日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ザックJAPANの救世主だ!吉田麻也のロスタイム劇的弾で北朝鮮に勝利!

2011年09月03日 | soccer

ザックJAPANブラジルへの道、いざスタート!2014FIFAワールドカップブラジル大会・アジア地区3次予選が2日に開幕。5大会連続出場を目指すサッカー日本代表は、3次予選でグループCに入りました。2日の第1戦は、ホーム・埼玉スタジアム2002で北朝鮮代表と対戦。北朝鮮は前回の南アフリカ大会に出場したチームで、FIFAランクでは超格下だけど、決して侮れない相手です。
今回の試合は台風12号の影響で開催が危ぶまれていましたが、予定通り実施。本田圭佑、長友佑都、中村憲剛と故障者が続出したりと不安だらけで北朝鮮戦に臨む事に。試合途中から大雨が降り出す中、最後に劇的なクライマックスが待っていました!


初戦のスタメンはこちら。
GK 1 川島永嗣
DF 3 駒野友一
DF 6 内田篤人
DF 15 今野泰幸
DF 20 吉田麻也
MF 7 遠藤保仁
MF 8 柏木陽介
MF 9 岡崎慎司
MF 10 香川真司
MF 17 長谷部誠
FW 19 李忠成
駒野が前回の韓国戦に続いて左サイドバックに入り、柏木がトップ下で先発出場。FWは李の1トップ。対する北朝鮮は、エースのチョン・テセ(鄭大世)、ベガルタ仙台の梁勇基(リャン・ヨンギ)、柏レイソル・安英学(アン・ヨンハ)がスタメン入りを果たしました。


北朝鮮のボールでキックオフしたこの試合、前半開始早々の2分、日本が右サイドでFKを獲得し、柏木のクロス→飛び込んだ吉田がスルーもGKにキャッチされます。その直後の3分、駒野がスリップすると、北朝鮮のチョン・イルグァンがボールを奪ってシュートしたが、その前にオフサイドの判定がありました。5分過ぎからは日本が相手陣内に攻め続け、19分に右サイド・内田のクロス→李が落とし、香川シュート打てない。21分に左サイドの駒野のクロス、岡崎が胸で落とし、こぼれ球を柏木がシュートするがクロスバーに直撃。その前にオフサイドがあった。24分には遠藤→李→柏木狙うもバーの上。25分には内田がこぼれ球を拾ってミドル放つもダメ。
前半32分、柏木がドリブルで持ち込んでクロスを上げ、李が飛び出して頭で合わせるも、GKの正面に阻まれる。33分には香川が中央からシュートを放ったが、ポスト右に逸れる。前半終了間際の46分、岡崎がボールを奪って柏木にパス、受けた柏木が打つも大ハズレ。果敢に攻め続けた日本だったが、北朝鮮のゴールを割る事が出来ず、前半は0-0で終了。

後半開始早々の1分、岡崎のパス→長谷部が中央からミドルを狙ったが、北朝鮮GKの好セーブに阻まれる。北朝鮮は3分に鄭大世が相手のパスミスを奪ってシュートするもブロックされます。4分、香川が左サイドで低めのクロスを入れ、岡崎がダイビングヘッドを試みるが、わずかに届きません。
北朝鮮は後半11分にパク・ナムチョル(朴南哲)を下げてパク・クァンリョンを投入。そのクァンリョンは14分、右サイドのクロスに頭を合わせるも枠を捉える事ができません。16分、リ・チョルミョン→梁勇基ミドルも相手に当たりCK。続くCKは決定気に至りません。
日本は後半15分、柏木に代えて清武弘嗣がピッチに入ります。18分、清武のパスからチャンスが生まれ、香川がドリブルでエリア内に入り、長谷部がラインぎりぎりのところでクロスも相手にクリア。しかし、こぼれ球を清武が狙って行ったが、相手DFの足に直撃…。後半25分、今度は李に代わってハーフナー・マイクを投入。ハーフナーは試合前日に招集され、これが代表デビュー戦。26分、長谷部が中央に倒されてFKを獲得し、遠藤が直接狙うもゴール左に外れる。29分、遠藤が北朝鮮のボールを奪うと、長谷部にボールが渡ってドリブル突破。香川→ハーフナーが右足を振り抜いたが、シュートはバーを直撃…。
試合時間残り10分近く、とにかく1点を取りたい日本は怒涛の攻めを見せます。35分に長谷部が右サイドを突破してシュートもサイドネット。続くCKをショートで繋ぎ、清武縦パス→香川のクロス→岡崎ヘッドもGKの好セーブに阻まれる。42分、長谷部のクロスに岡崎飛び込むも合わない。対する北朝鮮も43分に遠い位置でのFKを鄭大世が狙うも、川島が余裕でキャッチ。
0-0のままロスタイムを迎え、46分に右サイドクロス→ハーフナーが落とすも香川打ちきれない。さらに岡崎もダメ。今度は左サイドの駒野→清武→香川シュートも相手にブロックされた。47分、左CKから遠藤センタリング、香川が頭で落とし、最後は今野がボレーシュート!しかし、バーに阻まれた。なぜ決まらないっ!2度目の左CKをショートで繋ぎ、香川バックヘッドも北朝鮮GKにセーブされる。このまま終了かと思われた後半49分、右ショートコーナーから長谷部→清武クロス→最後は吉田のヘディングシュートが決まった!ようやく1点入った!この1点が決勝点となり、日本が1-0で北朝鮮に勝利しました!


荒天の中で行われたW杯3次予選第1戦は、再三北朝鮮ゴールを脅かし続けたんですが、ゴールを割る事が出来ず、バーに阻まれたシーンが3度もありました。ロスタイムの時は何度も惜しい場面が相次ぎ、「うわーっ!?何でっ!?何で決まんないの?」と悲鳴&頭を抱えましたよ。スコアレスドローで終了間際の後半49分に吉田選手のヘディングが決まった時は本当に嬉しかったし、ホッとしました~。もし格下に0-0で終わっていたら、「決定力不足だ…」と嘆き、気落ちしていただろうなあ。
得点が入った瞬間、両チームの雰囲気が対照的で、日本は控え選手たちが飛び出して吉田選手を囲んで祝福、ザッケローニ監督もガッツポーズしまくり。お祭り騒ぎの日本に対し、北朝鮮は鄭大世選手がしょんぼり。足首負傷に耐え、好セーブを連発したGKのリ・ミョングッも最後はガックリうなだれてました。一生懸命頑張ったのに…。
そして、埼玉スタジアムに駆け付けたサポーターたちも、ゴールの時は大歓声が上がりました。強い雨と風にも関らず観戦し、日本の勝利が見られて非常にハッピーな1日になった事でしょう。本田選手不在の影響は確かにあったけど、ザックJAPANがとにかく勝てて良かった!ホームでの初戦を白星で飾り、勝ち点3を獲得です。
終了間際の劇的な決勝弾を決めた吉田選手は、これが代表通算2得点目。中央でフリーの位置という絶好の位置で決めて見せました。ロスタイム弾と言えば、今年1月のアジアカップのヨルダン戦で、敗戦濃厚と思われたところで決めたのを思い出します。守備でも鄭大世を抑え、何も仕事させませんでした。ザックJAPANの救世主である吉田選手、助けれくれてありがと~う。
途中出場組の2人についてですが、清武選手は吉田選手のゴールをおぜん立てし、前回の韓国戦に続けてアシストを記録。パスで何度もチャンスを演出すれば、惜しいシュートがありました。先発で出場しながらもダメダメだった柏木選手に代わり、次戦のウズベキスタン戦では先発出場もあり得るかもしれません。2戦続けて存在感を発揮している清武選手が、今のところ本田選手の代役と言えるでしょう。それに、デビューを飾ったハーフナー・マイク選手は、内容的に悪くなかったと思います。シュートがクロスバーを叩いたのはもったいなかったなあ。もう一度いや何度でもいいからチャンスを与えてもいいんじゃないか?
初戦を白星で飾り、勝ち点3でスタートした日本代表は、第2戦の9月5日にタシケントに乗りこんでウズベキスタン代表と戦います。ウズベキスタンはタジキスタンに勝利し、こちらも勝ち点3を手にしております。C組最大のライバルが相手、長時間の移動、中2日と厳しいけど、ザックJAPANなら次も期待できるはず。2連勝でC組首位といきましょう!



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