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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年2月10日(土)~12日(月)、乗鞍高原にXCスキー

2007年02月17日 | 山登りの記録
今年2度目のクロカンスキー。冬合宿と銘打って、今回は山岳部の
メンバーが初めてクロカンに果敢に挑戦する。
Mr.Dashとともちゃんが”基本指導”をするという、
トンデモない事態である。

午後2時ごろ、乗鞍高原に着く。いがやスキー場では、
クロカンスキーの装備一式を貸してくれる。慣れないヒールフリーの
細い板を履き、練習だ。初めは歩き、転び、起き上がり、方向転換する
練習からだ。何年か前に、講習を受けた通りの基本練習を反復する。
それでも後半は、周辺の平原をゆっくり歩けるようになった。

夕方、ペンションへ。ペンションといっても、どちらかというと民宿の
ようで、若いアツアツカップルなどがいないので気楽にくつろげるのがいい。
我が家なら3食分はあろうかという豪勢なおかずが出て満腹満腹。
かけ流し温泉の”湯けむり館”で旅情に浸り、楽しい宴会に移る。
まあ、一応冬合宿なので、そのうち補助ザイルを出してロープワークの
楽しい練習なども交えた。

さて日曜日、朝から雪がちらつく。国設リフトで、三本松まで一気に
上がる。ここから、なだらかな車道を下りていくのだ。ここは無雪期は
バス道になるが、今はガードレールも雪の下だ。

慣れないメンバーの中でも、宇宙人I村さんと、元気者ふみちゃんが
苦戦している。I村さんはゲレンデスキーは遠い昔に”3級”をとったとは
思えない。腰が引けて、ちょっとすると尻餅をついている。
ふみちゃんは、果敢に体重を前にかけるのはいいが、顔面からモロに
地面に突っ込んでいる。粉雪だからいいが、ザラメ雪が凍結していたら
血まみれ必須だ。



普通のゲレンデスキーの心得がある、ゴッドマザーO坂さんと
Hがしさんは、早くも余裕の構えだ。本来クロカンスキーは、普通の
林道などでは、難しいものではないのだ。Hがしさんは、もう、
テレマークの姿勢を練習しはじめている。

国民休暇村で昼食。そして、ここから待望の林間コースに入る。

いきなりの中級コース。万一、急斜面を転落しても、補助ザイルも用意
している(とはいえ不安)。林間コースは、わずかな下り坂でも、
道幅が狭いので板の逃げ場がない。減速はテレマーク姿勢を深くとって
ヒザで沈み込むしかない。

細い稜線になり、しかも下り坂。皆、こけまくり。Mr.Dashは
幸運にも最小限の転倒回数で済んだが、ここはこけずに行ける人は
いないだろう。最後は板を脱いで稜線をはずれ、右へ下る。
すぐ平原になり、板を履きなおす。このあたり、疎林で、ほどほどの
傾斜もあって楽しいところだ。自由気ままに、ハイキングのトレースを
はずれ、そこらへんを歩き回る。ちょうど青空がのぞき、気持ちがいい。

O坂さんは森の小リスのように、ちょこちょこと遊んでいる。
Hがしさんは華麗にテレマークポーズを決めている。

一の瀬園地にたどり着く。

何組か、他のクロカンパーティがいた。
サイクリングロードの長い下り坂は、気分爽快そのもの!
ボーゲンも初体験の元気者ふみちゃん、200mもの下りを無転倒で
下り終え、満面の笑顔。
いがやスキー場に着いた頃には、足腰ガクガクのメンバーもいた。

月曜は帰るだけ。飛騨の大鍾乳洞を観光。ド迫力に圧倒される。

「ここはチムニーで登れそう」とか、目線がケービングになってしまった。
そうそう、最近はここまで沢登りや、クライミングも熱心にやったのだから、
ケービングも、やってもいいね。

充実した3連休でした。

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