき、光の波がキラキラと揺れて、本当に美しかった。



観光客でごった返す、小河内ダムに着いた。
世間の人々は、ダムが小旅行の目的地であるが、こちらはあくまで最寄りのバス停に
着いただけの印象。
すばらしい自然の世界から、一気に俗な空間に戻った気がした。

かなり冷え込んできたので、今日はビールはおあずけ。
40分待って15:00発のバスに乗り、奥多摩駅でようやく熱いコーヒーを飲み人心地。
例によって帰りの電車で爆睡。明日からの"元気"を充電できた。

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