Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年2月17日(土) [姫路]的形アルプス~小赤壁を再訪!

2024年02月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
小赤壁の大岩から海を眺める


■今回のコース
的形駅→坂の山東登山口→大鳥分岐→坂の山→大日山→青の山→丸山→青の山南登山口→
高坪山→福圓寺の石仏群→福泊神社→小赤壁公園(木庭山、木庭神社)→燈籠地山→
福泊神社→的形駅


下見時の詳細な記録は、こちらに掲載。

姫路市の東の「ご当地ミニアルプス」、「的形アルプス」へ、のんびりハイクに
出かけた。下山後に、明石の「魚の棚」で明石焼を食べようという趣向だ。



坂の山東登山口から入山。地元の方々が登山道の整備を行っていて、樹木名の
プレートがかけられていて助かる。



そういえばスイセンの季節だった。



めずらしい四方竹の群落を通る。
稈(かん)の断面が四角形で、触るとチクチクするイボ状の突起がある。
さらに、普通の竹は春にタケノコが生えるが、この種は秋から冬にかけて出てくるという。



坂の山頂上の手前で、姫路城が頭の先がわずかに見える。



登山口から30分ほどで、この日の最高峰、坂の山(110.7m)に到着。
低くても、すばらしい展望が楽しめる。



明石海峡大橋もシッカリ見える。



次のピークは大日山。休憩舎がある。ここも眺めがいいピークだ。



なぜか土管が口を開ける登山道。
雑木林にはコナラやカクレミノなどが多い。



ウスタビガの繭をみつけた。
あまりに美しい黄緑色だ。成虫の姿だが、検索してみるとやっぱりただの"蛾"だった。



3つ目のピーク、青の山からは、お隣の御旅山が見える。



メインの登山道をちょっとだけ外れ、丸山へ。
展望はないものの、広々とした山頂部にコナラの落ち葉が積もり、休憩にいい。



元の登山道に戻り、国道250号線を渡る。スピードを出して多くのクルマが通るので
ここがこの日、最も気を遣う場所だ。



高坪山へは、短い急登と20mほどの一枚岩(スラブ)をこなす。
山頂からは、姫路城の姿がさっきよりも大きく見えた。



高坪山の三角点、横にベンチもあり、ちょうどお昼時だったので、ここでランチ。



まるで"ミニ嵯峨野"の美しい竹林を抜けていく。



福圓寺の三十三体仏群のちょうど真ん中あたりに下りてくる。
右回りで、石仏を見ながら下山した。



福泊神社は、姫路市の重要文化財。
昔はこの神社のすぐ前が海岸線だったらしい。



袖もぎ地蔵。別名、延命地蔵。1364年の造立。
この地蔵の前でつまずいて転んだ者は、着物の片袖をちぎって供えなければ凶事が
起きると伝わる。



舗装道の坂を上がり、小赤壁公園へ。
りっぱな展望台に上ると、すぐそこに瀬戸内海が迫る。
ラジコン飛行機の愛好者が集まって、飛行機を優雅に飛ばしておられた。
また、遠くにはハンググライダーの姿があり、海にはヨットが悠然と浮かぶ。
人生の余裕を感じさせる趣味が集まっていて、こちらも心がゆったりした。



公園の西端には、木庭神社がある。木庭山のピークでもある。
もとは「木場」。読みも「きば」だったのが、「木庭」の漢字が宛がわれ、
「きば」→「きにわ」となったのだろう。



小赤壁の海外沿いの遊歩道は、落石・崩壊の危険性があるため通行止めとなって久しい。
しかし、このエリアはロッククライミング愛好者にとっては格好のゲレンデだ。



遊歩道は使わず、尾根上の登山道から下りて、クライミングを愉しむ人も多い。
我々も、「モアイ岩」の上部に寄り道してみた。



最後のピークは、燈籠地山。展望はないが、広場のようになっている。
ここからは、あっという間に、先ほど通った福泊神社の前に下りられる。



的形駅からは、山陽電車で明石に出て、JRに乗り換える前に「魚の棚」に
寄って明石焼に舌鼓。特産の魚を買って帰るお客さんも。
アフター・ハイキングにも、楽しさはいっぱいだ。

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