日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス後半戦初勝利!

2009年07月31日 | HAWKS

後半戦連敗スタート、首位・日本ハムとの差が3ゲームに開き、それに脇腹を痛めているオーティズが登録抹消と最近良い事無しの福岡ソフトバンクホークス。木曜日はヤフードームでオリックスとの3連戦最後の試合が行われました。連敗で既に負け越しは決まっておりますが、最下位相手に3タテされるのは絶対に避けたいところでした。この日はソフトバンク・大場VSオリックス・平野の先発で始まったんですが…。


30日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(指)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(捕)田上秀則
8(左)小斉祐輔
9(三)明石健志
 (投)大場翔太
前日に今季初アーチを放った小斉選手が3試合連続のスタメン出場。30日に1軍登録された明石健志が9番サードで即スタメン入りを果たしました。


この日のヤフードームは「ゆかたナイター」と題し、ゲストの「mihimaru GT」が試合前のミニライブ、ミヒマルのヴォーカル・hirokoさんが始球式を務めました。マスコットのハリーホークも浴衣姿です。
初回、先発の大場が先頭打者の坂口に四球を与えて無死1塁、続く大引への初球、大場の直球がバントの構えを見せていた大引の頭部に直撃して死球。これで大場は危険球で一発退場。わずか8球でマウンドを降りる事になりました。さようなら。ソフトバンクは2番手に高橋秀聡が緊急登板。フェルナンデスを三振に仕留めた後、カブレラの四球で満塁。北川にライトへの犠牲フライで先制点を許しましたが、大村を内野ゴロに打ち取って3アウト。初回の満塁のピンチを1点のみに抑えました。
高橋は2回にボールが乱れて連続四球を許してしまい、1死1,2塁のピンチを招きます。しかし、坂口を空振り三振に仕留めた後、2塁走者・小瀬の三盗を田上が阻止して三振ゲッツー。3回には大引を3球三振、フェルナンデスとカブレラを共に2塁ゴロに打ち取って初めての3者凡退に抑えました。
1点を追いかけるホークスは、オリックス先発・平野の前に2イニング連続で3者凡退に抑えられる苦しい展開に。3回も田上と小斉が倒れて2アウトとなりますが、明石が平野の4球目をライト前に弾き返してチーム初安打。実はこれが両チーム通じでの初ヒットだったんです。続く本多が四球で1,2塁と同点のチャンス。ここで最近不振の続く川崎が4球目のストレートを捕らえ、レフト線を破るタイムリー2塁打。2塁走者・明石&1塁走者・本多が一気に生還して逆転に成功しました!
逆転の援護を貰った高橋は、4回も3者凡退に抑えると、5回には2死から四球による走者を出すも坂口を併殺打に打ち取りました。5回を投げ終えて無失点の好投、勝利投手の権利を獲得したところで降板しました。6回、ホークスは3番手の水田が1死からカブレラとフェルナンデスに連打を浴びて1死1,2塁とピンチを招き、北川を打ち取って2死後、4番手・森福充彦が大村をセンターフライに打ち取ってオリックスの反撃を許さず。
終盤に入った7回から勝利の方程式「SBM」を投入。まず7回に摂津が2死からヒットと四球で1,2塁のピンチを背負いましたが、塩崎を見逃し三振に仕留めてピンチを凌いでみせます。その裏に先頭の小久保が久々のヒットを放つと、多村もヒットで続いて無死1,2塁。長谷川の犠打が失敗した後、田上の犠打が決まって2死2,3塁の追加点のチャンスを迎えるも小斉が空振り三振で2者残塁。先発起用に応えられなかった小斉は8回の守備で交代。
8回にはファルケンボーグが6番手で登板し、先頭のフェルナンデスにヒットを許すと、北川に死球を与えてしまい1,2塁とまたまた同点のピンチ。しかし後続をしっかり抑えて3アウト。ヒヤヒヤしながらも無失点に抑えました。8回裏、明石の代打・森本学がライト前ヒット、本多の犠打で1死2塁。そして川崎がオリックス2番手・清水の初球スライダーをジャストミート!打球はオリックス左翼手・大村の頭上を越える2塁打、森本が生還してホークスに大きな追加点が入って3-1。そして9回、守護神・馬原がしっかりと抑えて試合終了。ソフトバンクが3-1で後半戦初勝利を挙げました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/07/30(木)
ソフトバンク-オリックス 14回戦
(7勝7敗、ヤフードーム、18:01、32140人)
Bs 100 000 000    1
SH 002 000 01X    3
【投手】
(オ)平野、清水、大久保-鈴木
(ソ)大場、高橋秀、水田、森福、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
【責任投手】
(勝)高橋秀4試合1勝1敗
(S)馬原31試合3勝1敗20S
(敗)平野12試合2勝7敗


大場が危険球退場で波乱のスタートとなったこの試合、緊急登板の高橋が初回の犠牲フライによる1点のみに抑え、川崎が全打点を挙げる活躍でオリックスに勝利し、同一カード3連敗を免れました。高橋投手が降板した6回以降は、中継ぎ陣の投手リレーで反撃を許さず。この日は7人がマウンドに上がったんですね…。チームも後半戦初勝利、金曜日からは札幌ドームで日本ハムとの首位攻防戦です。
この日の先発・大場は、わずか8球で2四死球。北川の犠牲フライで失点1がつきました。2試合連続で好投が続いたものの白星なし、今度こそ復活の白星を挙げるだろうと思っていたら、危険球でファンの期待を大きく裏切ってしまいました。危険球退場は両リーグ通じて5人目、パリーグでは今季3人目です。頭部に死球を受けた大引選手は、その後少しだけプレーをしましたが、大事を取って4回の守備で交代。福岡市内の病院で検査を受けた結果、骨に異常はありませんでした。とにかく無事でよかった…。
大場の後を引き継ぐ事になった高橋投手は、5回まで打者17人に対して73球、無安打・6奪三振・4四死球・無失点の内容で勝利投手になりました。最初はボールが定まらず四球のランナーを出すシーンがありましたが、徐々にリズムを取り戻して3回と4回に2イニング連続で3者凡退に抑えました。それにノーヒットピッチングだったことが素晴らしい!本人は「これからも中継ぎでやりたい」と語っておりましたが、今回の投球内容からすれば上出来だと思います。この際大場を先発ローテから外して高橋を入れた方がよいでしょう。
打線の方はチーム全体で6安打3得点。オリックス先発・平野の前に4安打放ちましたが、3者凡退で終わったのが5度もありました。特に4回から6回までは3イニング連続で3者凡退と沈黙。この日の打のヒーロー・川崎選手は4打数2安打3打点、2安打は何れもレフトへのタイムリー2塁打でした。1軍昇格即スタメンの明石は、今季初打席となった3回にライト前ヒットを放ち先発起用に応えました。明石選手には故障で戦列から離れている松田とオーティズの分まで頑張ってほしいですね。
後半戦初白星を挙げたホークスは金曜日からアウェーで日ハムとの3連戦。日ハムは木曜日のロッテ戦で8回に6得点の猛攻で逆転勝ち、チームも8連勝と勢いに乗っています。(何やってんだよロッテ。ハムに勝てないから最下位になっちまうんだよ。)現在首位との差は3ゲーム、ハムに3連勝すればゲーム差が無くなり、逆に3連敗を喫した場合は6ゲーム差に開いて優勝の夢がほぼ無くなります。金曜日の初戦はホークスがジャマーノ、日ハムはダルビッシュ有が予告先発です。いきなりダルビッシュとやるのかよ…。ダルに勝てる可能性はほぼゼロに近いですが、KOすれば弾みがつくかもしれませんな。絶対に負けられない札幌3連戦で勝ち越してくれことを信じています!


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