日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

多村&松中のホームランで連敗ストップ!

2009年07月22日 | HAWKS

ロッテとの3連戦に負け越して首位転落、月曜日の楽天戦にも負けて連敗を喫している福岡ソフトバンクホークス。最近ホークスが勝てないのでイラッとしているファンもかなり多いと思います。「鷹の祭典」2日目となる21日の楽天戦は、ソフトバンク・藤岡VS楽天・井坂の先発で始まりました。


この日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(指)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(捕)田上秀則
8(左)村松有人
9(三)森本学
 (投)藤岡好明
オーティズが前日の試合でクロスプレーの際にわき腹を痛めたため欠場、松中が3番、4番に小久保が入りました。村松が8番レフト、森本が9番サードで先発出場です。松田が手首を骨折、オーティズがわき腹負傷…。故障者ラッシュですね…。


連敗脱出を目指すソフトバンクは初回、1死から川崎がライト前ヒット、松中の四球で1死1,2塁。小久保が三振に倒れますが、ダブルスチール成功で2死2,3塁の場面で、多村が井坂の高めのスライダーを捕らえると、打球は左中間スタンドに突き刺さる先制3ラン本塁打!多村が新人にプロの洗礼を浴びせる一発で3点を先取します。2回に先頭の田上が2塁打を放つも無得点、3回は川崎がヒットで出塁するも盗塁失敗で1死となりますが、松中が7球目のストレートをジャストミート!ライトポール際への当たりは、上段まで飛んで行きました!松中の特大アーチで4-0とし、楽天先発・井坂をKOしました。
先発の藤岡は、初回の楽天上位打線を3者凡退に抑えると、2回には2つのヒットで2死1,2塁とピンチとなりますが、一発が恐い中村ノリをセンターフライに打ち取って凌ぎます。3回も3者凡退で序盤は無失点の好スタート。しかし4回、ヒットと四球で無死1,3塁となり、草野の2塁ゴロ併殺崩れの間に1点を返されます。なおも2死1,2塁と反撃のピンチが続きましたが、後続を内野ゴロに打ち取って楽天の反撃を1点に抑えました。
3点リードで迎えた5回、ホークスは本多・松中・多村が四球を選んで2死満塁のチャンスに、長谷川がセンター前タイムリーを放ち、2人が生還。無安打で満塁、1本のヒットで2点を奪いました。
追加点の援護を貰った藤岡は、この後も好投を続け、7回まで1失点に抑えます。8回も続投しますが、2死から鉄平にヒットを許すと、続く山崎にレフトへの一発を浴びてしまい3点差とされます。この後草野にもヒットを許し、3連打を浴びたところで降板。2番手で登板した摂津がセギノールを2塁ゴロに仕留め、わずか1球の好リリーフ。
ホークス3点リードの9回、守護神・馬原が3番手で登場。中村真人と中村ノリの「W中村」を共に外野フライに打ち取って2アウト。しかし、勝利まであと1人という場面で代打・憲史のヒット、田上のパスボール、リンデンの四球で2死1,2塁。代打・宮出のレフト前タイムリーで1点を失い、なおもピンチが続くも鉄平を打ち取って試合終了。6-4で逃げ切り勝ちを収め、チームの連敗もストップです。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/07/21(火)
ソフトバンク-楽 天 13回戦 
(楽天7勝6敗、ヤフードーム、18:00、35731人)
E 000 100 021   4
H 301 020 00X   6
【投手】
(楽)井坂、有銘、小山、グウィン-中谷、嶋
(ソ)藤岡、摂津、馬原-田上
【責任投手】
(勝)藤岡19試合4勝4敗
(S)馬原29試合3勝1敗18S
(敗)井坂13試合2勝3敗
【本塁打】
(楽)山崎武20号2ラン(8回、藤岡)
(ソ)多村11号3ラン(1回、井坂)、松中16号ソロ(3回、井坂)


「鷹の祭典2009」2日目の楽天との13回戦は、多村と松中のホームランで楽天先発・井坂をKO。藤岡→摂津→馬原の投手リレーで6-4と勝利しました。オーティズが休みでも打つべき人が決めてくれますね。やっぱりホークスが勝つとホッとします。
先発の藤岡は、8回途中まで119球、被安打8・8奪三振・1四死球・3失点で今季4勝目を飾りました。8回途中まで投げたのはたぶん自己最長じゃないかと思います。今までなら6回まで投げればOKだったけど、この日は本当に調子が良かったみたいで、田上捕手も「完投させてあげたかったよ」と褒めてました。鉄平と草野に2度も三振を奪って見せたんですが、山崎には4打数4安打、4打席目には一発を喰らいました。これだけ長く投げられたんだから、先発でやっていける自信もついたでしょう。9回に3番手で登板した馬原は今季18セーブ目を挙げて、通算118セーブの球団新記録を樹立しました。
打線の方は、毎回安打の12安打で6得点。本多・川崎・小久保・多村・田上の5人がマルチヒットを記録しました。先制3ランの多村は3打数2安打3打点。この日は横浜に住んでいる奥様と子供が観戦に訪れていたそうで、家族の前でホームランを放ってみせました。お父さんGood Job!松中は今季16号でチーム本塁打王争いから一歩抜け出した。今回残念なところは、7回と8回に2イニング連続で満塁のチャンスを逸したことです。7回2死満塁の場面では、村松がどん詰りの3塁フライで3者残塁。8回は途中出場の城所が三振に倒れました。
水曜日はオールスター前最後の試合。予告先発はホークスが杉内で楽天は長谷部となっています。杉内は先週の日本ハム戦で久々の黒星を喫したので、連敗だけは避けたいところです。エースの好投&ホークス打線のド派手な一発攻勢で鷹の祭典を締めくくって欲しい!


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衆議院解散!さあ真夏の総選挙へ。

2009年07月22日 | Weblog

麻生太郎首相が7月13日に衆議院の解散を予告してから1週間、遂にその時が訪れました。解散予定日とされていた21日に衆議院解散、それと同時に総選挙の戦いが幕を開けました。

21日午前の閣議で全閣僚が解散勅書に署名したため、衆議院解散が正式に決定。「麻生降ろし」のメンバーに名を連ねていた与謝野馨氏や石破茂氏もサインしました。午後に衆議院本会議が行われ、河野洋平衆議院議長が「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」と解散詔書を読みあげ、議員たちは万歳三唱で会議場を後にしました。衆議院の解散は「郵政解散」の2005年8月以来約3年11ヵ月ぶり。解散に伴い、衆議院選挙は8月18日に公示、30日に投開票が行われます。

自民党はゴタゴタの状態、民主党は前哨戦の地方選挙での好調を維持したまま総選挙を迎える事になりました。解散宣言が読まれた後の表情は両党とも大違いで、自民は麻生首相らみんながバンザイしているのに対し、民主は拍手をしておりました。本会議前の自民両院懇談会では、首相が自らの失言と「ぶれ」で内閣支持率が下がった事を謝罪し、最後は「反麻生」の一角・中川秀直氏と握手をかわし、「頑張ろうコール」で懇談会は終了。中川さんと和解して挙党一致をアピールして見せましたが、総選挙に向けての不安は残るばかりです。
一方の民主党は、政権交代を目指すためには第1党&野党の過半数越えが絶対条件。自民党の混乱と都議選の圧勝で勢いに乗っている事は確か。心配なのはトラブルが起きないかどうか。年金未納、偽メール、違法献金問題と何らかの形で代表者が辞任に追い込まれたという過去がありますからねえ…。投票日前に鳩山由紀夫代表の政治資金の虚偽記載問題が本格化したら、民主に逆風が吹いて総選挙で第1党になれないということもあり得るでしょう。

衆議院の解散はいろんな名前が付けられていて、かつては吉田茂の「バカヤロー解散」、中曽根首相時代の「死んだふり解散」、2003年の「マニフェスト解散」、前回の「郵政解散」というのがありました。今回の解散は「死んでないふり解散」、「やけくそ解散」、「そのまんま麻生解散」、「自滅解散」と書かれておりますね。私だったら麻生さんの読み違いの代表格にちなんで「みぞうゆう解散」あるいは「バカだから解散」、麻生内閣の支持率低下と自民党の混迷&真夏の総選挙という事で「夏バテ解散」と名付けます。
今度の総選挙は全国で1240名が立候補予定。全国300選挙区のうち259か所で「自民VS民主」の直接対決が実現します。引退および不出馬の議員は25名で、小泉純一郎元首相、自民党総裁を務めた河野洋平議長、津島派の会長・津島雄二氏などが引退を表明、小泉チルドレンの杉村大蔵氏は出馬を断念しました。また自民党の山内康一氏と長崎幸太郎氏が離党→無所属で出馬、糸川正晃氏は国民新党を離党して民主党に移籍して総選挙に臨みます。
40日間の長い選挙活動がスタート、今年の夏は総選挙一色になりそうです。民主党が政権交代を実現するのか、それとも自公連立が守り抜くのか?投票日の8月30日まであと39日。


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