日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

夏競馬2011FINALは小倉&新潟2歳重賞!WIN5は波乱続出で初の的中無し。

2011年09月05日 | 競馬

6月から始まった夏競馬も今週でフィナーレ。9月最初の日曜日の4日、開催最終日となった小倉競馬場と新潟競馬場で2歳馬による重賞レースが行われました。同世代のライバルたちを蹴散らし、「夏の2歳チャンピオン」のタイトルを獲得したのは?そしてWIN5では、波乱レース連発で2度目の2億円誕生の予感がしたのですが…。


小倉メイン・第31回小倉2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は、13頭で争われ、新馬戦を5馬身差で圧勝した⑪マコトリヴァーサル、ダイワメジャー産駒⑩エピセアローム、サクラバクシンオー産駒の⑤ゴーイングパワーなどが出走してきました。
注目のスタートは、マコトリヴァーサルがポンと飛び出して好スタートを切ったのに対し、⑨メイショウダビンチと①オウケンハナミズキがあまりタイミングが良くなかった。先行争いではゴーイングパワーと④キンシツーストンの4枠組、③カシノラピスの3頭が競り合い、4番手集団にはハナミズキ、シゲルスダチ、⑦アイラブリリ、⑥カノヤミノリの4頭が並び、エピセアローム8番手、9番手にテイエムハエンカゼ、後方では⑫ヴェアデイロス、メイショウダビンチ、1番人気のリヴァーサルは後方2番手を追走し、⑬ハギノコメントが最後方。
残り600mを切って3,4コーナー中間点のところで、先頭はカシノラピスとツーストンの2頭が並び、アイラブリリ、アロームが外から上昇。ゴーイングパワーも真ん中から接近し、戦闘が5頭並ぶ状態で最後の直線へ。ゴーイングとアイラブリリが競り合うところで、エピセアロームがかわして先頭に浮上し、2番手以降を引き離しにかかる。2番手争いではマコトリヴァーサルが大外から一気に襲いかかるが、前のエピセアロームには届かない。アロームはリヴァーサルの猛追を振り切り1着でゴールイン!

2歳牝馬のエピセアロームが、2着に1馬身半差の快勝で小倉2歳ステークスを制しました。ダイワメジャー産駒としてはこれが重賞初勝利となります。1番人気に推されていたマコトリヴァーサルは、後方2番手から追い上げたものの、2着に敗れました。エピセアロームは道中は中団待機、4コーナー~直線に差し掛かるところで外に膨らみかけるも持ち直し、残り200m辺りで単独先頭。最後は浜中俊騎手がガッツポーズしながらゴールイン。快心の勝利だったといえるかな。
6月の新馬戦では2着に敗れた後、2戦目の京都未勝利戦では、持ったまんまで6馬身差の圧勝でした。3戦目となった今回は、初めての小倉、距離短縮と不安なところがありましたが、その心配を吹き飛ばしました。2連勝で重賞初制覇、通算成績3戦2勝・2着1回と連対率100%。現時点では2歳牝馬の中ではトップクラスと言えるでしょう。


新潟のメイン競走・第31回新潟2歳ステークス(GⅢ・芝1600m)は、フルゲート18頭によって行われました。新潟マイルでの新馬戦でぶっちぎり勝ちしたハーツクライ産駒の⑪ジャスタウェイ、同コースで勝利経験のある⑥アドマイヤリリーフ、ダイワメジャー産駒で、新馬戦で「小倉チャンプ」のエピセアロームに勝った①ダローネガ、他にも⑤ニンジャ、⑩モンストール、⑦ラフレーズカフェが参戦。
ばらついたスタートで始まったこのレース、ダローネガとニンジャが先手を取り合い、ニンジャが鼻を奪います。ダローネガ2番手追走で、3番手の位置に②ニコールバローズと⑧ハッシュドトーン、5番手争いに⑨フィロパトールとダンスインザマミー。中団の8番手集団の中には、アドマイヤリリーフ、⑫プレノタート、⑩モンストール。③ヴュルデバンダム11番手、12番手のところにジャスタウェイが追走。後続では、⑰クリッピングエリア15番手、ラフレーズカフェ16番手と言う展開。
外回り3コーナーの中間点で18頭がやや縦長。ニンジャは前半800mを48秒台で通過し、長い直線コースに差し掛かります。直線でもニンジャが逃げ粘り、ダローネガが内寄りで追いかけ、真ん中からモンストールが追い込む。さらに大外からジャスタウェイも伸びてきた。残り200mで先頭争いはモンストールとジャスタウェイの2頭に絞られ、ニンジャが後退し、ダローネガは伸びない。残り100mでジャスタウェイが迫るも、モンストールが最後まで粘ってゴールイン!
新潟の長い直線を気持ち良く駆け抜けたモンストール、2強撃破で新潟2歳王者に輝きました。1番人気だったジャスタウェイは3/4馬身差の2着、3着には9番人気の⑭クイーナルタミラが入り、2番人気のダローネガは4着でした。モンストールはデビュー2連勝で重賞制覇、鞍上の柴田善臣騎手はこのレース初制覇で、表彰式ではプレゼンターを務めたDAIGOさんと一緒に「ウィッシュポーズ」をやっておりました。モンストールの父は、2005年に高松宮記念を勝ったアドマイヤマックスで、アドマイヤマックス産駒としては悲願の初重賞勝ちを果たしました。将来は父と同じくマイル&短距離路線に進むのでしょうか?


さて、夏競馬最後のWIN5、今週は波乱のレースが続き、2億円前後の高額配当の予感が徐々に漂ってきましたが、結果はこうなりました。

対象レースその1:小倉10R・西日本スポーツ杯 
3番人気の④ハノハノが最内から突き抜けて1着。1番人気・⑩ジュエルオブナイルは10着。
対象レースその2:新潟10R・稲妻特別
直線1000mで行われたこのレース、残り200mで大外に持ち出した⑮レイクウルフが勝利。この馬はなんと単勝11番人気!1番人気の⑬スマートムービーは4着。
対象レースその3:札幌11R・札幌日経オープン
重賞ウィナーである⑫コスモヘレノスが参戦し、1番人気に指示されましたが、レースは先行策を取った⑥メイショウクオリアと④ゴールデンハインドがゴール前まで粘り続け、最後は2頭が並んでFINISH。写真判定の結果、10番人気のゴールデンハインドがハナ差を制しました。コスモヘレノスは見せ場なく11着惨敗。
対象レースその4:小倉11R・小倉2歳ステークス
2番人気のエピセアロームが勝利し、1番人気・マコトリヴァーサルが2着。
対象レースその5:新潟11R・新潟2歳ステークス
モンステールは単勝4番人気、ジャスタウェイ2着でした。

というわけで、今回は「④-⑮-④-⑩-⑩」の組み合わせとなりました。1番人気が全て敗れ、10番人気以上の伏兵馬が勝つというレースもあり、新潟では11番人気の馬が勝てば、札幌メインでも10番人気の馬が1着になりました。誰もが2億円を期待していたWIN5の配当金は…、的中0票の0円!20回目で的中者がいなかったのは史上初で、キャリーオーバーは8億5280万8741円で、次回に持ち越されます。
この日は1155万票以上投票され、2レース目で残り6,122票、3レース目で153票、4レース目の小倉2歳Sを終えた時点で残り18票まで減って行きました。ここまで来たら2億円的中者が出てくるのかと思われましたが、結局出てきませんでした…。2億円の配当金が出ただけで凄いけど、的中なしというのも驚きますなあ。秋競馬突入の次回、億馬券は誕生するのか?



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ