家族の人数が少なくなったので、ジャムの量が減りました。

皆さんはトーストをどうやって食べていますか？食べ方によっては人それぞれだと思います。朝食は米食が多い我が家は、トーストを食べる時はマーガリン＋ハム、チーズトーストがほとんどです。今回はトーストの「お供」の代表格であるジャムについて取り上げようと思います。

オリコンのニュースによると、マヨネーズの大手企業・キューピーが、少数家族化が理由で『アヲハタトラディショナルジャム』の容量が変更になった事が明らかとなりました。現在は225ｇですが、今度からは65g少ない160gで販売するということです。値段もイチゴ味が341円、ブルーベリー味が380円と従来の400円から下げましたが、容量的な事を考えたら実質的な値上げともいえるでしょう。日経新聞のHPで見たら、砂糖や原材料の価格が上昇しているため値段が高めになったんだそうで…。キューピー側のコメントでは、160gは２～３名で食べきれるサイズで、お年寄りの購入者が多かったのでサイズ変更に踏み切ったそうです。
キューピーは過去にも家族構成の減少による容量変更を実施していて、ドレッシングが200mlから170mlに減らしました。価格は変更しなかったけど、これも実質的値上げでした。今度はマヨネーズの量を30～50ｇ減というような事をやりそうな予感…。少子高齢化＆少数家族化は食品業界にも影響を及ぼし、今後も商品の容量を変更する企業が出てくるかもしれません。

「アヲハタジャム」は「トラディショナル」の他に「55ジャム」というのがあり、その違いは、トラディショナルは果物をじっくりと煮込んで素材を生かすという創業当時の製法で作られたもの。「アヲハタ55」は甘さ控えめで、新鮮なフルーツの香りが楽しめるそうです。バリエーションも８種類あり、イチゴ・マーマレードの他にもリンゴ味やアンズ味があります。「55」とは糖度の事で、発売当初は糖度55度でした。現在では「アヲハタ55」より更に糖度の少ない35度以下で果実たっぷり（砂糖は使ってない）の「フルーティフル」が販売されています。ちなみに、「トラディショナルジャム」の糖度は67度。昔ながらの甘いジャムとなっているから、糖度の少ないジャムに慣れてる人には甘過ぎて食べ辛いと思います。

ジャムが60gもカットされるのはちょっと大きい。160gだと８枚切りの食パンに換算したら、１枚辺り20g使う事になります。でも、ジャムって大体どのぐらい塗ってるかわからないよなあ。ジャム好きだからたくさん塗る人もいれば、カロリーを気にして薄く塗ってる人だっているし…。長い間冷蔵庫に放置したら腐ったりカビが生えることもあるので、開けたら早い内に使い切りましょう。