![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1e/b23c2daa12131fea1b98215ac45e1472.jpg)
■メイン写真
一等三角点がある、淡路島最高峰・諭鶴羽山の山頂
■今回のコース
諭鶴羽ダム→神倉神社→諭鶴羽山→休憩所→諭鶴羽神社→アカガシの森→薬師堂跡→
柴折り地蔵→黒岩バス停→灘黒岩水仙郷
1月早々、海を渡って、淡路島最高峰の諭鶴羽山へ。
下山後に、灘黒岩水仙郷のスイセン群落を見るのが楽しみで、この時期にした。
諭鶴羽山は、「近畿百名山」、「ふるさと兵庫50山」、「ひょうごの森百選」に
選ばれている名山で、山頂にある諭鶴羽神社には、イザナギ、イザナミによる
国生み伝説が残る。
短いながら見どころが多いため、この時期、いろんな登山ツアーも出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/01/072df0b50b664f4cb28b8306882bcab8.jpg)
北側の諭鶴羽ダムが登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ce/29ac5b8a381f5b5f81bb37cf2d15956e.jpg)
このルートは諭鶴羽神社への裏参道。丁石地蔵が導いてくれる。これは二十七丁地蔵。
神社へ、お地蔵さん?
そう。諭鶴羽山は、古くは神仏混交の修験道の山で、大小28の寺院が並んでいた。
中世の戦乱で焼けたり、廃仏毀釈で神仙寺観音堂が移転させられたりで、
神社だけが残ることとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d7/be24126b3cc2f6d477c2bfad5155950b.jpg)
支尾根に出て少しで、神倉神社に着く。
小さな神社だが、鶴に化身したイザナギ、イザナミが羽を休めた由緒がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8e/be9ca8fa968d9a365905869427cd1028.jpg)
神倉神社の祠の横に、役行者像がある。このへんが、修験道の名残。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a6/5062f2fc3f7874dd2736524ddf796690.jpg)
この日も冷え込んだ。温暖な印象がある淡路島だが、登山道はうっすらと雪。
地元のおじさんがズルズル滑りながら下りてきていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/92/e8d3d8b909461120f59d5ea030b688e5.jpg)
山頂に近づくにつれ、路面が凍結してきたので、アイゼンを装着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ea/6d0c0934387fcc91afc654641a4af7a8.jpg)
余裕たっぷりで、山頂に到着!
あれ? うら若きお嬢ちゃんがいるゾ!!
ウチの登山教室には珍しい、小学校6年生のかわいいゲストをお迎えしている。
暖かければ、絶景を楽しみながらランチとしたいところだが、風が冷たすぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/04/b9f9ad7bdc94eb0ab0f9595150a85173.jpg)
クルマを回送してきたともちゃんが表参道から登ってきてくれ、山頂直下で合流。
幅広の道を、神社に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/00/940b20b6ddc0b4ae0cc3586802b1d033.jpg)
奥の院「篠山神社」。
ふつう、寺の奥にあるのが奥の院、神社の奥にあるのは奥宮だと思うが、
このあたりにも修験道の痕跡が色濃い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1b/d86cb3123642a7672ed8af2ac6cae7f2.jpg)
神社横にある避難所に到着。
ストーブもついていて助かる。ここでランチタイムとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/1f/5d5d46adfb0cd21505aeeae0973e5b47.jpg)
天の浮橋遥拝所。
ここからは、国生み神話の沼島が見下ろせるのだ。
イザナギ、イザナミが、天の浮橋に立って、天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかきまわして
矛を引き上げると、そこにオノコロ島ができた。
イザナギ、イザナミはオノコロ島に降り立ち、夫婦となって次々に島を造る「国産み」を
行ったという。淡路島が、その最初だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/99/564d829e242cb29e2fb2256b9f76a637.jpg)
諭鶴羽神社に到着。
ここは熊野速玉大社の元宮とも伝わる、非常に非常に古い神社だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/39/8e15d2b1d60fd28591153b732ba2c274.jpg)
「ゆづるは」の名の縁で、スケートの羽生結弦選手のファンがよく訪れる「聖地」に
なっているようで、ケガした羽生選手を励ます絵馬がいっぱいあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/41/c50386db3c9002a7c8acbbb6bb7e675b.jpg)
境内にある「親子杉」は兵庫の巨樹巨木に選定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/58/de69898c4567608f1deb12b75a1c74dc.jpg)
手水は凍っていた。寒~い!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/c9f140a8e22558c794e9d2bbac5219f0.jpg)
社叢林のアカガシ群落は、兵庫県指定天然記念物だ。
ところで神社の公衆トイレのところで、偶然、お友達のガイドさんに出会った。
某旅行社のツアーで来ておられ、お互いにビックリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7c/2accdf0d36ff762e816f6c9a7e5f7a62.jpg)
南側にのびる表参道を下る。しばらくは足元に転がる岩に気をつけながら歩く。
北側の表参道より、古い樹木が目立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bb/c4785943449f797c33d8668f73c4d0ee.jpg)
柴折り地蔵。
表参道にも丁石地蔵が並ぶ。こちらは海岸線の黒岩まで十八丁続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d5/568ff296357a79b535fa61d87cdb885d.jpg)
途中に見られるのは炭焼き窯の跡。
備長炭の材料、ウバメガシや、クヌギなどが多いので、かつては炭焼きが
当たり前に行われていたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/63/6e0d24ef059f77967c1eec3b80f56e62.jpg)
黒岩登山口に下りてきた。ここからは里道を海岸線へ向かう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5f/f3655ec1030f32acf4d14ad7940ca237.jpg)
黒岩登山口には、小さいが、行場の滝が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d1/191864dbb40cba96aaaa845ba1ae30d7.jpg)
黒岩バス停は、もう海のすぐ横。標高差607mを下りてきたことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/fa/034ffce394b282d6bd0eaa064b85715f.jpg)
灘黒岩水仙郷へ移動。
ちょうどスイセンの花期なので、観光客がいっぱい来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/ec9a23d5dcb86f9a111a891e86887fa2.jpg)
海を見ながら、かわいいスイセンに囲まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/70/beba3984e59da412ac157d316286889c.jpg)
ナルキッソス(英語発音:ナーシサス)で、自分のことが大好きな「ナルシスト」の
語源とも言われているが、これだけかわいい花だと、それも大いに結構。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/78/0b9908ad9373b7ae808ba596958649cc.jpg)
灘黒岩水仙郷からも、沼島が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/10/2290e5fd962eeae8f6198aad60ea81d6.jpg)
おまけ。ともちゃんがお迎えに来る途中でみたジョウビタキ(雌)。
山に登り、神話に触れて、海を見下ろし、花をめでる。
こんな贅沢なハイキングができるなんて感激だ。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
一等三角点がある、淡路島最高峰・諭鶴羽山の山頂
■今回のコース
諭鶴羽ダム→神倉神社→諭鶴羽山→休憩所→諭鶴羽神社→アカガシの森→薬師堂跡→
柴折り地蔵→黒岩バス停→灘黒岩水仙郷
1月早々、海を渡って、淡路島最高峰の諭鶴羽山へ。
下山後に、灘黒岩水仙郷のスイセン群落を見るのが楽しみで、この時期にした。
諭鶴羽山は、「近畿百名山」、「ふるさと兵庫50山」、「ひょうごの森百選」に
選ばれている名山で、山頂にある諭鶴羽神社には、イザナギ、イザナミによる
国生み伝説が残る。
短いながら見どころが多いため、この時期、いろんな登山ツアーも出ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/01/072df0b50b664f4cb28b8306882bcab8.jpg)
北側の諭鶴羽ダムが登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ce/29ac5b8a381f5b5f81bb37cf2d15956e.jpg)
このルートは諭鶴羽神社への裏参道。丁石地蔵が導いてくれる。これは二十七丁地蔵。
神社へ、お地蔵さん?
そう。諭鶴羽山は、古くは神仏混交の修験道の山で、大小28の寺院が並んでいた。
中世の戦乱で焼けたり、廃仏毀釈で神仙寺観音堂が移転させられたりで、
神社だけが残ることとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d7/be24126b3cc2f6d477c2bfad5155950b.jpg)
支尾根に出て少しで、神倉神社に着く。
小さな神社だが、鶴に化身したイザナギ、イザナミが羽を休めた由緒がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8e/be9ca8fa968d9a365905869427cd1028.jpg)
神倉神社の祠の横に、役行者像がある。このへんが、修験道の名残。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a6/5062f2fc3f7874dd2736524ddf796690.jpg)
この日も冷え込んだ。温暖な印象がある淡路島だが、登山道はうっすらと雪。
地元のおじさんがズルズル滑りながら下りてきていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/92/e8d3d8b909461120f59d5ea030b688e5.jpg)
山頂に近づくにつれ、路面が凍結してきたので、アイゼンを装着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ea/6d0c0934387fcc91afc654641a4af7a8.jpg)
余裕たっぷりで、山頂に到着!
あれ? うら若きお嬢ちゃんがいるゾ!!
ウチの登山教室には珍しい、小学校6年生のかわいいゲストをお迎えしている。
暖かければ、絶景を楽しみながらランチとしたいところだが、風が冷たすぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/04/b9f9ad7bdc94eb0ab0f9595150a85173.jpg)
クルマを回送してきたともちゃんが表参道から登ってきてくれ、山頂直下で合流。
幅広の道を、神社に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/00/940b20b6ddc0b4ae0cc3586802b1d033.jpg)
奥の院「篠山神社」。
ふつう、寺の奥にあるのが奥の院、神社の奥にあるのは奥宮だと思うが、
このあたりにも修験道の痕跡が色濃い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1b/d86cb3123642a7672ed8af2ac6cae7f2.jpg)
神社横にある避難所に到着。
ストーブもついていて助かる。ここでランチタイムとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/1f/5d5d46adfb0cd21505aeeae0973e5b47.jpg)
天の浮橋遥拝所。
ここからは、国生み神話の沼島が見下ろせるのだ。
イザナギ、イザナミが、天の浮橋に立って、天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかきまわして
矛を引き上げると、そこにオノコロ島ができた。
イザナギ、イザナミはオノコロ島に降り立ち、夫婦となって次々に島を造る「国産み」を
行ったという。淡路島が、その最初だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/99/564d829e242cb29e2fb2256b9f76a637.jpg)
諭鶴羽神社に到着。
ここは熊野速玉大社の元宮とも伝わる、非常に非常に古い神社だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/39/8e15d2b1d60fd28591153b732ba2c274.jpg)
「ゆづるは」の名の縁で、スケートの羽生結弦選手のファンがよく訪れる「聖地」に
なっているようで、ケガした羽生選手を励ます絵馬がいっぱいあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/41/c50386db3c9002a7c8acbbb6bb7e675b.jpg)
境内にある「親子杉」は兵庫の巨樹巨木に選定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/58/de69898c4567608f1deb12b75a1c74dc.jpg)
手水は凍っていた。寒~い!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/c9f140a8e22558c794e9d2bbac5219f0.jpg)
社叢林のアカガシ群落は、兵庫県指定天然記念物だ。
ところで神社の公衆トイレのところで、偶然、お友達のガイドさんに出会った。
某旅行社のツアーで来ておられ、お互いにビックリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7c/2accdf0d36ff762e816f6c9a7e5f7a62.jpg)
南側にのびる表参道を下る。しばらくは足元に転がる岩に気をつけながら歩く。
北側の表参道より、古い樹木が目立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bb/c4785943449f797c33d8668f73c4d0ee.jpg)
柴折り地蔵。
表参道にも丁石地蔵が並ぶ。こちらは海岸線の黒岩まで十八丁続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d5/568ff296357a79b535fa61d87cdb885d.jpg)
途中に見られるのは炭焼き窯の跡。
備長炭の材料、ウバメガシや、クヌギなどが多いので、かつては炭焼きが
当たり前に行われていたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/63/6e0d24ef059f77967c1eec3b80f56e62.jpg)
黒岩登山口に下りてきた。ここからは里道を海岸線へ向かう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5f/f3655ec1030f32acf4d14ad7940ca237.jpg)
黒岩登山口には、小さいが、行場の滝が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d1/191864dbb40cba96aaaa845ba1ae30d7.jpg)
黒岩バス停は、もう海のすぐ横。標高差607mを下りてきたことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/fa/034ffce394b282d6bd0eaa064b85715f.jpg)
灘黒岩水仙郷へ移動。
ちょうどスイセンの花期なので、観光客がいっぱい来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/ec9a23d5dcb86f9a111a891e86887fa2.jpg)
海を見ながら、かわいいスイセンに囲まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/70/beba3984e59da412ac157d316286889c.jpg)
ナルキッソス(英語発音:ナーシサス)で、自分のことが大好きな「ナルシスト」の
語源とも言われているが、これだけかわいい花だと、それも大いに結構。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/78/0b9908ad9373b7ae808ba596958649cc.jpg)
灘黒岩水仙郷からも、沼島が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/10/2290e5fd962eeae8f6198aad60ea81d6.jpg)
おまけ。ともちゃんがお迎えに来る途中でみたジョウビタキ(雌)。
山に登り、神話に触れて、海を見下ろし、花をめでる。
こんな贅沢なハイキングができるなんて感激だ。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!