日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

やっぱり絶対王者は強い!ロードカナロアがスプリンターズステークス連覇&GIも5連勝!

2013年09月29日 | 競馬

2013年秋の短距離王決定戦・第47回スプリンターズステークス(GI・芝1200m 16頭立て)が29日、中山競馬場で行われました。GI5勝を誇るスプリント界の絶対王者⑩ロードカナロアを始め、前哨戦のセントウルステークスでカナロアを破った⑦ハクサンムーン、CBC賞でハクサンに勝った⑮マジンプロスパー、2年前は2着だった⑧パドトロワ、前年3着の⑥ドリームバレンチノ、②フォーエバーマーク、⑬サクラゴスペル、⑪スギノエンデバーといった短距離の実績馬に加え、マイルGI2勝の①グランプリボスが1200mのレースに挑んできました。



レース直前の単勝オッズは、ロードカナロアが1.3倍と圧倒的な1番人気を集め、ハクサンムーンが2番人気(6.8倍)。10倍以下は2頭のみで、3番人気以降はグランプリボス、ドリームバレンチノ、サクラゴスペル、マジンプロスパーと続きました。
外回り向正面からののスタートで、マジンプロスパーが好スタートを切ったが、ハクサンがすぐさま先頭を奪う。それに対しカナロアはやや出遅れた。ロケットスタートを決めたハクサンムーンは単独でレースを引っ張り、2番手にフォーエバーマーク、パトトロワとゴスペルが3,4番手で追う。5番手に⑭マイネルエテルネル、⑤マヤノリュウジン6番手。注目のロードカナロアは7番手追走。内にはバレンチノ、外にはプロスパーがカナロアにピッタリつけている。中団の10番手にグランプリボス、11番手に⑨サドンストーム、12番手スギノエンデバー、13番手③アドマイヤセプター。後方は④サンカルロ、⑫アウトクラトール、⑯シルクフォーチュンがしんがり追走。
先頭を行くハクサンは前半600mを32.9秒で通過。サクラゴスペルが外に持ち出し、間にはパドトロワとフォーエバーが追う。カナロアはまだ馬群の中。残り400mを切って4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、ハクサンムーンがまだ逃げ、リュウジンが2番手に上がり、ロードカナロアが残り200m切ったところで3番手まで浮上。坂を上ってハクサンが頑張るが、外からカナロアが徐々に差を縮め、ゴール前でハクサンを捕らえて先頭ゴールイン!これが世界最強スプリンターの貫禄と底力だ!!差し切り勝ちでスプリンターズステークス連覇達成です!


全着順&払戻金
1着⑩ロードカナロア    1分07秒2
2着⑦ハクサンムーン     3/4馬身
3着⑤マヤノリュウジン     クビ
4着⑮マジンプロスパー    クビ
5着③アドマイヤセプター    クビ
6着⑥ドリームバレンチノ    クビ
7着①グランプリボス      クビ
8着④サンカルロ        1馬身1/4
9着⑯シルクフォーチュン    クビ
10着⑫アウトクラトール     クビ
11着⑬サクラゴスペル      アタマ
12着⑪スギノエンデバー     ハナ
13着⑨サドンストーム       クビ
14着⑭マイネルエテルネル     クビ
15着⑧パドトロワ         2馬身1/2
16着②フォーエバーマーク     1馬身

単勝 ⑩ 130円        
複勝 ⑩ 110円  ⑧ 180円 ⑤ 1180円
枠連 (4)-(5) 390円        
馬連 ⑦-⑩ 400円
馬単 ⑩-⑦ 530円        
ワイド ⑦-⑩ 230円 ⑤-⑩ 1780円 ⑤-⑦ 8170円       
3連複 ⑤-⑦-⑩ 13070円        
3連単 ⑩-⑦-⑤ 28020円


2013年の秋GI開幕戦・スプリンターズステークスは、ロードカナロアが逃げるハクサンムーンをゴール前でかわし、差し切り勝ちで1着。昨年に続いての優勝で、サクラバクシンオー(1993・94年)以来史上2頭目の連覇(GI昇格後)を果たしました。2着にはハクサンムーン、15番人気の伏兵・マヤノリュウジンが3着に入り、3蓮単で28,020円の高配当決着。昨年3着のドリームバレンチノは6着、短距離初挑戦のグランプリボスは7着という結果に終わりました。
勝ったロードカナロアは、短距離GI5連勝を達成。鞍上の岩田康誠騎手も同レース連覇、今年はこれでGI3勝目です。カナロアを管理する安田隆行調教師は、同一GI3連覇を果たしております。安田厩舎は今年GI4勝目になりますね。
いやぁ~「世界のカナロア」はやっぱり強かった!前走のセントウルステークスでハクサンムーンに負けた時は、休み明けだったのもそうだけど、斤量差(ハクサン56Kg、カナロア58Kg)が影響したような気がしました。「負けたら即引退」の覚悟で臨んだ今回のレースでは、スタートの時に後手を踏み、道中は中団の位置につけ、最後の直線に入った時は「逆転できるの?」と見ていて不安でした。しかし、ここから一気に末脚が伸び、ハクサンムーンを捕らえて勝利。進退を懸けた一番でハクサンに前走のリベンジを果たす事が出来ました。敗れたハクサンムーンも前走同様積極的な逃げと粘りを見せたけど、相手が悪かった…。それでも怪物を相手に健闘したと思います。
GI5連勝を達成したロードカナロア、日本国内はもう使わず、12月の香港スプリントがラストランとなるかもしれません。「最優秀短距離馬」は文句なしで決定、まさかの年度代表馬の可能性もあり得るでしょう。ここまで来たら香港スプリントを連覇して有終の美を飾ってほしい!



いよいよ来週は、世界最高峰のレース・凱旋門賞にオルフェーヴルとキズナが出走します!2週間前のファワ賞でオルフェが圧勝すると、ニエル賞でキズナが英国ダービー馬・ルーラーオブザワールドとの叩き合いを制し、凱旋門賞前哨戦で日本勢がダブル制覇を成し遂げました。英国のブックメーカーの凱旋門賞オッズでも、オルフェーヴルが1番人気、キズナが4番人気と高い評価を集めています。凱旋門賞には日本勢のほかにも、デビュー4戦4勝のトレヴ、ドイツ最強馬・ノヴェリスト、フランスダービー馬・アンテロ、フリントシャー、アルカジームなどが出走を予定。ルーラーオブザワールドの巻き返しも怖い…。日本競馬界の悲願は達成されるのか?歴史が変わる時が来るのを信じて、みんなで応援しよう!






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崖っぷちのホークス、西武にサヨナラ勝ち!4位に2ゲーム差!

2013年09月29日 | HAWKS

本拠地・ヤフオクドームに戻って来た福岡ソフトバンクホークスですが、オリックスに屈辱の3連敗を喫し、現在3位ながらもクライマックスシリーズに進出できるか厳しい状況に。28日はパリーグ4位・埼玉西武ライオンズと対戦。4位とは現在1ゲーム差、もし負ければ西武と同率で並ばれるだけに、何としてでも3位を死守したいところでした。


スタメンは次の通り。
 ソフトバンク        埼玉西武
1(一)中村  晃      (三)ヘルマン  
2(遊)今宮健太      (二)片岡治大
3(中)長谷川勇也    (左)栗山  巧
4(指)内川聖一      (一)浅村栄斗
5(三)松田宣浩      (中)秋山翔吾
6(右)柳田悠岐      (指)中村剛也
7(左)江川智晃      (右)坂田  遼
8(二)本多雄一      (捕)炭谷銀仁朗
9(捕)細川  亨      (遊)鬼裕司
 (投)オセゲラ      (投)岡本洋介



ホークス先発のオセゲラは、立ち上がりから苦しいピッチング。1回、3つの四球で1死満塁のピンチを背負い、秋山を1塁ゴロ→本塁封殺で2アウトとしますが、おかわり中村に甘く入った変化球を弾き返され、センター前タイムリーで2点を失います。続く2回、2死からヘルマンに四球と盗塁を許し、2死2塁で片岡に左中間へのタイムリー2塁打を浴び、追加点を与えてしまい、2回まで3失点。
3点を追うホークスは、3回まで西武先発・岡本の前に無失点に抑えられますが、4回に内川のヒット、松田の四球、柳田の死球で無死満塁と反撃のチャンスを作ります。江川三振で1死後、本多が岡本の直球を弾き返し、ライト前への2点タイムリーヒットで2-3と一点差に詰め寄ります。なおも1,2塁と一打同点のチャンスでしたが、細川の代打・ペーニャと中村晃が連続三振に倒れ、同点ならず。
6回、オセゲラが先頭打者に内野安打をゆるすと、1死3塁で坂田にカーブを合わせられ、ライト前タイムリーを浴びて1点を失う。4失点を喫したオセゲラはここで降板。2番手・柳瀬明宏も西武の勢いを止められず、1死1,3塁で鬼崎に犠牲フライを与える。2-5と再び3点差とされたホークスはその裏、2死から本多がライトフェンス直撃の3塁打を放ち、続く途中出場・山崎勝己がレフト前タイムリーを打って3-5とします。
8回、西武が内野ゴロの間に6点目を挙げますが、ホークスも2死満塁の場面で中村晃が西武4番手・ウィリアムス野初球を弾き返し、センター前への2点タイムリーヒット。2人の走者が生還し、5-6と1点差。9回、長谷川と内川の連続ヒットで1死1,3塁と一打同点&サヨナラのチャンスに柳田が西武5番手・サファテのストレートを捉え、詰まりながらもレフト前に運ぶタイムリーヒット!3塁走者が生還し、6-6と遂に同点に追い付きます!
延長10回、ホークス5番手・五十嵐亮太が1死から秋山とおかわり中村を連続三振に仕留めて3者凡退に抑える。その裏、ホークスは2アウトから今宮がヒットで出塁。2死1塁で長谷川が西武6番手・大石達也の初球フォークを捉え、打球はライト線を破る。1塁走者・今宮は2塁→3塁を蹴って本塁へ突入し、クロスプレーをかいくぐってホームイン!長谷川のサヨナラタイムリー3塁打で、ホークスが7-6と逆転サヨナラ勝ちを収めました!


試合結果 パ・リーグ 2013/09/28(土)
ソフトバンク-西 武 22回戦
(ソフトバンク15勝6敗1分、ヤフオクドーム、14:04、38561人)
L 210 002 010 0   6
H 002 001 021 1x  7
(延長10回)
【投手】
(西)岡本洋、高橋、涌井、ウィリアムス、サファテ、大石-炭谷
(ソ)オセゲラ、柳瀬、嘉弥真、森福、五十嵐-細川、山崎、高谷
【責任投手】
(勝)五十嵐49試合3勝3敗12S
(敗)大石35試合5敗8S


もし負ければ4連敗&CS出場に黄信号が灯るであろうこの試合、先発のオセゲラ投手が5失点でKOされましたが、終盤にホークス打線が西武の中継ぎ陣を打ち崩し、1点差の9回に柳田選手のタイムリーで同点に追いつくと、延長10回に長谷川選手のサヨナラタイムリーが飛び出し、7-6で西武に逆転サヨナラ勝利。連敗を止めたホークスは、4位・西武との差を2ゲームに拡げました。それでもまだ厳しい状態が続いているので、もうこれ以上負けるわけにはいきません。この日は本多選手がプロ通算1000本安打を達成すると、ヒーローとなった長谷川選手が球団新記録となる192本目のヒットを放ちました。年間200本安打まで残り8本です。


さて、この日はかつてのホークスのエースであり、今年7月に退団した斉藤和巳投手の引退セレモニーが行われました。試合前の「メモリアルピッチ」には、元チームメイトの城島健司さんが来場。斉藤さんは城島氏のミットをめがけて4球も投じました。試合後には「感謝のセレモニー」が開かれ、ファンに向けての挨拶では「けがに始まり、けがに苦しみ、けがに終わった18年間だった。でも、けがをしたことでいろんなことを感じられた」と現役生活を振り返りました。
斉藤投手は2003年にシーズン20勝を挙げ、その年のパリーグ最多勝と沢村賞を獲得。2006年には自身2度目の最多勝と沢村賞を重賞。プロ18年間で79勝をマーク。2008年に右肩関節唇修復手術を受け、それ以降は1軍での登板機会がなく、2011年からは選手契約を解除して「リハビリ担当コーチ」になり、その間も懸命のリハビリで現役復帰を目指しました。しかし、7月29日に現役復帰を断念し、同時に7月末でホークスを退団しました。

かつては球界を代表するピッチャーと言われていた斉藤投手でしたが、右肩手術から復活する事もないままユニフォームを脱ぐことになりました。2008年に手術した時は「1~2年すれば戻って来るだろう」と誰もが思ったけど、現役復帰の夢は叶わず。手術から現役断念を決断するまで6年も掛かりました…。若手時代から右肩のケガに悩まされ、入団3年目に右肩関節不安定症で1回目の手術、2001年には右肩痛で1年間棒に振り、2007年にも右肩の筋疲労で一度は離脱していました。右肩のケガと長いリハビリさえなければ、今でもホークス投手陣を引っ張り、通算100勝も達成できていたと思います。斉藤投手、今後は野球から遠ざかるかもしれませんが、第2の人生を楽しんでください。




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