日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

いろいろあったけど、単独首位返り咲き!

2009年07月19日 | HAWKS

日本ハムとの首位攻防戦で連敗を喫して負け越し、金曜日は先制しながらも逆転負けで3連敗。同率首位になってしまった福岡ソフトバンクホークスは、18日に千葉マリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズとの試合がありました。この日はソフトバンクが大場、ロッテは唐川が先発。大場は前回好投を見せたものの白星なし。前回以上の好投でチームの連敗阻止&1年2か月ぶりの白星なるか?


ソフトバンクは序盤から唐川を攻め立てます。まず初回に川崎がライト線を破る3塁打で1死3塁、続くオーティズが左中間を破るタイムリー2塁打で1点を先制。2回に松田の2塁打、田上の犠打で追加点のチャンスの場面で、本多のセンター前タイムリーで2点目。3回には2死3塁で長谷川がセンター前に弾き返して3点目を挙げると、2つの四死球で2死満塁となり、本多が遊撃ゴロとなりますが、ロッテ遊撃手・西岡が弾いてしまいオールセーフ。ラッキーな形で1点を追加して4-0とリードします。
先発の大場は、初回に先頭の西岡に四球を許すと、犠打&暴投で1死3塁、更に2つの四球で2死満塁と大ピンチとなりますが、里崎を空振り三振に仕留めて3者残塁!ヒヤヒヤさせながらも無失点に抑えました。2回には調子を取り戻して3者凡退、3回~5回までは走者を出しながらも後続を仕留め、6回にはこの試合2度目の3者凡退で6回まで被安打1・無失点の好投が続きます。
打線の方は序盤の勢いから一転、4回~6回まで3イニング連続で3者凡退。徐々に立ち直ってきた唐川の前に追加点が奪えない状態が続きます。7回、ロッテ2番手・橋本健太郎の前にオーティズ・松中と倒れて2死とまた3者凡退かと思われましたが、小久保が橋本の8球目のストレートを捕らえ、レフトポール際に吸い込まれるソロ本塁打でようやく1点追加!ロッテとの差を5点に拡げます!
大場は7回まで無失点、味方の援護もあって久々の勝利も見えてきた8回、1死から今江に四球を与えた後、大松にライトへの特大な一発を浴びてしまい、3点差とされたところで降板。ソフトバンクは2番手にファルケンボーグを投入。しかし、2死後に里崎にレフトスタンドに運ばれる一発を浴びると、福浦・ベニーに連打を浴びて2死1,3塁、バーナム・ジュニアにセンターフェンス直撃の長打を浴び、2者が生還。この時点で大場の白星が消滅。ロッテはこの回打者一巡の猛攻、ファルケンがまさかの炎上で5-5の同点に追いつかれてしまいました。
ホークスにとっては嫌な展開のまま9回に突入。先頭のオーティズが遊撃ゴロに1死となった後、松中がやってくれました!ロッテ4番手・伊藤の2球目のストレートをジャストミート!松中が打った瞬間にホームランと確信した当たりは、ライトスタンドへ一直線!追いつかれた直後の主砲の一撃で勝ち越し!小久保が2塁打で続くと、多村の代打・村松が右中間を破る3塁打で1点追加、更に長谷川のスクイズが決まりこの回3得点!
その裏に守護神・馬原を投入しますが、先頭打者にヒットを打たれると、続く井口にセンターに弾き返され、センターの守備がもたつく間に1塁ランナーが生還して2点差とされる。なおも無死2塁のピンチ、ホームランが出れば同点に追いつかれる場面。しかし、馬原は大松・サブロー・里崎を3者連続三振に仕留めてゲームセット!ソフトバンクが競り合いを制して連敗ストップ!


パシフィック・リーグ公式戦 2009/07/18(土)
ロッテ-ソフトバンク 11回戦 
(ソフトバンク6勝5敗、千葉、18:00、29188人)
H 112 000 103    8
M 000 000 051    6
【投手】
(ソ)大場、ファルケンボーグ、馬原-田上
(ロ)唐川、橋本健、内、伊藤、川崎-里崎
【責任投手】
(勝)ファルケンボーグ34試合5勝1S
(S)馬原28試合3勝1敗17S
(敗)伊藤38試合2勝4敗
【本塁打】
(ソ)小久保9号ソロ(7回、橋本健)、松中15号ソロ(9回、伊藤)
(ロ)大松11号2ラン(8回、大場)、里崎6号ソロ(8回、ファルケンボーグ)


負ければ首位陥落という試合は、序盤に唐川から4得点を奪い、小久保がホームランを放ち、先発の大場の好投もあって8回表が終わったところで勝ったも当然のように思っていました。しかし、8回裏に大場が一発を浴びた後、ファルケンボーグが打たれてしまい5-5の同点。あの時はまるで悪夢を見ているかのようでした。私もちょっとテレビで見ていたんですが、同点にされた時は顔を覆い思わず泣き出しそうになり、見てたら負けると思って別の番組に切り替えました。改めて試合をチェックしたら、ホークスが勝っていたのでホッとしたよ。チームは連敗脱出、日本ハムが中止のため再び単独首位に浮上です。勝ててよかった…。
先発の大場は、8回途中まで126球、被安打3・10奪三振・6四死球・2失点という内容。この日も四球が多かったんですが、ロッテ打線を7回途中まで2安打無失点の好投を見せましたね。大場の後を受けたファルケンが4安打3失点、同点にされた事で大場の白星を消してしまいましたが、9回に味方が3点奪ってくれたので勝利投手に。ファルケンはこれで5勝目。炎上さえ無かったら大場が今季初勝利、勝たせてあげたかった…。9回に馬原が1点を失いましたが、その後の反撃を凌いで17セーブ目。馬原はこれで通算117セーブ目を挙げ、ペドラザさんが持っていた球団記録に並びました。日曜日の試合にも球団新記録が生まれそうですね。通算200セーブまであと83、名球会入りの250Sまで残り133セーブ。
打線の方ですが、チーム全体で13安打で7得点。川崎が5打数3安打、小久保は4打数3安打1打点の活躍を見せました。決勝アーチを放った松中は今季15本目、チーム本塁打王争いでトップに浮上。小久保と松中がホームランが飛び出し、今季2度目のMKアベックアーチです。不調気味の長谷川が4打数1安打2打点、9回にはスクイズを決めて勝利に貢献しました。
そんな中残念なニュースもありました。松田選手が3回に死球を受け途中交代、病院で検査したところ右手首を骨折していたことが判明。松田は開幕戦で骨折したこともあり、骨折での離脱はこれが2回目となります。松田が戻ってきて打線が強力化し、チームも波に乗っていたんですが、骨折での再離脱は痛手となるでしょう。長期離脱は避けられない、クライマックスシリーズで復帰できる事を願うばかりです。
日曜日は午後5時に試合開始予定。予告先発はソフトバンクがホールトン、ロッテは小野となっています。ホールトンは現在5連勝中、次も勝ってくれるでしょう。再び単独首位となったホークス、日曜日も勝利して首位固めといきたいですねえ!




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