日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

目指せ決勝ラウンド! 全英オープン2日目

2009年07月18日 | Sports

全英オープン1日目は、石川遼が2アンダーで21位タイで終え、久保谷健一が日本人最高の2位の好スタート。迎えた2日目は曇り空と強風の中でのプレーとなっています。この日も石川選手とタイガー・ウッズが同組で回ることに。初日は1オーバーと出遅れたタイガーは猛チャージ、石川は崩れることなく決勝進出なるか?


序盤3ホールは両者ともパーセーブでスコアは変わらず。4番パー3で石川はピンの左側、タイガーもピンの右側に落ちるも傾斜で左側まで転がりました。タイガーのバーディーはカップの右側に逸れてパー。石川は左に外れた。4番終了時点で石川は12位タイ、タイガーは40位タイ。
難関の5番ホール、タイガーはでフェアウェイ右、石川はフェアウェイ左キープ。タイガーの2打目は右側に飛んで行き、手前のバンカーに落ちる。石川は明らかなミスショットで右に飛んで行ってしまい、グリーン右のバンカーよりさらに右へ。石川の3打目は強めに打つが、ピンを越えて微妙な距離のパーパットを残す。そしてパーを決められずボギー。タイガーのバンカーはピン手前まで持っていく素晴らしいリカバリーショットでパーでフィニッシュ。
6番に入ったところで強い雨が降り出し、コンディションも悪化してきそうだ。そんな中、石川とタイガーは6番をパーで終えた。7番PAR5で石川が左のラフに落ちてしまう。ピンチかと思われましたが、何とかパーで抑えた。タイガーは絶対に外せないバーディーを取ってEVENに。8番は石川がパーオンに成功したのに対し、タイガーはピンチを迎える。長いバーディーパットを積極的に狙うも惜しくも入らず、それでもパーで終えた。タイガーはボギーで再び1オーバー。
海越えの9番で石川とタイガーが1打目を右のラフに落ちる。タイガーは2打目をスプーンで打ったが、またもラフに落ちる。石川はフェアウェイに戻すのがやっと。アプローチではピン側につけてこのホールもパー。タイガーは連続ボギーでスコアをまた落としてしまった。前半を終えて石川は1ボギー、タイガーは1バーディー2ボギー。我慢のゴルフを続ける石川、アンダーパーをキープして後半に挑む。石川VSタイガーの我慢比べは後半バック9へ。

10番、タイガーは1打目をブッシュに入れてロストボールの危機、暫定球はフェアウェイをキープ。タイガーは石川を呼び出してボールを捜索、ギャラリーがボールを発見するが別物とわかったため結局ロストボール。暫定球が次の4打目となった。タイガー大ピンチ!石川は2打目をミスした事もあってダブルボギー。タイガーもダボを叩いて共にスコアを2つ落とした。11番、石川はグリーンを外し、タイガーはグリーンに乗せた。石川はアプローチで寄せるも返しのパーを外してボギー。この時点で2オーバー、苦しくなってきたか…。
12番もタイガーはボギーとしてしまい、この5ホールで5オーバー。石川もボギーを叩いて後半で4つスコアを落としてしまった。13番では両者とも2打目をグリーン右に外れ、タイガーは4オン、石川はグリーンに乗せたもののオーバー。パーパットも決まらずボギー。タイガーはダブルボギーで予選通過が厳しくなった。どちらももう落とせない。
14番、両者ともティーショットを左ラフに入れ、石川は2打目をバンカーに入れる。バンカーショットももう少し転がしたかった。パーも決まらずボギー、5連続ボギーだ。だんだん見ている方も辛くなってきた。タイガーはパーで終えた。15番ショート、石川はグリーンを大きく越えてバンカーへ。このホールもボギーで6連続ボギー。長いトンネルから抜け出せない。
残り3ホールになり青空が見えだした。16番、タイガーはフェアウェイ、石川はドライバーでフェアウェイ左のセミラフへ。2打目は池越えに成功。石川にとっては久々のパーオン。バーディーパットは右に逸れてパーで終える。タイガーはバーディーを決めて7オーバー。ようやく2つ目のバーディーを奪った。17番のロングホール、タイガーは2打目をグリーンを越えたが、3オンは確実。石川の1打目はバンカーに落ちたが、バンカーからの2打目をフェアウェイに出し、アプローチを左側につける。タイガーもアプローチを寄せてバーディー確定。石川はバーディーを決めて5オーバー。17番でやっとバーディーを決めた!予選通過ラインは4オーバー、最終18番はバーディーを取るしかない。
運命の18番、タイガーの1打目はアイアンで右のラフ、石川はフェアウェイ右をキープ。石川の2打目はグリーンに乗らず。タイガーのラフからの2打目はグリーンに一旦乗ったが、越えてしまった。予選通過はほぼ絶望的、最後に見せてもらいたい石川の3打目。ボールはピンの右へ。タイガーのアプローチはピンに向かっていくが、僅かに届かず。石川のパーパットは左に外れてボギー。最後はボギーで終わって通算6オーバー。タイガーはパーで5オーバー。予選通過が厳しいまま2日目の競技を終えました。


この日の両者の成績は、タイガーが3バーディー・3ボギー・2ダブルボギーで74(4オーバー)、石川は1バーディー・7ボギー・1ダブルボギーで78(8オーバー)という結果に終わりました。石川は前半まで1アンダーと予選通過も見えていたんですが、後半に入って7つもスコアを落としてしまいました。強風と雨、厳しい天候の前に失速した石川選手、全英初挑戦は残念ながら予選落ち、予選通過は来年以降に持ち越しです。
日本勢の結果ですが、初日2位の久保谷選手は、1番と4番でバーディーを取って7アンダーとしましたが、その後はスコアを崩し、15番でロストボールによるダブルボギーを叩いてしまい順位を下げました。しかし17番でバーディー。2日目は2つスコアを落として4位タイ。それでも上位をキープして決勝進出です。今田竜二選手は7番まで3つのボギーを叩くも、後半に巻き返して17番でイーグルを奪いました。通算3オーバーの52位タイで予選通過を果たしました。このほか、池田勇太が7オーバー、矢野東が9オーバー、近藤共弘が10オーバー、小田孔明14オーバーで予選落ち。日本勢は久保谷と今田の2選手が決勝トーナメント進出を決めました。
2日目はスティーブ・マリノとトム・ワトソンが5アンダーで首位タイ。マリノはこの日2つスコアを伸ばし、ワトソンは4番から7番まで4連続ボギーがありましたが、後半にスコアを取り戻してイーブンパー。59歳のワトソンがターンベリーで旋風を巻き起こしています!タイガーや石川選手のように強風と天候の変化でスコアを崩す選手が多かったですね。初日2位タイだった選手が2日目に大きく崩れて予選落ちするというのもありましたから…。3日目はどんなドラマが待っているのか?




にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ