Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年11月24日(日) スリリングな「関西の岩の殿堂」、雪彦山へ!

2019年11月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
行者堂跡手前の露岩から、めざす大天井岳が見える。


■今回のコース
雪彦山登山口→不動岩→行者堂跡→出雲岩→セリ岩→馬の背→大天井岳→天狗岩→
地蔵岳分岐→虹ヶ滝→大曲→出合→雪彦山登山口


ちょうど山岳誌「岳人」12月号に載っている、「関西の岩の殿堂」、雪彦山。
修験の歴史や、関西ロッククライミング史を知らずとも、岩場歩きの純粋な楽しさを
与えてくれる山だ。この季節は谷筋に多いヤマビルも消え、快適な山歩きができる。



雪彦山登山口をスタート。いきなり、手すりが埋まるほどのおびただしい岩が
登山道を覆っているが、通行に支障はない。去年の台風の猛威を垣間見る。



序盤から急登が連続する。
不動岩、好展望の露岩、行者堂跡へと順調にこなす。



幹に大きくペンキで「ガンバレ」。確かに励まされるが、これ、なんだか樹が
かわいそう。いいのかなと、ちょっとビミョーな気分になる。



出雲岩の手前には岩場の下降箇所がある。ちょうど練習にいい。



息を呑むオーバーハングの出雲岩。いずもながら、すごい。
クライマーが打ち込んだボルトがいっぱいだ。
我々も、ここでヘルメット、ハーネスを装着。この装備を大げさだという他の登山者も
いらっしゃったが、岩場初心者を含むパーティを安全にご案内する場合には
必須だと考えている。



出雲岩の下を通り過ぎ、左側から回り込む。まずはこの狭い鎖場をすり抜ける。
うー、ザックが擦れるー!!



覗岩に出る。出雲岩の上にあたるところ。その名の通りの絶景。
爽快感に思わずお嬢ちゃん、バンザーイ!



覗岩から、錦秋の山肌を見下ろす。なんて美しいのだろう。



セリ岩をくぐる。またまた狭いっ。。。



等高線がかなり詰まったゾーンに突入だ。



ツツジの紅葉の下を登る。



馬の背の難所を慎重に突破。



山頂直下の険しい岩場。お腹、減ったなぁ。



そして、ついに喜びの大天井岳のピークへ。
北風を避けて昼食タイム。
山頂は別パーティの人々でいっぱい。ビールを飲む人、鍋を囲む人…



山頂のすぐ東側へ回り込むと、地蔵岳と紅葉の斜面。
地蔵岳にはクライマーの姿があった。



天狗岩の横を通る。この先で裏下山道に入る。



のっけから難所。看板でも注意喚起。



危ないので持参したロープでロワーダウン。要所では時間をかける。
両腕だけの力で古い固定ロープに体重をかけて、落ちるように下っていく他パーティには
どう抜かれようと関係ない。あんな下り方をしていたら、いつか大けがをするぞ。



不行岳の岩峰が見える。いつもながら迫力の地形である。



登り以上に気を遣うのが下降。足の置き場所も慎重に。



虹ヶ滝の分岐に到着。息つく間もなかった急坂は、ひとまずここで終了だ。



いつの間にか、はるか頭上に立ちはだかる岩峰群を改めて仰ぎ見る。



大曲で、大きく曲がる。
沢沿いの旧遊歩道に出て、登山口に戻った。



帰りに壺坂酒造に寄る。
ここは清酒、その名も「雪彦山」を醸す地元の酒蔵。
酒蔵での限定販売の原酒を買って、皆さんホクホク顔で帰途に就いた。


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