![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/fb/ccba572f763298bd66ac227eacd1c3e0.jpg)
■メイン写真
まるで車が走れそうな幅。赤い岩のナメ床が印象的な柏尾谷
■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→二股→4m滝→5m滝→尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→
5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→尾根道出合(ゴルフジョウ104電柱)→尾根道分岐→
天津彦根神社
この日もプライベートで沢歩きを楽しんだ。丹生山系の柏尾谷だ。かねてより沢登り未満の
癒し沢として目をつけていたところ。流れのすぐ脇には遊歩道、登山道が並走する。
上流の方では登山道が一部崩壊していたり、流れと登山道が一体になる場所では却って
登山靴の方が滑りやすくて危ない。そういうところを沢靴で遠慮なくジャブジャブ行く、
暑い夏向けのルートだ。
ヒルがいないのと、箕谷駅から公共交通機関が使える手軽さがいい。
かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があり、周辺を立入禁止とする
看板もあったが、今は撤去されている。キャンプ場の施設の名残もわずかしかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1f/9db86327051a26fa7ede19494d0ac767.jpg)
登山口である天津彦根神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/74/9978129223a792777d4d523f716081df.jpg)
まず行場に下りてみた。ここから入渓してもいいのだが、横に登山道がなく、深い釜を持つ滝が
続くので「沢登り」の領域になる。それはまた別の機会に譲る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/55/ef565b4522956edc2b56cdc8df40fb79.jpg)
遊歩道をキャンプ場跡へと向かう。前日までの雨で遊歩道はまだ湿っており、サワガニの
姿も見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f5/829be195560c3127803c8827ac66b678.jpg)
遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。この先で入渓した。
かつてはボーイスカウトも沢歩きをしている、お手ごろの流れだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/26/0df63b77e2ce54c6c9cb263df30769ac.jpg)
遊歩道が2回目に本流を横切るところ。この先が、美しい赤ナメ帯となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ea/c1d881d299da90fb68b3697168e3e167.jpg)
長いナメが終わり、沢の二股を過ぎると、流れに少し変化が現れる。
まずは4mほどの小滝。遊歩道は右だが、ここは左を高巻いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5a/4acb85fec076db0344bbcd9b0e8ca09c.jpg)
すぐ先に5mほどの滝。ここは右の遊歩道に出て巻いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2e/9add8ce5c6c4dbc3b8491336bd75aa54.jpg)
ふたたびナメ。気持ちいい。
次の二股の間の尾根には、今回、下山道として使った尾根道が分かれる。
ここは本流をさらに進む。遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/05/cff0f089dbd407aef5654a5921ba607f.jpg)
左に炭焼き窯の跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/18/f38b767af6a0f620ddcc00a0358e3e11.jpg)
釜が深い小滝が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8a/ab85688649ec64f9f820f36b381b3bbc.jpg)
流れのわりに深い釜が多いのがこの沢の特徴。かといって泳ぎが必要なほどではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/0f/0853c7eb4c524117329d92036514c1af.jpg)
釜をへつって、あとは斜瀑をたやすく登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c8/7e09070d1e15d7585bb493deef98248e.jpg)
7m斜瀑も階段状なので簡単。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/29/cb441b3d8116e990f50c4d20e3e83988.jpg)
右の枝谷に15mほどの滝が見えた。この沢で最大の落差ではなかろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e0/f59120fa221cae302867fd6de9f5e80d.jpg)
この先は水量も減り、凡流になって、もう面白みはないのかなと思ったら、再び
いい感じの斜瀑が続くようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5d/0fa1b82af07e91022b6f72ae54e183b7.jpg)
最後は舗装流れに倒木が邪魔するようになるので、遡行終了。右の登山道に逃げる。
ものの数分で柏尾谷池に出た。
この沢の水源である。上流に池がある沢は水質がイマイチなのが多いが、ここは
綺麗なほうだ。
ちなみに柏尾谷池には「牛柱」の伝説が残る。
舗装道に出て、兵庫カンツリー倶楽部の脇を通って、柏尾谷に戻る尾根道をさがす。
かつては取付き点は明瞭だったが、最近、アカマツが荒っぽく伐採されて、登山道への
入口がふさがれてしまった。電柱「ゴルフジョウ104電柱」のところから、テープを
見つけて、放置されたアカマツを乗り越えて登山道に入る。登山道は歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5a/6cc5be62404b0b8115dbe3cba129ea92.jpg)
途中、東ノ峰(城山)が見える。なかなかの岩稜だ。
このピークには、室町時代序盤の金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/60/a681821107c6ea2a63ce57f222c82c0f.jpg)
ぐんぐん下って、柏尾谷の二股に戻る。あとは遊歩道をラクラク戻るのみ。
下山後、「六甲の恵み からとの湯(鹿之子温泉)」に寄った。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
温泉から出たら、ゴーッという音が。何だろうと思ったら急に強烈な土砂降りだった。
ゲリラ豪雨、恐るべし。
まるで車が走れそうな幅。赤い岩のナメ床が印象的な柏尾谷
■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→二股→4m滝→5m滝→尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→
5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→尾根道出合(ゴルフジョウ104電柱)→尾根道分岐→
天津彦根神社
この日もプライベートで沢歩きを楽しんだ。丹生山系の柏尾谷だ。かねてより沢登り未満の
癒し沢として目をつけていたところ。流れのすぐ脇には遊歩道、登山道が並走する。
上流の方では登山道が一部崩壊していたり、流れと登山道が一体になる場所では却って
登山靴の方が滑りやすくて危ない。そういうところを沢靴で遠慮なくジャブジャブ行く、
暑い夏向けのルートだ。
ヒルがいないのと、箕谷駅から公共交通機関が使える手軽さがいい。
かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があり、周辺を立入禁止とする
看板もあったが、今は撤去されている。キャンプ場の施設の名残もわずかしかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1f/9db86327051a26fa7ede19494d0ac767.jpg)
登山口である天津彦根神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/74/9978129223a792777d4d523f716081df.jpg)
まず行場に下りてみた。ここから入渓してもいいのだが、横に登山道がなく、深い釜を持つ滝が
続くので「沢登り」の領域になる。それはまた別の機会に譲る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/55/ef565b4522956edc2b56cdc8df40fb79.jpg)
遊歩道をキャンプ場跡へと向かう。前日までの雨で遊歩道はまだ湿っており、サワガニの
姿も見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f5/829be195560c3127803c8827ac66b678.jpg)
遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。この先で入渓した。
かつてはボーイスカウトも沢歩きをしている、お手ごろの流れだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/26/0df63b77e2ce54c6c9cb263df30769ac.jpg)
遊歩道が2回目に本流を横切るところ。この先が、美しい赤ナメ帯となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ea/c1d881d299da90fb68b3697168e3e167.jpg)
長いナメが終わり、沢の二股を過ぎると、流れに少し変化が現れる。
まずは4mほどの小滝。遊歩道は右だが、ここは左を高巻いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5a/4acb85fec076db0344bbcd9b0e8ca09c.jpg)
すぐ先に5mほどの滝。ここは右の遊歩道に出て巻いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2e/9add8ce5c6c4dbc3b8491336bd75aa54.jpg)
ふたたびナメ。気持ちいい。
次の二股の間の尾根には、今回、下山道として使った尾根道が分かれる。
ここは本流をさらに進む。遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/05/cff0f089dbd407aef5654a5921ba607f.jpg)
左に炭焼き窯の跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/18/f38b767af6a0f620ddcc00a0358e3e11.jpg)
釜が深い小滝が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8a/ab85688649ec64f9f820f36b381b3bbc.jpg)
流れのわりに深い釜が多いのがこの沢の特徴。かといって泳ぎが必要なほどではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/0f/0853c7eb4c524117329d92036514c1af.jpg)
釜をへつって、あとは斜瀑をたやすく登る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c8/7e09070d1e15d7585bb493deef98248e.jpg)
7m斜瀑も階段状なので簡単。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/29/cb441b3d8116e990f50c4d20e3e83988.jpg)
右の枝谷に15mほどの滝が見えた。この沢で最大の落差ではなかろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e0/f59120fa221cae302867fd6de9f5e80d.jpg)
この先は水量も減り、凡流になって、もう面白みはないのかなと思ったら、再び
いい感じの斜瀑が続くようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5d/0fa1b82af07e91022b6f72ae54e183b7.jpg)
最後は舗装流れに倒木が邪魔するようになるので、遡行終了。右の登山道に逃げる。
ものの数分で柏尾谷池に出た。
この沢の水源である。上流に池がある沢は水質がイマイチなのが多いが、ここは
綺麗なほうだ。
ちなみに柏尾谷池には「牛柱」の伝説が残る。
舗装道に出て、兵庫カンツリー倶楽部の脇を通って、柏尾谷に戻る尾根道をさがす。
かつては取付き点は明瞭だったが、最近、アカマツが荒っぽく伐採されて、登山道への
入口がふさがれてしまった。電柱「ゴルフジョウ104電柱」のところから、テープを
見つけて、放置されたアカマツを乗り越えて登山道に入る。登山道は歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5a/6cc5be62404b0b8115dbe3cba129ea92.jpg)
途中、東ノ峰(城山)が見える。なかなかの岩稜だ。
このピークには、室町時代序盤の金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/60/a681821107c6ea2a63ce57f222c82c0f.jpg)
ぐんぐん下って、柏尾谷の二股に戻る。あとは遊歩道をラクラク戻るのみ。
下山後、「六甲の恵み からとの湯(鹿之子温泉)」に寄った。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
温泉から出たら、ゴーッという音が。何だろうと思ったら急に強烈な土砂降りだった。
ゲリラ豪雨、恐るべし。