
11月。ちょうど、沢登りも雪遊びもできない季節。
しかし、クライミング練習には最適だ。
久しぶりに、六甲・蓬莱峡に出かけた。
今日のメンバーは6人。一応、経験者ばかりの面々となった。
吹田インターからずっと渋滞に巻き込まれたので、
現地についたのは9時半になっていた。既に先客がいっぱいだ。
空いている岩に取り付く。

まずT橋クンとMr.Dashが軽くリードして2本のザイルを設置。
午前中は、皆でこれらのルートで遊び、身体を慣らした。

昼食後、ノブリンがアイゼン&ピッケル歩行の練習をしたいというので、
裏手を一周する練習コースを案内した。
ノブリンは慣れないアイゼンのフラットフッティングに汗だくだ。
その間、残りのメンバーは、難易度の高い凹角ルートに挑んでいた。
T橋クンが果敢にリードするが、あと5mほどのところでルートを
右に誤り、とうとうパンプして断念。
F山さんがあっけなく残りをリード。
前回、F山さんは初リードをこのフェースで飾っている。
二度目となると余裕たっぷりだ。
Mr.Dashが続き、中間支点を回収しながら登る。
前回は体が重く、F山さんにテンションを求めてしまったが、今回は、
「うりゃーー」と叫びながらではあるが、問題なく登れた。

このあと、K本さん(写真)、ともちゃん、ノブリンと続き、6人全員が
凹角ルートを制した。
K本さんは、クライミングを始めた頃は、ここ蓬莱峡でベテランに
アンザイレンされて巻き道を下りたものであるが、今日は
大屏風左ルートのリードを見事に決めた。
インドアで鍛えたK本さんの登る姿は、なんとも美しいのである。
帰りは宝塚のロイヤルホストで夕食。
JAFの会員証で1割引になるとは知らなかった。