日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

もうどうにも止まらない!ホークス今季最多の15得点!

2009年07月10日 | HAWKS

水曜日の試合は馬原がサヨナラのピンチを作るも何とか逃げ切り勝ち、2位・日本ハムが敗れてゲーム差が1.5に拡がりました。京セラドームでのソフトバンクVSオリックス3連戦は、2試合を終えて1勝1敗の五分。勝ち越しをかけた木曜日のファイナルラウンドは、ソフトバンクがジャマーノ、オリックスは光原が先発。オリックスに勝ち越して意気揚々と福岡に戻りたいホークスは、初回から打線が繋がりまくりです!

初回、先頭の本多が四球で出塁した後に盗塁を決め、川崎の犠打をオリックス先発・光原が3塁に送球するも判定はセーフ。フィルダースチョイスで無死1,3塁とし、オーティズ四球で満塁。この大チャンスに松中がセンター前に弾き返して2点を先制。小久保三振で1死後、多村がライト前ヒット→オーティズ生還で3点目。なおも1死1,3塁とチャンスが続き、長谷川が四球を選んで再び満塁。オリックスは光原を諦め、2番手に川越を投入します。この回2度目の満塁で松田が川越の高めのフォークをセンター前に弾き返して2点追加。1塁走者・長谷川は狭死となりましたが、松田は2塁まで進みました。この後田上もレフト前タイムリーを放ち、この回だけで4本のタイムリーが飛び出し、打者一巡の猛攻で6点を奪いました。しかし初回の6点はまだ序の口。この後も追加点取りまくりです。
いきなりの大量援護を貰った先発のジャマーノは、坂口・大引のオリックス1,2番を打ち取って2死としますが、3番・フェルナンデスに甘く入ったチェンジアップをレフトスタンドに運ばれて1点を返されます。続くカブレラにヒットを許すと、北川の四球で1,2塁と反撃のピンチが続く。しかし大村を2塁ライナーに仕留め、反撃を1点に抑えました。
初回に6点を奪ったホークス打線ですが、2回以降も勢いは止まりません。2回に川崎がヒットと盗塁を決め、オーティズの内野ゴロの間に3塁まで進み、松中の1塁ゴロを川崎が本塁突入、オリックス1塁手・フェルナンデスが本塁送球し、クロスプレーはセーフ。川崎の足で1点を追加したホークスは、多村のレフトへの2塁打で2死2,3塁とチャンスを作るも、長谷川はレフトフライに倒れて2者残塁。3回には先頭の松田が川越のシュートを捕らえ、レフトスタンドへのソロ本塁打で8点目。4回もホームランが飛び出します。1死1塁の場面で多村がバックスクリーンへの2ランを放って10点目。4回終了時点で10-1と態勢はほぼ決しましたな。
ジャマーノは2回に四球の走者を出すも後続を併殺打に打ち取り、3回は2死からフェルナンデスに内野安打を許すもカブレラをライトフライ。4回にはオリックス打線を3者凡退に抑えました。(実はこれが両チーム通じて最初の3者凡退でした)5回には先頭打者に2塁打を打たれ、2死3塁となりましたが、後続を内野ゴロに打ち取って無失点。6回には2つのヒットで2死1,3塁と再びピンチを迎えるも、下山を遊撃ゴロに抑えてピンチを凌ぎました。
中盤~終盤のホークスは、5回に本多のヒットと川崎の四球で1死1,2塁とした後、ダブルスチールが決まりましたが、オーティズと松中が凡退して3アウトで無得点。毎回得点が途切れます。6回には3者凡退に終わり、7回には田上がヒットを打つも1,2番が相次いで凡退。オリックス3番手・レスターの前に追加点が奪えず。ジャマーノは7回に先頭打者にヒットを許すと、1死1塁で坂口に左中間を破られて1点を失います。この後もオリックスの反撃が続きましたが、フェルナンデスを捕手フライに打ち取りました。
10-2と8点リードで迎えた8回、ホークスは先頭のオーティズがヒット、松中の代打・中西健太が2塁ゴロ、しかし相手のミスでオールセーフ。小久保代打・森本学が併殺崩れで1死1,3塁、途中出場の村松が2塁併殺崩れの間に1点が入りました。長谷川の四球で2死1,2塁となり、松田がセンター前タイムリーで12点目、田上はセンターフェンス直撃のタイムリー2塁打を放ち更に2点を追加。この回4点を奪い14-2、オリックスとの差は12点に拡がりました。9回には城所・中西の連打でもう1点追加。終盤は途中出場組が結果を残したソフトバンクがオリックスに15-2の圧勝を飾りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/07/09(木)
オリックス-ソフトバンク 11回戦 
(ソフトバンク6勝5敗、京セラD大阪、18:00、10205人)
H 611 200 041   15
B 100 000 100   2
【投手】
(ソ)ジャマーノ、三瀬-田上、山崎
(オ)光原、川越、レスター、清水、菊地原-鈴木、辻
【責任投手】
(勝)ジャマーノ5試合4勝
(敗)光原3試合1勝2敗
【本塁打】
(ソ)松田5号ソロ(3回、川越)、多村9号2ラン(4回、川越)
(オ)フェルナンデス8号ソロ(1回、ジャマーノ)


久しぶりにホークス打線が大爆発しましたね~。ファンが求めていた大量得点でオリックスに激勝しました。初回に6点を奪うと、3回に松田、4回に多村のホームランが飛び出し、8回にはこの試合2回目のビッグイニングが生まれました。先週の火曜日のオリックス戦でも序盤と8回の猛攻で13得点を叩き出しましたが、今回は先日を上回る15得点。今季最多得点を奪ったことで、応援隊長を務める白戸家のお父さん犬も大満足だと思います。お父さん、文句ないでしょ?大阪でのオリックス3連戦は2勝1敗の勝ち越し、通算成績も6勝5敗と白星が先行しました。これで気持ちよく福岡に戻れます!
今回の先発・ジャマーノは自己最長の8イニングを投げ抜きました。打者33人に対して109球、被安打8・2奪三振・2四死球・2失点。ランナーを出しながらも打たせて取るというジャマーノらしいピッチング、それに味方の大量援護もあって4勝目を飾り、前回のリベンジに成功しました。1軍初登板から4連勝で負け無し、右のエースになりつつあります。
打線の方は今季最多の15得点、安打数も最多の18安打を記録しました。投手別で見ると、先発の光原から5得点、2番手・川越から8安打(2本塁打)5得点、8回には4番手・清水から4得点奪いました。9回には城所・中西・森本学の3連打があったみたいですね。3回に8点目となるソロ本塁打を放った松田は、5打数3安打4打点と大暴れ。前日も3安打猛打賞で勝利に貢献し、この2日間で6安打6打点の大活躍を見せました。4回に2ランを放った多村は3打数3安打の固め打ち。3塁打が出ればサイクル安打達成だったんですが、6回に代打が送られて快挙はお預け。田上も5打数3安打3打点をマークし、1試合で3人の猛打賞が生まれました。4番・松中は4打数2安打3打点と頑張りました。
チームもまた2連勝、2位・日本ハムが西武に負けたため、ゲーム差が2.5と拡がりました。日ハムは西武に3タテを食らって5連敗、西武は6連勝と絶好調です。福岡ソフトバンクホークスは金曜日からヤフードームで東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦。楽天はドロ沼の8連敗を喫していましたが、9日のロッテ戦でようやく連敗がストップしました。金曜日の予告先発は、杉内俊哉と田中将大のエース対決になるはずだったんですが、杉内が背中の痛みを訴えて登板回避。最悪の場合は登録抹消もあり得るそうで、エースの離脱は相当な痛手となるかもしれません。杉内の代わりは大場翔太が登板します。うわぁーマジで期待できないんですけどー。今季は先発に3度も挑戦したけど、全て失敗に終わってます。今度も打たれてベンチで「うわぁ~ん」と号泣する姿が浮かびそうだ…。



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