
■メイン写真
鶴見岳の山頂直下には、ミヤマキリシマを満喫できる周回路がある
■今回のコース
御嶽権現社駐車場→火男火売神社本殿(御嶽権現社中宮)→南登山道分岐→鶴見岳→
馬の背→西の窪→南平台→踊石→南登山道分岐→御嶽権現社駐車場
今回の九州の山シリーズの後半は、別府市にそびえる鶴見岳。
こちらも由布岳同様、この時期はミヤマキリシマが咲き乱れる。
ロープウェイで簡単に登れる観光地でもあるが、我々は麓の火男火売神社からアプローチした。

火男火売神社の石段下。二本の巨杉の間から登り始める。

神社の境内には、4面に石仏が刻まれたユニークなデザインの宝塔がある。
1322年の作で、弥陀、釈迦、薬師、観音の、まさに仏教オールスターメンバーが4面に彫られる。

その名も「一気登山道」を行く。要所にこ標識があるので、残りの距離・時間がよくわかる。

昨日の由布岳に続き、キンラン発見。

南登山道分岐を過ぎると、傾斜が強まり、短い鎖場も現れる。

ミヤマキリシマ群落を通る。

その合間から、ちょうど城島高原が見えた。

サンコタケ。まだ数回しか見たことがない珍しいキノコ。

鎖場はいずれも短い距離で、難易度もそれほど高くない。

山頂直下のミヤマキリシマ群落は、由布岳ほど害虫の被害がひどくない。
ひょっとしたら、ロープウェイ関係者が手入れしてくださっているのかもしれない、
と思いながら鑑賞する。

群落は、ぐるっと一回りできる。

山頂。三角点は土台ごと引っこ抜かれたような感じで斜めに倒れていた。
横に火男火売神社の上宮がある。

急斜面を下り、きれいな尾根道に出ると、ミヤマキリシマのトンネルを通りぬける。
馬の背から向こうは崩落のため立入禁止だが、複数の歩行者の姿が見られた。

我々は、馬の背で左折し、灰色の石がゴロゴロ浮いている道をジグザグに下る。
このあたりは、ツクシヤブウツギの群落に変わる。

邪魔な石ころが消え、広く平らな地形が現れる。西の窪だ。
由布岳東登山口へ続く登山道との分岐でもある。
キビタキなどのさえずりが聞こえる、のどかな場所で昼食を摂った。
「観世音~」と彫られた、先っちょが壊れた石碑と石積みがみられた。

南登山道で谷筋を下れば、まっすぐ下山できるのだが、せっかくの九州遠征なので
南平台(1216m)のピークにも寄ってみた。登り返しといっても、たいしたことはない。
ここにもミヤマキリシマ群落があり、目を楽しませてくれた。
霧が出てきたので、眺めはゼロ。これは残念だった。

南登山道に合流すると、踊石と呼ばれる、注連縄が巻かれた巨岩が待ち受ける。
この巨岩、何か異変があると、踊るように跳ねるという。
宝暦時代に別府で山崩れがあった時や、日清戦争が起こった時にも動いたとされる。

朝、通った南登山道分岐に戻ってきた。
一度倒れて、そこからまた成長した樹に、ベンチ代わりに腰かけて休憩。
神社脇からは、簡易舗装の近道を使い、駐車場に戻った。

下山後、別府市内の鉄輪温泉内にある「ひょうたん温泉」で汗を流す。
打たせ湯が気持ちよかったな。
風呂上がりに、温泉水を使ったプリンをいただく。他のメンバーは、温泉たまごや
かぼすサイダーなど、やはり珍しいものを試して上機嫌。
別府港の「別府交通センター」でお土産を購入。「さんふらわあ」に乗り込み、
今回の九州遠征が終わった。
鶴見岳の山頂直下には、ミヤマキリシマを満喫できる周回路がある
■今回のコース
御嶽権現社駐車場→火男火売神社本殿(御嶽権現社中宮)→南登山道分岐→鶴見岳→
馬の背→西の窪→南平台→踊石→南登山道分岐→御嶽権現社駐車場
今回の九州の山シリーズの後半は、別府市にそびえる鶴見岳。
こちらも由布岳同様、この時期はミヤマキリシマが咲き乱れる。
ロープウェイで簡単に登れる観光地でもあるが、我々は麓の火男火売神社からアプローチした。

火男火売神社の石段下。二本の巨杉の間から登り始める。

神社の境内には、4面に石仏が刻まれたユニークなデザインの宝塔がある。
1322年の作で、弥陀、釈迦、薬師、観音の、まさに仏教オールスターメンバーが4面に彫られる。

その名も「一気登山道」を行く。要所にこ標識があるので、残りの距離・時間がよくわかる。

昨日の由布岳に続き、キンラン発見。

南登山道分岐を過ぎると、傾斜が強まり、短い鎖場も現れる。

ミヤマキリシマ群落を通る。

その合間から、ちょうど城島高原が見えた。

サンコタケ。まだ数回しか見たことがない珍しいキノコ。

鎖場はいずれも短い距離で、難易度もそれほど高くない。

山頂直下のミヤマキリシマ群落は、由布岳ほど害虫の被害がひどくない。
ひょっとしたら、ロープウェイ関係者が手入れしてくださっているのかもしれない、
と思いながら鑑賞する。

群落は、ぐるっと一回りできる。

山頂。三角点は土台ごと引っこ抜かれたような感じで斜めに倒れていた。
横に火男火売神社の上宮がある。

急斜面を下り、きれいな尾根道に出ると、ミヤマキリシマのトンネルを通りぬける。
馬の背から向こうは崩落のため立入禁止だが、複数の歩行者の姿が見られた。

我々は、馬の背で左折し、灰色の石がゴロゴロ浮いている道をジグザグに下る。
このあたりは、ツクシヤブウツギの群落に変わる。

邪魔な石ころが消え、広く平らな地形が現れる。西の窪だ。
由布岳東登山口へ続く登山道との分岐でもある。
キビタキなどのさえずりが聞こえる、のどかな場所で昼食を摂った。
「観世音~」と彫られた、先っちょが壊れた石碑と石積みがみられた。

南登山道で谷筋を下れば、まっすぐ下山できるのだが、せっかくの九州遠征なので
南平台(1216m)のピークにも寄ってみた。登り返しといっても、たいしたことはない。
ここにもミヤマキリシマ群落があり、目を楽しませてくれた。
霧が出てきたので、眺めはゼロ。これは残念だった。

南登山道に合流すると、踊石と呼ばれる、注連縄が巻かれた巨岩が待ち受ける。
この巨岩、何か異変があると、踊るように跳ねるという。
宝暦時代に別府で山崩れがあった時や、日清戦争が起こった時にも動いたとされる。

朝、通った南登山道分岐に戻ってきた。
一度倒れて、そこからまた成長した樹に、ベンチ代わりに腰かけて休憩。
神社脇からは、簡易舗装の近道を使い、駐車場に戻った。

下山後、別府市内の鉄輪温泉内にある「ひょうたん温泉」で汗を流す。
打たせ湯が気持ちよかったな。
風呂上がりに、温泉水を使ったプリンをいただく。他のメンバーは、温泉たまごや
かぼすサイダーなど、やはり珍しいものを試して上機嫌。
別府港の「別府交通センター」でお土産を購入。「さんふらわあ」に乗り込み、
今回の九州遠征が終わった。