日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

連敗地獄から脱出。ホークス怒涛の猛打で9月初勝利。

2011年09月04日 | HAWKS

福岡でのオリックス戦で3タテされ、西武ドームに乗り込みながらも杉内俊哉が打たれて敗戦。気がつけば今季ワーストの4連敗となった福岡ソフトバンクホークス。9月に入り失速の季節到来、パリーグ単独首位の今年は、逆転されてV逸になりそうな予感が…。先週の金曜日に細川選手が負傷し、それからチームも低空飛行に入ってしまった。ここに来ての細川離脱は痛いですね…。
自分は連敗中の間、世界陸上とサッカー男女代表の試合を楽しんでおりました。前日の埼玉西武戦はワールドカップ3次予選・日本VS北朝鮮戦を見ており、日本が勝った時は「ホークスもザックJAPANのように勝負強くなれないのかなあ」と思いました。負ければ5連敗となる4日はソフトバンクが岩嵜翔、埼玉西武が岸孝之の先発でした。


スタメンは次の通り
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(右)内川聖一
4(左)松中信彦
5(一)小久保裕紀
6(指)カブレラ
7(三)松田宣浩
8(中)長谷川勇也
9(捕)山崎勝己
 (投)岩嵜 翔


初回、ホークス先発・岩嵜が四球とヒットで無死1,3塁といきなりピンチを招き、中島にスライダーを狙われ、レフト前タイムリーで先制点を献上すると、なおも無死1,2塁で西武4番・中村剛也に甘く入ったフォークを捉えられ、レフトスタンドへの3ラン本塁打を浴び、初回でいきなり4失点を喫してしまいます。
2回、4点差を追うホークスは、先頭の小久保が西武先発・岸の2球目のストレートを弾き返し、打球は左中間スタンド一直線のソロ本塁打で1点を返します。しかしその裏、岩嵜は2死1塁で中島に左中間へのタイムリー2塁打を打たれ、もう1点を失います。3回にはフェルナンデスに高めの変化球を捉えられ、一発を浴びてしまいました。結局岩嵜は3回6失点でノックアウト…。
1-6と5点ビハインド、もはや敗色濃厚かと思われましたが、中盤からホークスの猛反撃が始まります。4回にカブレラが岸の初球カーブをすくい上げ、右中間スタンドに飛び込むソロ本塁打で反撃の狼煙を上げます。5回、川崎の四球、本多のヒットで2死2,3塁の場面で、小久保のセンター前タイムリーで2点を返して4-6と2点差に詰め寄ると、なおも2死1,2塁で松田のレフト前タイムリーで1点差に。この後長谷川もヒットで続き、2死満塁で山崎が西武2番手・星野の4球目のストレートを弾き返し、鋭い打球はレフト線を破る2塁打!ボールが転々とする間に満塁のランナーが一気に生還!下位打線3連打、山崎走者一掃で一気に逆転!この回6点を奪い、8-6と試合をひっくり返しました。
ホークスの勢いは6回以降も続き、6回に内川が2塁打を放ち、2死2塁で小久保がセンター前タイムリーで9点目。7回には1死1塁の場面で川崎がライト線への長打を放つと、1塁走者の山崎が3塁を蹴って本塁突入、相手の好返球もあり、タイミング的にはアウトかと思ったが、かわしてホームイン!山崎好走塁を見せ、打った川崎は3塁到達!7回終了時点で10-6としました。
終盤は7回裏に吉川、8回・森福、9回・金澤が1点失ったものの西武の反撃を振り切り試合終了。連敗のモヤモヤを吹き飛ばす一気の猛攻で西武に大逆転勝利です!


試合結果 パ・リーグ 2011/09/03(土)
西 武-ソフトバンク 16回戦 
(ソフトバンク11勝3敗2分、西武ドーム、18:00、23159人)
H 010 161 100  10
L 411 000 001  7
【投手】
(ソ)岩崎、藤岡、ブラゾバン、吉川、森福、金沢-山崎
(西)岸、星野、長田、木村、岡本篤-銀仁朗、星孝
【責任投手】
(勝)藤岡3試合1勝
(敗)岸15試合4勝7敗
【本塁打】
(ソ)小久保8号ソロ(2回、岸)、カブレラ10号ソロ(4回、岸)
(西)中村36号3ラン(1回、岩崎)、フェルナンデス13号ソロ(3回、岩崎)


負ければ泥沼の5連敗となりそうだった3日の試合は、序盤に岩嵜投手が大乱調で、3回までに1-6と絶望的なスコアでしたが、中盤以降にホークス打線が爆発し、5回に一挙6得点を奪い大逆転!5点差をひっくり返し、10-7で見事連敗ストップ&9月初勝利を飾りました。いきなり追いかける展開となり、「あーどうせまた負けるわな」と正直思いこみ、なでしこJAPANの日韓戦が大事だったので、ホークスの情報は遮断するつもりしていました。しかし、ホークスが勝っていると知った時はネットですぐさま確認しちゃいましたよ。いや~ホッとしたわ。
今回の先発の岩嵜投手は、3回までに68球を投げ、被安打7・1四死球・6失点と炎上。初回におかわり君に一発を浴びると、3回にはフェルナンデスにホームランを喰らってKO。逆転さえなければ敗戦投手でした。
この試合の勝利投手は4回から2番手としてマウンドに上がった藤岡好明投手で、4回に中島選手と中村選手から連続三振を奪うなど3奪三振、無安打投球を見せて今季3度目の登板で初白星。5回裏に2死満塁の場面で登板したブラゾバン投手は、栗山選手を遊撃フライに打ち取って西武の反撃を断つと、6回には3者凡退の好リリーフでした。ブラゾバンも今のところ悪くないですね。
打線の方はチーム全体で2ケタの13安打、先発全員安打を達成しました。中でも小久保選手は5打数3安打4打点と大当たり。2回に約2か月ぶりとなる8号ソロを放てば、2打席連続タイムリーで打線を引っ張りました。意外なヒーローも生まれ、山崎選手が走者一掃&逆転タイムリー2塁打、7回には好走塁を見せました。あと、4回に10号ホームランを打ったカブレラ選手は、11年連続の2ケタホームランを達成。6回には死球に激高してあわや乱闘騒ぎになりかけました。カブレラを敵に回したら恐いぞ。
1勝1敗で迎えた4日の第3戦は、西武が西口文也、ソフトバンク・高橋秀聡が予告先発。あれ?攝津投手じゃないの?高橋秀はこれが今季初先発となりますね。吉と出るか凶と出るか。


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なでしこJAPAN韓国に辛勝。2連勝&単独首位で五輪出場に前進。

2011年09月04日 | soccer

ロンドン五輪女子サッカーアジア最終予選の第2戦・日本VS韓国戦が3日、済南オリンピック・スポーツセンターで行われました。初戦はタイに3-0で勝利しながらも、内容面で課題を残したなでしこJAPAN、日韓戦に快勝して豪州戦、北朝鮮戦の天王山2連戦に弾みをつけたいところでしたが、この日も厳しい試合を強いられました。


第2戦のスタメン
GK 1 海堀あゆみ
DF 2 近賀ゆかり
DF 3 岩清水梓
DF 4 熊谷紗希
DF 15 鮫島彩
MF 6 阪口夢穂
MF 8 宮間あや
MF 10 沢穂希
MF 11 大野忍
FW 7 安藤梢
FW 9 川澄奈穂美
第2戦はキャプテンの澤を始め、宮間・大野・安藤・海堀・岩清水と言った主力メンバーが先発出場。ベストオーダーで韓国戦に臨みます。

立ち上がりから日本がペースを掴み、開始3分に左サイドのFKを宮間が蹴り上げ、熊谷が頭で合わせるもバーの頭上。6分には安藤がドリブルからシュートを放つが、惜しくも枠の外。9分、中盤でボールを奪うと、安藤が左サイドへパスを出す→宮間クロス→川澄ヒールで落とし、安藤が滑り込むも届かず。さらに大野が詰めるもクリアされてCK。続く右CKを宮間クロス、中央から飛び込んできた阪口が頭で叩きつけてゴール!開始10分で日本が幸先良く先制点を奪います。
しかし15分過ぎから韓国の時間帯となり、左サイドのイ・ウンミ→チ・ソヨンがクロス気味のシュートを放つが、右上に外れる。さらに1分後、近賀のクリアボールを奪ったチョン・ガウルがボレーを狙うも決まらず。危ない!21分、FKをソヨンが直接狙ったが、GK海堀が正面キャッチ。押され気味の日本は24分、右サイドからチャンスを形成し、近賀→川澄→近賀ペナルティエリア進入してグラウンダークロス、大野が合わせるも決まらず。迎えた前半30分、中盤で熊谷が足を滑らせたところで韓国が速攻。パク・ヒヨンがドリブル突破し、クォン・ハヌル→ソヨンの右足ミドルが決まる。熊谷のミスがきっかけで1-1の同点に追いつかれてしまった。
同点で前半も残り10分を切り、日本は38分に宮間が相手ボールを奪って大野にスルーパス、大野のクロスに宮間が走り込んで右足シュートもクロスバー直撃。対する韓国も42分、左サイドのロングボールにパクヒヨンが抜け出してシュートするも、右に逸れる。そして前半ロスタイム、安藤のパスを受けた澤がエリア内に入り、川澄がゴール前で粘りを見せてラストパス、大野が右足で流し込んだ!貴重な時間帯で勝ち越しゴールを奪い、日本が2-1で前半を折り返します。

後半に入り、韓国が猛反撃。開始直後に左サイドのFKをチョ・ソヒョンが蹴り、こぼれ球をクォン・ハヌルが相手DFをかわして右足を振り抜いたが、海堀がセーブ。8分にはカウンターからエリア付近でボールを繋ぎ、パク・ヒヨンがシュートするも枠を捉えられません。日本は後半13分に左CKを獲得するも、岩清水合わせられない。
韓国の時間帯が続く中、日本は後半25分に安藤を下げて永里優季がピッチに入ります。その永里姉は2分後の27分、鮫島のクロスに走り込むも転倒。後半33分には川澄のスルーパスに反応するもシュート打てません。その後も韓国の反撃が続いたが、日本がしっかり守り抜いて試合終了。なでしこJAPANが逃げ切り、韓国を下しました。


今回も結果的には勝てたけど、苦しい内容でしたなあ。やっぱりアジアの戦いは厳しいっす。序盤に阪口選手のヘディングゴールで先制点を取り、まだまだ行けるかなと思われましたが、徐々に韓国に流れが傾き、前半30分にINAC神戸でプレーしているチ・ソヨン選手に同点ゴールを決められました。前半ロスタイムに澤選手がチャンスを作り、大野選手が決勝弾。INAC組の活躍が目立ちましたな。
2-1で韓国を下したなでしこJAPAN、最終予選2試合を終えて2連勝・勝ち点6で単独首位に立ちました。厳しい試合内容が続いても、勝ち点を積み重ねていますね。第3戦からは試練の試合が続きます。5日はFIFA女子ランク9位、ドイツ女子W杯でベスト8のオーストラリアと対戦しています。オーストラリアは初戦の北朝鮮戦に敗れましたが、2戦目のタイ戦では5-1の圧勝。現在トップのなでしこにとって、豪州戦は最も苦しい戦いを強いられそうだ。なんとか最初の正念場を乗り切れますように…。



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