![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/bc/a8eb331d6871790358d037e366c5c789.jpg)
■メイン写真
天気が悪いと思われたが、山頂では青空が見られた。ラッキー!
■今回のコース
桃俣登山口(高角神社)→天狗山→高見山地主稜線出合(サイメ谷山/カヤノ山)→
高見山(高角神社)→笛吹岩→国見岩→平野分岐→高見杉(避難小屋)→たかすみ温泉
霧氷で有名な高見山。
最も一般的な歩行コースは「高見登山口→小峠→平野分岐→高見山→平野分岐→
たかすみ温泉」。
続いて、「岳人2月号」に掲載のコース「高見登山口→小峠→大峠→高見山→平野分岐→
たかすみ温泉」。
それ以外のルートは、極端に登山者が減る。
今回は、残るルートの中でも比較的歩きやすい、桃俣の高角神社から天狗山経由、
高見山北尾根からアプローチした。
早朝、奈良は冷たい雨が降っていた。これは、いったん榛原駅に集合したとしても、
今日は中止になってしまうのかな、温泉だけでも入って帰ろうかななどと悪い予感がよぎる。
榛原では曇り。天気予報では18:00以降に雪。微妙なところだ。とりあえず登山口に行こう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4c/fbd371ea498029516b5eba5c4464cf39.jpg)
天気はもちそう。やっぱり現地まで来てみるものだ。元気いっぱい、出発だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/47/3afefd4e2e1f86721dffdfa49fa492fb.jpg)
桃俣登山口には高角神社がある。高見山山頂にある社と同名だ。
「御杖村史」には「高見神社」とされているという指摘も確認している。
いきなり急登だが、この日は雪はそれほど多くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/46/b3122f0326cb8e365f9d747cf878483e.jpg)
途中にある、見たことがない漢字が出てくる標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a0/3b043254617665ce8f0bf5214a782c9b.jpg)
左に金網が出てくると、やがて右側が自然林になり、アカマツやアセビ、リョウブなどの
中に、徐々にブナやヒメシャラなどが出現する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/b9563036d77b71b5848331fbd11469c4.jpg)
木の枝の向こうに天狗岩が見える。
天狗山からほぼ真北へ、差杉峠に続く尾根上にある。この尾根も歩き甲斐がある
美しい尾根である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/d87f9cb522a4e7efcf6ce406d90b9498.jpg)
時折、ブナの巨木が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/96/dec90de77a563c07412676c31427c8a9.jpg)
これもすごい古木。
周辺の山の木々が白くなっており、もっと高い標高の場所では、きっと霧氷が
あるだろうと期待感が高まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b3/2ba28e8291c564dbe4d0451cf83a4ab8.jpg)
短いが、けっこうな急坂を登りきると、天狗山の狭いピークに着く。
まだアイゼンを履かなくても平気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/a9a75b1f8c47d2e15d7be269249fb587.jpg)
標高約1030mあたりで、左側の展望が大きく開ける。
おおーっ、西の空は晴れているぞ!!
三峰山、学能堂山、大洞山、尼ヶ岳、古光山、倶留尊山などが一望できる。
ここでランチタイムにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d9/179d82e33c4e9971b4c1319c06ca1cf3.jpg)
しだいに天気もよくなってきた。太陽の光が降り注いできた。
ブナ林が神々しく見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3f/2413a5eb8afcab42bf45ba765b955056.jpg)
高見山-三峰山縦走路とのジャンクションピーク。
カヤノ山と書かれた小さな私設プレートがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b2/f3090087662e1fa33e10c43c866b1b68.jpg)
ここは三重県側のサイメ谷を詰めたピークであることから、サイメ谷山とも呼ばれるが、
サイメ谷は少し東の1059mだという説もある。ただ、1059m峰の下の谷は、シクノ谷と
いうらしいから、どうもしっくりこない。誰か、正しいところを知っている人いません?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0b/ef67d1bae0f9ea7c52f1d0331a9bcd19.jpg)
主稜線に乗ると、待望の霧氷が次々に現れた。感動の連続である。
風はほとんど吹いておらず、快適に登れる。なんという幸運。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/37/1be0150a2e7ce3445b1ac69c25fa61cd.jpg)
標高を上げるにつれ、枝に付着した霧氷のサイズも大きくなっていく。
積もった雪の下が氷結してきたので、アイゼンを装着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/5f0a0a4dbef8c860569a558553171f26.jpg)
迷岳から台高山脈にかけての峰々を見ながら、真っ白い霧氷を楽しむ。
大崩壊地は、北側をトラバースして通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/80/c6d0c908cd45eb0f1376dce78afcfde1.jpg)
高見山の山頂へあとわずかというところで、ヤセ尾根の岩場の小ピークを2つほど
越える。最後の下りはかなり急。細心の注意を払って突破する。
アイゼンはフラットフッティングを心がければ、こういうところでもガッチリ効く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/c9e5b2335855aa439a9252539af1e914.jpg)
高見山の山頂が見えた!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/cb/9d92a9bfc9e5e5cd052b79d37647c393.jpg)
山頂で、喜びの瞬間。
しばらく山頂の避難小屋で休憩してから、下山にとりかかる。
実は、もうあまりゆっくりしている時間はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1a/89be37a2a96fe61b0d124d8aff8904c9.jpg)
笛吹岩はガスに包まれており、今日は絶景はお預け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ab/0aa21719fa33abef4822598829e0b894.jpg)
神武伝説が残る国見岩を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6c/360da24efe21beee62c4747eb47231d1.jpg)
平野分岐。この先で、迎えに登ってきたともちゃんと合流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1b/54efca2c6d24090b6edb9d2b55dd0cc8.jpg)
長い階段道をひたすら下り、高見杉へ。
予報より少し早いが、雪が降りはじめた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/62/e95be8a6112230eed891d09c912fa562.jpg)
さらに単調な階段道を下り続け、無事、平野に到着!
たかすみ温泉の湯船に飛び込むと、冷えた身体が一気に温まった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
天気が悪いと思われたが、山頂では青空が見られた。ラッキー!
■今回のコース
桃俣登山口(高角神社)→天狗山→高見山地主稜線出合(サイメ谷山/カヤノ山)→
高見山(高角神社)→笛吹岩→国見岩→平野分岐→高見杉(避難小屋)→たかすみ温泉
霧氷で有名な高見山。
最も一般的な歩行コースは「高見登山口→小峠→平野分岐→高見山→平野分岐→
たかすみ温泉」。
続いて、「岳人2月号」に掲載のコース「高見登山口→小峠→大峠→高見山→平野分岐→
たかすみ温泉」。
それ以外のルートは、極端に登山者が減る。
今回は、残るルートの中でも比較的歩きやすい、桃俣の高角神社から天狗山経由、
高見山北尾根からアプローチした。
早朝、奈良は冷たい雨が降っていた。これは、いったん榛原駅に集合したとしても、
今日は中止になってしまうのかな、温泉だけでも入って帰ろうかななどと悪い予感がよぎる。
榛原では曇り。天気予報では18:00以降に雪。微妙なところだ。とりあえず登山口に行こう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/4c/fbd371ea498029516b5eba5c4464cf39.jpg)
天気はもちそう。やっぱり現地まで来てみるものだ。元気いっぱい、出発だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/47/3afefd4e2e1f86721dffdfa49fa492fb.jpg)
桃俣登山口には高角神社がある。高見山山頂にある社と同名だ。
「御杖村史」には「高見神社」とされているという指摘も確認している。
いきなり急登だが、この日は雪はそれほど多くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/46/b3122f0326cb8e365f9d747cf878483e.jpg)
途中にある、見たことがない漢字が出てくる標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a0/3b043254617665ce8f0bf5214a782c9b.jpg)
左に金網が出てくると、やがて右側が自然林になり、アカマツやアセビ、リョウブなどの
中に、徐々にブナやヒメシャラなどが出現する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/b9563036d77b71b5848331fbd11469c4.jpg)
木の枝の向こうに天狗岩が見える。
天狗山からほぼ真北へ、差杉峠に続く尾根上にある。この尾根も歩き甲斐がある
美しい尾根である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/9a/d87f9cb522a4e7efcf6ce406d90b9498.jpg)
時折、ブナの巨木が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/96/dec90de77a563c07412676c31427c8a9.jpg)
これもすごい古木。
周辺の山の木々が白くなっており、もっと高い標高の場所では、きっと霧氷が
あるだろうと期待感が高まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b3/2ba28e8291c564dbe4d0451cf83a4ab8.jpg)
短いが、けっこうな急坂を登りきると、天狗山の狭いピークに着く。
まだアイゼンを履かなくても平気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/a9a75b1f8c47d2e15d7be269249fb587.jpg)
標高約1030mあたりで、左側の展望が大きく開ける。
おおーっ、西の空は晴れているぞ!!
三峰山、学能堂山、大洞山、尼ヶ岳、古光山、倶留尊山などが一望できる。
ここでランチタイムにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/d9/179d82e33c4e9971b4c1319c06ca1cf3.jpg)
しだいに天気もよくなってきた。太陽の光が降り注いできた。
ブナ林が神々しく見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/3f/2413a5eb8afcab42bf45ba765b955056.jpg)
高見山-三峰山縦走路とのジャンクションピーク。
カヤノ山と書かれた小さな私設プレートがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/b2/f3090087662e1fa33e10c43c866b1b68.jpg)
ここは三重県側のサイメ谷を詰めたピークであることから、サイメ谷山とも呼ばれるが、
サイメ谷は少し東の1059mだという説もある。ただ、1059m峰の下の谷は、シクノ谷と
いうらしいから、どうもしっくりこない。誰か、正しいところを知っている人いません?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0b/ef67d1bae0f9ea7c52f1d0331a9bcd19.jpg)
主稜線に乗ると、待望の霧氷が次々に現れた。感動の連続である。
風はほとんど吹いておらず、快適に登れる。なんという幸運。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/37/1be0150a2e7ce3445b1ac69c25fa61cd.jpg)
標高を上げるにつれ、枝に付着した霧氷のサイズも大きくなっていく。
積もった雪の下が氷結してきたので、アイゼンを装着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/5f0a0a4dbef8c860569a558553171f26.jpg)
迷岳から台高山脈にかけての峰々を見ながら、真っ白い霧氷を楽しむ。
大崩壊地は、北側をトラバースして通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/80/c6d0c908cd45eb0f1376dce78afcfde1.jpg)
高見山の山頂へあとわずかというところで、ヤセ尾根の岩場の小ピークを2つほど
越える。最後の下りはかなり急。細心の注意を払って突破する。
アイゼンはフラットフッティングを心がければ、こういうところでもガッチリ効く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/c9e5b2335855aa439a9252539af1e914.jpg)
高見山の山頂が見えた!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/cb/9d92a9bfc9e5e5cd052b79d37647c393.jpg)
山頂で、喜びの瞬間。
しばらく山頂の避難小屋で休憩してから、下山にとりかかる。
実は、もうあまりゆっくりしている時間はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1a/89be37a2a96fe61b0d124d8aff8904c9.jpg)
笛吹岩はガスに包まれており、今日は絶景はお預け。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ab/0aa21719fa33abef4822598829e0b894.jpg)
神武伝説が残る国見岩を通過。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6c/360da24efe21beee62c4747eb47231d1.jpg)
平野分岐。この先で、迎えに登ってきたともちゃんと合流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1b/54efca2c6d24090b6edb9d2b55dd0cc8.jpg)
長い階段道をひたすら下り、高見杉へ。
予報より少し早いが、雪が降りはじめた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/62/e95be8a6112230eed891d09c912fa562.jpg)
さらに単調な階段道を下り続け、無事、平野に到着!
たかすみ温泉の湯船に飛び込むと、冷えた身体が一気に温まった。
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