Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年2月14日(水) [台高]高見山は、まるで4月の暖かさ。霧氷どころか「無氷」!

2024年02月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
♪レイホ~!! 春のような陽気の高見山山頂

■今回のコース
高見登山口→小峠→大峠→高見山→笛吹岩→国見岩→平野分岐→高見杉→たかすみ温泉


M社の登山ツアーで、高見山をガイドしてきた。
山岳誌「岳人」に載ったガイド記事を、執筆者本人がガイドする企画である。

昨日に引き続き、4月並みの高温が予想されているこの日。
霧氷は望むべくもなく、積雪すら期待薄の状況だが、天気がいいのが救い。
よし、それなら、取材のこぼれ話も含めたトーク中心の山行にしよう、
と切り替えた。



高見登山口は、民家のすぐ横。関西百名山にも選ばれているメジャーな山の
登山口らしくないと、お客さんもビックリ。



山道(旧伊勢南街道)に入ってすぐのところに鎮座する山ノ神。
刃物の精巧な模型が祀られているのがユニーク。



石畳が残る、歩きやすい道。雪はカケラもない。



小峠に到着。ここから鳥居をくぐって急坂を行く人が大半だろうが、
我々は旧伊勢南街道をたどって大峠へ向かう。



崩壊地跡から台高山脈の峰々の展望を楽しむと、ほどなく大峠に到着する。
三峰山も雪がほとんどないように見える。ここでトイレ休憩をとった。



大峠の八百万神。今日の安全登山を祈る。



大峠からは、この日いちばんの急登だ。全員、汗をぬぐいながら登る。
人工林が終わり、落葉広葉樹の自然林の明るい雰囲気になる。



ほとんど雪を見ないままに、山頂に到着。
もとより眺めは最高なので、それはそれで楽しくなる。

避難小屋で昼食タイム。
避難小屋の北側の内壁が新しく補修されていたが、その分、ベンチの幅が半減して
座りにくくなった。



稜線を西へたどる。登山道はジュルジュルのシャーベット状態になっている。
はじめのうちはノーアイゼンでゆっくり移動したが、途中で降参。短い距離だが
アイゼンを装着してもらった。



北側斜面は、ちょっとだけ雪山の雰囲気。積雪は深いところでも5cmくらいか。



洗濯物がいっぱい干せそうな枝ぶりのブナ。



その昔「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と唱えると、揺るぎだしたという揺岩。
♪今は、もう、揺るがない、その巨岩。



神武天皇が、遥か大和盆地を望んだと伝わる国見岩。



平野分岐から、たかすみ温泉への道をとると、最近、伐採が行われたようで
真新しい作業林道ができていた。数分のところで、ドロドロの林道を横断する。
谷筋に下りても、すぐ横を作業林道が並走するところもあった。
薄暗かった植林地は、少し光が当たるようになっている。



樹齢700年の高見杉。生命力に圧倒される。

たかすみ温泉に下山。
「冷えた身体を温める」はずだったが、「汗を流してサッパリする」ことになった。

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