Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年3月3日(水) [西吉野]津越のフクジュソウと、大峰主峰が望める柚野山へ!

2021年03月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
柚野山の山頂から見た、まだ白い稲村ヶ岳


■今回のコース
駐車スペース→登山口→林道出合→柚野山→林道出合→蔵のある廃屋→駐車スペース→
稱名寺→フクジュソウ群落→駐車スペース


西吉野の柚野山(ゆのやま)は、山頂直下の樹林が切り開かれ、大峰山系方面の眺めが
すこぶる良くなったというので、この時期、麓の津越集落に咲くフクジュソウと
合わせて訪ねてきた。
道中、フクジュソウ以外にもさまざまな花々が咲き競い、春の到来を祝っているようだった。



林道を歩き始めてほどなく、山の斜面一面に咲いているのはセリバオウレン。
以前、見つけた時よりも群落が拡大しているような気がした。



トサミズキの品のいい黄色。



ネコヤナギも春支度。



サザンカやツバキも多いので、メジロもうれしそう。



花粉症で鈍る嗅覚でも、梅の香が伝わってくるほど。



最後の民家を過ぎて植林帯に入る。廃屋がぽつん。このあたりは、今や限界集落なのである。



まだまだ夜は冷え込む。つららが融けずに残っている。



稜線を走る林道との合流点のすぐ手前から、柚野山への登山道に入る。



このあたりは秋は松茸山のため入れない。



とびっきりデカサイズのホオノキの葉(朴葉)。



それほど苦もなく柚野山の山頂に到着。三角点が待ってくれている。



山頂直下の東側が、いい感じに切り開かれて(伐って切れた某氏、ありがとう!!)、
大峰山系の有名どころが、これまたいい角度で見えるようになった。
稲村ヶ岳、弥山・八経ヶ岳の白い山容に、皆、憧れのため息をつく。



下山は途中で林道を離れ、蔵のある廃屋から廃道を使う。
枝打ちされたスギの枝が積もって歩きにくい。
もう通るのは何度目かで慣れているものの、今回はスギの倒木にもちょっと悩まされた。





廃屋の周辺はコケも美しい。



もとの林道に舞い戻り、駐車地に戻る途中、きれいな朱色のマフラーを巻いた小鳥を
見かけたので、なんとかカメラに収めた、「ウソ」かな、ホントかな?



フキノトウはたくさん出ていた。このあたりは草木の採取は厳禁の地域。



稱名寺の手前に、某朝ドラ&大河女優さんの実家があり、お母様が手作りの
梅干しや味噌などを露店販売されている。
鼻から口にかけて、よく似ておられるのだが、今はマスクで分からなくなった。
たくさんの人数で押し掛けたのに、黒豆茶を振舞っていただいた。



稱名寺の右横から、フクジュソウ自生地に入っていく。
今年も、生命力を感じる黄色の花は健在。



既に多くの株が咲いていたが、まだまだ蕾も多いので、しばらくは楽しめるのでは。

歩行距離は短い山歩きだったが、見どころが豊富で得をしたような一日だった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年2月28日(日) [高島ト... | トップ | 2021年3月6日(土) [奈良]矢... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事