Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2015年10月19日(月)[大阪の山レビュー]交野三山をひとめぐり

2015年11月02日 | 山登りの記録
■メイン写真
交野山の観音岩からの大パノラマ


■今回のコース
津田駅→機物神社→源氏ノ滝→いきものふれあいセンター→交野山→
交野山登山口→旗振山→アカガシ古木の分岐→(かいがけの道)→竜王山→
(かいがけの道)→河内磐船駅


交野山山頂の観音岩からの大展望が好きで、たまに来たくなる。
この日は機物神社からのアプローチで、交野三山を巡ってみた。

交野三山とは、341m(交野山)、345m(旗振山)、321m(竜王山)をさす。
メジャーなのは交野山だけだが、旗振山は三山で一番の高峰であるし、
竜王山は雨乞いの山の名残が色濃く残る山だ。



機物神社には七夕伝説がある。
ただ個人的にはそれよりも、冬至の日に境内から交野山に重ね合わせた
日の出が見られることが興味深い。
白状すると、この現象は、まだ肉眼で確認できていない。
なんでって? 寒いし眠いやん。

第二京阪高速の下をくぐり直進する。



本宮寺、奥津宮神社を川の対岸に見て、唐突に暗い谷筋に入る。



この神聖な感じがいい。



そして、源氏ノ滝。
周囲の岩が崩壊しかかっていたので、コンクリートで補強されたが
全体のイメージは損なわれなかった。



こもれびの道を登っていく。車道の橋の手前に「交野山」の標識がある。
確かにこれが近道なのだが、今日は直進し、橋の下をくぐり、サクラの
並木を抜けて白旗池の堤防にダイレクトに突き上げた。



いきものふれあいセンターでトイレを借りるつもりだったが、
立ち寄ってショック。今日は休館日で、トイレにも鍵がかかっている。

車道を横断するところにトイレがあるので、そのまま交野山に向かう。
おにやんまの小路に入り、交野山へ。



山頂で待ってくれていたのは、コイツ!!
レンズを向けたら、ギロッと睨んできた。

枚方大和郡山線に出て南へ100m、交野市野外活動センターに続く林道に入る。

しばらくして右に「火の用心」の赤い看板が見えたら右に入る。
これが旗振山への道だ。



ちょっと登ると送電線の鉄塔に当たる。裏の笹薮を漕いだら、
雑木に囲まれ、笹に埋もれそうな旗振山の三角点が見つかる。
交野市の最高点は、なんとも不遇な感じ。
「旗振山」と書かれた小さな私製の標識のみ。



元の道に戻り、傍示方面へ。
古いアカガシの枝が見事にかぶさった辻を右折。舗装道を下る。



かいがけの道への標識に従い、あぜ道のようなところを歩く。



やがて雑木林の中に石鳥居をみる。これを通り、明瞭な道を詰め上がると
交野三山の3つ目、竜王山に着く。



磐座の上に小さな祠がある。
こういう里山、結構好きだ。
茨木の竜王山の岩屋や、能勢の滝王山の山頂なんかも、
どこか共通する「竜王」のイメージ。

山頂の手前にも立派な磐座があった。竜王山は山名表示板もなく
一般登山者に忘れ去られた感じがする。もったいないな。



かいがけ地蔵。
かつてはお堂でも建っていたのだろう。もはやどう見ても遺跡化している。

住吉神社の裏に出る。
かつて京の貴族が伊勢詣での際に用いたという、かいがけの道の入口だ。
漢字で書くと「峡崖道」。えらい険しそうに感じるが…
ちみみに「かいがけの錦秋」は交野八景に選定されている。
そういえば下山途中、サクラの紅葉が綺麗なところがあったな。



大門酒造さんの前を通る。
コアコンピタンスは「技」「人」「米」「水」か。さすが。

河内磐船駅に着いたら突然、空腹感に襲われた。
駅前のコンビニで唐揚げと缶コーヒーを買って危機を脱した。

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