日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

敗色濃厚から大逆転サヨナラ勝ち!ホークスが日本ハムに連勝!

2013年09月15日 | HAWKS

日ハムとの3連戦の初戦を制した福岡ソフトバンクホークスは、3連休中日の15日もヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズと対戦。この日はソフトバンク・巽真吾、日本ハム・大谷翔平の先発で始まり、終盤の反撃から劇的なクライマックスが待っていました!



この日のスタメンは次の通り。
  ソフトバンク         日本ハム
1(一)中村  晃        (一)西川遥輝
2(遊)今宮健太        (右)杉谷拳士
3(中)長谷川勇也      (中)陽  岱鋼
4(左)内川聖一        (一)アブレイユ
5(指)柳田悠岐        (三)小谷野栄一
6(三)松田宣浩        (左)佐藤賢治
7(一)明石健志        (捕)近藤健介
8(二)本多雄一        (二)今浪隆博
9(捕)山崎勝己        (遊)中島卓也
 (投)巽  真悟        (投)大谷翔平


ホークスは1回、日ハム先発・大谷の立ち上がりを攻め立て、中村と今宮の1,2番コンビが連続ヒットで出塁すると、長谷川が四球を選んで無死満塁とします。一打先制の場面で、内川が大谷の外角の変化球を叩きつけ、ショートへのタイムリー内野安打。3塁走者が生還して1点を先制します。なおも追加点のチャンスでしたが、柳田レフトフライ、松田は投手ゴロ併殺打に倒れ、1点止まり。
先制点の援護を貰ったホークス先発の巽は、3回まで日ハム打線を無失点に抑えていましたが、4回に先頭の西川にヒットを許すと、自らのボーク、杉谷の犠打、陽岱鋼の四球で1死1,3塁と初めてピンチを背負います。なんとか踏ん張りたいところでしたが、4番・アブレイユへの2球目のカットボールがワンバウンド→ワイルドピッチで3塁走者が生還。一人相撲で同点とされてしまいました。
1-1の同点で迎えた6回、ここまで1失点の巽は、杉谷と陽の連続ヒットで無死1,3塁と勝ち越しのピンチを招くと、アブレイユに初球を弾き返されレフト前へのタイムリーヒット。3連打を浴びて勝ち越し点を許した巽は、小谷野の犠打で1死2,3塁の場面で降板。嘉弥真新也が2番手で登板しますが、佐藤の代打・赤田将吾にレフト前タイムリーを許すと、近藤にはタイムリー内野安打、 今浪にライト前ヒットと3連続タイムリーを浴びてしまいます。結局この回、日ハム打線の前に5点も取られ、1-6と5点差とされた。
5点を追うホークスはその裏、長谷川、柳田、松田のヒットで1死満塁とすると、明石が大谷のストレートを捉えてセンター前タイムリーヒット。3連続ヒットで1点を返す。なおも3人の走者を置き、本多が日ハム2番手・矢貫俊之からライトへの犠牲フライを放ち、3-6と3点差に詰め寄ります。
8回、2死1,2塁で本多が日ハム5番手・石井裕也のストレートを弾き返し、ライト前タイムリーでさらに1点を返す。なおも2死1,3塁で山崎の代打・ペーニャがピッチャー強襲のタイムリーヒットで1点差。鋭い打球をヒザに受けた石井投手は悶絶…。1点ビハインドの9回、1死1塁で内川が日ハム7番手・武田久の甘く入ったフォークを振り抜き、レフト線を破る2塁打。1塁から長谷川が一気に本塁を狙ったが、日ハム野手陣の好返球に阻まれ本塁憤死。2死となりもはや万事休すかと思われたが、柳田がライト前ヒットで繋ぎ、2死1,3塁で松田がレフト前タイムリーヒット!土壇場で6-6の同点に追い付き、勝負は延長戦へ。
延長11回、ホークス7番手・森福允彦が日ハムの上位打線から3者連続三振を奪うと、その裏に今宮が四球を選んで出塁。無死1塁で長谷川が日ハム8番手・鍵谷陽平の初球を振り抜き、ライトへの打球は右翼手・杉谷の頭上を越える2塁打。1塁走者・今宮が一気にホームイン!7-6でホークスが劇的サヨナラ勝利!!



試合結果 パ・リーグ 2013/09/15(日)
ソフトバンク-日本ハム 21回戦 
(日本ハム11勝10敗、ヤフオクドーム、13:00、37578人)
F 000 105 000 00   6
H 100 002 021 01x  7
(延長11回)
【投手】
(日)大谷、矢貫、宮西、河野、石井、増井、武田久、鍵谷-近藤、大野、鶴岡
(ソ)巽、嘉弥真、江尻、二保、ファルケンボーグ、五十嵐、森福-山崎、高谷、細川
【責任投手】
(勝)森福48試合3勝2敗
(敗)鍵谷38試合2勝3敗1S



1-1の同点から6回に5点も取られたときは「今日は巽と嘉弥真のせいで負けだな」と思ったけど、6回裏に2点を返すと、8回に1点差まで詰め寄ると、9回2死1,3塁で松田選手のタイムリーヒットで同点に。同時に大谷投手の勝ち星&巽投手の黒星が消えました。そして11回に長谷川選手がサヨナラタイムリー2塁打を放ち、5点差をひっくり返しての大逆転勝ち。「ガッツパープル」って非常に縁起の悪いユニフォームだと思い込んでいましたが、物凄いパワーが秘められていたんですね。今回のサヨナラ勝利でそのイメージが一変しそうだわ。
この試合の勝利投手になったのは、延長11回に7番手で登板した森福投手で今季3勝目。最初の打者をスライダーで空振り三振を奪うと、杉谷選手にもスライダーで三振に仕留め、陽岱鋼をシュートで仕留めました。この3連続三振が、その直後のサヨナラ勝ちに繋がったのかな?
打線は先発全員安打の16安打。この日のヒーローとなった長谷川選手は、5打数3安打1打点の猛打賞。今季57試合目のマルチ安打は球団新記録、猛打賞も今季20試合目で球団タイ記録となりました。打率も.350に上がり、シーズン200本安打まで残り22本です。2安打1打点の内川選手は、現在の打率.320。ホークス勢が打率部門で1,2を独占しています。
15日はホークスが勝利し、2位・ロッテが西武に敗れたため、2位との差が1ゲームに迫りました。同一カード3連勝を掛けた16日は、ソフトバンク・大場翔太、日ハム・中村勝の予告先発。大場投手は日ハム戦1勝1敗でございます。ガッツパープルパワーで日ハムを3タテできるといいなあー。




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オセゲラ来日初失点も3連勝!すっかり左の柱になったなあ。

2013年09月15日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは14日からホーム・ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズとの3連戦。残り試合も少なくなり、優勝は厳しいけれど、クライマックスシリーズ進出そして2位で終えるためにも1試合も落とせません。3連戦初戦の14日は、ソフトバンクは2連勝中のオセゲラ、日本ハムは吉川光夫の先発で始まりました。


この日のスタメンは次の通り。
  ソフトバンク         日本ハム
1(一)中村  晃        (指)西川遥輝
2(遊)今宮健太        (遊)大引啓次
3(中)長谷川勇也      (中)陽  岱鋼
4(左)内川聖一        (一)アブレイユ
5(指)柳田悠岐        (三)小谷野栄一
6(二)李  杜軒        (左)赤田将吾
7(三)松田宣浩        (捕)鶴岡慎也
8(右)江川智晃        (右)杉谷拳士
9(捕)山崎勝己        (二)中島卓也
 (投)オセゲラ        (投)吉川光夫



1回、3連勝を目指すホークス先発・オセゲラが日ハムの先頭打者・西川を見逃し三振に仕留め、2死から陽岱鋼にヒットを許すも、4番・アブレイユをレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けます。その裏のホークスは、今宮のヒット、長谷川と柳田が四球を選んで2死満塁と先制のチャンスを作りますが、李杜軒が空振り三振に倒れ、日ハム先発・吉川の前に先制点を奪えず。
オセゲラは2回には中軸を3者凡退に抑えると、3回にはヒットと四球で1死1,2塁と初めてピンチを迎えますが、大引を遊撃ゴロ併殺打に打ち取ってピンチを凌ぎます。しかし4回、先頭の陽岱鋼に出塁を許すと、盗塁と内野ゴロの間に1死3塁とされる。先制点を与えたくない場面で、小谷野センターフライ→3塁走者がタッチアップしてホームイン。ノーヒットで先制点を献上してしまいました。
1点を追うホークスは、日ハム先発・吉川の前に打線が沈黙し、3回と4回の2イニング連続で3者凡退に抑えられます。どんな形でもいいから出塁&1点がほしい場面で迎えた5回、先頭の松田がレフト前ヒットで出塁すると、続く江川が四球を選び無死1,2塁。山崎がしっかりと送りバントを決めて1死2,3塁とチャンスを拡げます。一打同点&逆転の場面で、中村が吉川の甘く入ったスライダーを捉え、ライトの頭上を越えるタイムリー2塁打!松田と江川が生還し、2-1とホークスが逆転に成功します。
味方の援護をもらったオセゲラは、直後の6回に圧巻のピッチングを披露。まず、先頭の西川を変化球で空振り三振を奪うと、続く大引をインコースのストレートをズバッと決めて見逃し三振。さらに陽岱鋼にも空振り三振に斬り、上位打線を3者連続三振!オセゲラは6回を投げ切り1失点でマウンドを降りました。
ホークスは7回以降は継投に入り、7回に2番手・柳瀬明宏、8回1死2塁から3番手・森福允彦が後続を抑えて日ハムの反撃を阻止。そして9回は五十嵐亮太が3者凡退に抑えて試合終了。ホークスが2-1で日ハムに逆転勝ちを収めました。


試合結果 パ・リーグ 2013/09/14(土)
ソフトバンク-日本ハム 20回戦 
(日本ハム11勝9敗、ヤフオクドーム、13:00、31059人)
F 000 100 000  1
H 000 020 00X  2
【投手】
(日)吉川、矢貫、石井-鶴岡、大野
(ソ)オセゲラ、柳瀬、森福、五十嵐-山崎
【責任投手】
(勝)オセゲラ3試合3勝
(S)五十嵐43試合2勝2敗10S
(敗)吉川23試合7勝13敗


紫のユニフォーム姿(個人的には縁起の悪いイメージが強い)で臨んだ今回の試合は、オセゲラ投手が6回1失点と踏ん張り、ホークス打線が5回に中村選手の2点タイムリーで逆転。数少ないチャンスをモノにしたホークスが、2-1で接戦を制しました。昨年のパリーグMVPの選手に投げ勝ったオセゲラ投手はこれで3連勝。4回に犠牲フライによる失点を喫しましたが、6回に3者連続三振を奪う好投を見せました。大隣投手が難病で離脱、帆足投手が不調の中、オセゲラ投手は安定感抜群。わずか3試合で左の柱になりましたねえ。
15日はソフトバンク・巽真悟、日本ハム・大谷翔平の予告先発で行われます。巽投手は前回のオリックス戦で7回途中3失点で負け投手に。今度こそ悲願の初勝利なるかどうか…。





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