日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

なでしこに続け!関塚JAPANロンドンへ白星発進!

2011年09月22日 | soccer

サッカー女子日本代表(なでしこJAPAN)がロンドン五輪出場を決めてから約2週間、次は関塚JAPANがロンドンへの切符獲りに挑戦!ロンドン五輪男子サッカーアジア最終予選の第1戦・日本VSマレーシア戦が22日、佐賀県の鳥栖スタジアム(ベストアメニティスタジアム)にて行われました。最終予選は各組1位が五輪出場権を獲得。2位になった場合は「アジア地区プレーオフ」→アジアVSアフリカの「大陸間プレーオフ」が待っています。5大会連続出場を狙う日本にとっては、この最終予選を1位で通過したいところです。ロンドンへ向けての初戦となるマレーシア戦、ホームで勝ち点3&圧勝できたのか?


初戦の先発メンバーはこちら
GK 1 権田修一
DF 2 酒井高徳
DF 4 酒井宏樹
DF 12 浜田水輝
DF 13 鈴木大輔
MF 3 扇原貴宏
MF 8 山村和也
MF 10 東慶悟
MF 14 原口元気
MF 17 清武弘嗣
FW 9 大迫勇也
フル代表で結果を残している清武が先発出場。FWは大迫の1トップ。永井謙祐はベンチスタートとなりました。


日本ボールで始まったこの試合、開始早々から日本にチャンスが訪れ、前半1分に左サイドから原口→酒井高がドリブル後に低いクロスを入れ、大迫がトラップで落とし、清武がシュートを打って行ったが、相手GKの足に阻まれてゴールならず。7分、扇原が右サイドへロングパスを入れると、清武のヒールパスが東に通り、ラインぎりぎりのところで東がクロスを上げ、大迫が頭で叩きつけるも、GKにキャッチされた。迎えた前半10分、扇原の縦パス→東→清武がドリブルで切り込んで右の東へパス。フリーの東が右足で流し込んでゴール!日本が早い時間帯で先制点をGET!
日本は更に攻め続け、11分に原口のパスから東が2点目を狙ったが、GKに阻まれ連続ゴールならず。14分には酒井高のグラウンダークロスに大迫が飛び込むも相手DFにクリアされる。16分、右サイドからのFKで変化をつけ、東のクロス→フリーの浜田が飛び込んで頭で合わせるも、マレーシアGKのファインセーブに阻まれる。24分、原口のミドルシュートはGK正面、こぼれ球に大迫が詰めるも上手く押し込めない。
32分、原口が左サイドをドリブル突破し、相手DFをフェイントでかわしながらペナルティエリア内に入ってシュートを放つが、GKにセーブされる。前半終了間際のロスタイム、東が左サイドでクロス→扇原スルー→右でフリーになっていた清武がシュートしたが、マレーシアGKが飛び出して防ぐ。日本、再三に渡りマレーシアゴールに迫るも、相手GKの好セーブに阻まれ続け、追加点を奪う事が出来ず。前半は1点リードで折り返します。

後半に入り、マレーシアはジュソーが右サイドからシュートを放つも枠外。日本は8分、原口のスルーパスに東が抜け出し、エリア内でDFをかわして左足でシュートするもGKに阻まれる。9分には東のスルーパスに大迫がシュートも決まらず。迎えた後半14分、日本は大迫に代えて永井を投入。永井のスピードで相手の守備を崩す狙いか。マレーシアは17分、右サイドからチャンスを形成し、ザカリアがドリブル突破してグラウンダークロス、オスマンが右足を振り抜くも、日本DFが懸命に守り抜く。
23分、原口が右サイドでボールをキープした後、清武→扇原と繋ぎ、最後は酒井高が左からロングシュートを狙うもダメ。後半30分、ロングボールが永井に渡り、永井がエリア内でクロスを上げ、山村→山崎亮平→清武の浮き球パス→永井が右足で落とし、山崎が右足で決めた!途中出場の山崎のゴールでようやく追加点を奪った!
残り10分を切り、日本の攻撃は衰えず。35分、永井クロス→山崎パス→清武シュートもゴール前でマレーシアDFが体を張ってクリア。終了間際に永井がヘディングシュートも決まらず。結局試合は2-0で日本が勝利し、ホームでの初戦を白星で飾りました。


今回の試合は終始マレーシアに攻撃で圧倒し、26本のシュートを放っていきましたが、追加点取るのに苦労したなあ…。決まっていたかもしれないシュートも、マレーシアGK・チェマトの好セーブに何度阻まれた事か…。チェマトじゃなかったらゴールラッシュだったのに。決定力不足の課題が見つかりましたが、問題の守備については、立ち上がりの失点も無く、マレーシアを無失点に抑えたのでOKでしょう。
この日も清武選手がいい仕事をしました。前半10分に東選手の先制点をアシストすれば、後半には自らのパスが得点に繋がり、2得点に絡む活躍を見せました。フル代表や五輪代表で結果を残し、最近の活躍ぶりを見ていると「何かを持ってる感」が強い。10月以降はフル代表に専念するとのことで、11月に行われる最終予選2試合は欠場が濃厚。フル代表でもスタメンで暴れまわる清武選手が見てみたいですね。
日本の得点シーンを振り返ると、先制点を決めた前半10分、清武選手と東選手が相手DFを崩し、最後は東選手がゴール。この2人はかつて大分トリニータのチームメイトでした。元大分コンビの息はピッタリでした。2点目は途中出場の2人が得点に絡み、永井選手がアシスト、山崎選手が2点目を奪いました。山崎選手はバセドー病と診断され、一度代表から離脱。最終予選絶望かと思われましたが、無事に回復。代表復帰戦でゴールを決めて復活をアピールしました。
大事な初戦を制し、勝ち点3を獲得した関塚JAPAN、ロンドンへ向け好スタートを切りました。この後の日程は、2戦目の11月22日にアウェーでバーレーン戦、27日はホームでシリア代表と対戦します。11月の2連戦は清武選手が不在となるため、その穴をしっかり埋めないといけません。最終予選は始まったばかり、残り試合もしっかり勝ち点を挙げ、1位通過でロンドンの切符を掴み取ってほしいと思います。関塚JAPANよ、なでしこに続け!


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和田完封勝ちで13勝目!優勝マジックも12に減りました。

2011年09月22日 | HAWKS

パリーグ首位をひた走り続ける福岡ソフトバンクホークスは、19日から神戸&大阪でオリックスバファローズとの3連戦を戦っておりますが、初戦は3回ノーゲーム(大場翔太が危険球退場)、20日は9回サヨナラ負け。しかし、2位・日本ハムが西武に連敗したため、優勝へのマジックナンバーが「13」となりました。それでもマジックは減るもんだな。21日は台風15号の影響で東京ドームなどで試合が中止となりましたが、京セラドームでのオリックスVSソフトバンクは予定通り開催。3戦目はソフトバンク・和田毅、オリックス・寺原隼人の先発で始まりました。


スタメンはこちら
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(左)内川聖一
4(指)カブレラ
5(三)松田宣浩
6(中)長谷川勇也
7(右)多村仁志
8(一)福田秀平
9(捕)細川 亨
 (投)和田 毅


ホークスは序盤から寺原を攻め立て、初回に先頭の川崎がヒットで出塁すると、本多がきっちりと犠打を決めて1死2塁と得点圏に走者を進めます。2死後、カブレラが低めのストレートを弾き返しセンター前タイムリー。2塁から川崎が生還して1点を先制します。続く2回、多村のヒット、細川の内野安打で2死1,3塁と追加点のチャンスに、川崎が高めのスライダーを叩いてセンター前へのタイムリーヒットで2点目を奪います。この後、本多のヒットで2死満塁と突き放すチャンスでしたが、内川が凡退して3者残塁…。
先発の和田は、初回に2死から後藤にヒットを許すも、4番・T-岡田を遊撃ゴロに打ち取り無失点できりぬけると、2回は3者凡退に抑え、3回には先頭打者を出してしまいましたが、梶本を三振、阪口を併殺打に仕留め、オリックスの反撃を許しません。
2点リードの4回、先頭の福田がセンター前ヒットで出塁すると、細川の犠打で2塁に進み、川崎の場面で3塁への盗塁を成功させ、自らの俊足でチャンスメイク。1死3塁で川崎がきっちりと犠牲フライを放ち、3塁から福田がホームインして3点目を奪いました。
序盤の3イニングを無失点に抑えた和田は、中盤に差し掛かると調子を上げてきます。4回に1死から後藤をチェンジアップで空振り三振を奪い、続くT-岡田にもチェンジアップで空振り三振に仕留め、2連続三振で3者凡退。5回と6回は打たせて取るピッチングで3者凡退。4回から6回まで3イニング連続3者凡退とオリックス打線を沈黙させます。
終盤に入った7回、ホークスはヒットと四球で1死1,2塁とダメ押し点のチャンスにカブレラが併殺打。その裏に和田が後藤にレフト前ヒットを浴びるが、T-岡田を併殺打に打ち取り0点。和田は8回以降も続投し、9回に先頭の鈴木に2塁打を浴びたが、後続をきっちり抑えて試合終了。和田が9回を投げ切り、オリックス打線を完封しました。


試合結果 パ・リーグ 2011/09/21(水)
オリックス-ソフトバンク 20回戦 
(オリックス10勝9敗1分、京セラドーム大阪、18:00、17701人)
Sh 110 100 000  3
Bs 000 000 000  0
【投手】
(ソ)和田-細川
(オ)寺原、比嘉、高宮、吉野、香月-鈴木
【責任投手】
(勝)和田23試合13勝5敗
(敗)寺原22試合11勝9敗



和田投手、見事なピッチングで9回完封勝ち!打線もオリックス先発・寺原投手を序盤で攻略し、4-0で勝利しました。ホークスはVSオリックス戦の連敗を4で止め、優勝へのマジックナンバーを12としました。順調にマジックが減ってますね。また、この日は日ハムの試合が無かったため、ゲーム差は8.5に開きました。
この日の先発の和田投手は、9回まで29人の打者と対戦して114球を投じ、被安打4・4奪三振・無四球・無失点という内容。ランナーを出しながらも打たせて取り、3塁を踏ませないピッチングでオリックスの反撃を終始許しませんでした。和田投手は今季2度目の完封勝ちで13勝目です。さすがエースだ。
打線の方はチーム全体で12安打。結構ヒット打ちながらも3点しか取れなかったか…。川崎選手と本多選手がともに3安打の猛打賞をマーク。川崎選手は2打席目にセンター前タイムリー、3打席目には3点目となる犠牲フライを放ちました。本多選手はこの試合盗塁を2回決め、今季51盗塁と2年連続盗塁王へ大きく前進。また、内川選手がこの試合で規定打席に到達。打率.336は文句無しでパリーグトップ。もう首位打者は決定的でしょう。
優勝までM12の福岡ソフトバンクホークスはこの後、23日からクリネックススタジアム宮城にて東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦が控えています。この3連戦は苦手としている田中将大が出てくるかも…。とにかく楽天に勝ち越して優勝へ一直線ダー!



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