日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

攝津正が完投勝利で完全復活!首位攻防戦3連勝でマジック36!

2015年08月06日 | HAWKS

今季最多の7連勝中の福岡ソフトバンクホークス。前日は延長11回に代打・本多雄一選手のタイムリーヒットで劇的なサヨナラ勝ちを収め、優勝マジック38を点灯させました。北海道日本ハムファイターズとの首位攻防第3戦の6日は、ソフトバンク・攝津正VS日本ハム・メンドーサの先発でスタート。エースの快投&繋がる打線で同一カード3連勝となったでしょうか?




両チームのスタメン
  ソフトバンク       日本ハム
1(一)明石健志     (遊)中島卓也
2(二)本多雄一     (二)田中賢介
3(中)柳田悠岐     (中)陽岱鋼
4(左)内川聖一     (一)中田翔
5(指)李大浩      (指)近藤健介
6(三)松田宣浩     (三)レアード
7(右)中村晃      (右)杉谷拳士
8(遊)今宮健太     (捕)大野奨太
9(捕)細川亨      (左)西川遥輝
 (投)攝津正      (投)メンドーサ





1回、ホークス先発・攝津が、日ハム先頭の中島を3球三振に取ると、2死後に陽岱鋼を空振り三振にしとめ、3者凡退の好スタートを切ります。その裏のホークスの攻撃は、先頭の明石がレフト前ヒットで出塁すると、本多が送りバントを決めると、1塁走者・明石が2塁を蹴って3塁まで進塁。好走塁で先制のチャンスを迎え、柳田が日ハム先発・メンドーサの初球を叩いて、ライト線へのタイムリー2塁打で幸先良く1点を先取。この後、内川内野安打、イデホ四球で1死満塁としますが、松田と中村が倒れて追加点を奪えず1点止まりに終わりました。
攝津は2回に2死からレアードにヒットを許すも無失点に抑え、3回はこの日2度目の3者凡退。序盤まで無失点の好投を見せます。
攝津の好投に応えたいホークス打線は3回、2死1,2塁で中村がメンドーサの5球目の変化球を叩き、ライト前ヒット。日ハム右翼手・杉谷が好返球を見せたが、2塁走者・内川が先に生還。中村のタイムリーヒットでホークスに2点目が入ります。
5回、柳田の四球、内川のヒットで無死1,3塁とした後、イデホと松田が倒れて2死となり、中村の場面でメンドーサの3球目がワンバウンド→キャッチャー・大野がボールを取れず。ボールが転がる間に3塁走者・柳田がホームインして1点追加。なおも2死3塁で中村がレフト線へのタイムリー2塁打を放ち4点目を奪います。
さらに6回、明石のヒットと2つの四球で1死満塁とし、内川の2塁ゴロで5点目、続くイデホが日ハム3番手・クロッタからセンター前タイムリーを放ってもう1点追加。6回も2点を追加し、6-0と大きくリードを拡げます。
大量援護を貰った攝津は、6回まで日ハム打線を1安打に抑える快投。完封ペースで進む中で迎えた7回、1死から陽岱鋼にヒットと盗塁を許し、2死2塁で近藤に初球カーブを弾き返され、センター前タイムリーヒットで1点を失います。
8回、攝津が2本のヒットを浴びながらも無失点で切り抜け、その裏に1死走者無しで途中出場・吉村裕基が日ハム5番手・乾真大の5球目を捉え、ライトポール際に飛び込むソロ本塁打。吉村のダメ押しの一発でホークスが7-1と突き放す。
そして9回、攝津が完投を目指してマウンドに上がり、先頭の陽岱鋼にライト前ヒットを浴びるも、後続を打ち取り3アウト。攝津が9回を投げ切り見事完投勝利!ホークスが7-1で日ハムに快勝し、首位攻防戦3連勝を飾りました。



◇パ・リーグ 2015年8月6日 (木)     
ソフトバンク-日本ハム 15回戦
(ソフトバンク10勝5敗、ヤフオクドーム、36,460人)
F 000 000 100-1 
H 101 022 01×-7 
▽勝 摂津 14試合6勝5敗   
▽敗 メンドーサ 18試合6勝6敗
▽本塁打 [ソ] 吉村 3号(8回裏ソロ)


パリーグ首位攻防戦の3戦目は、ホークスが投打で圧倒し、首位の貫禄を見せ付ける結果となりました。先発の攝津投手が9回完投勝利、打線も7点を奪って日ハム投手陣を粉砕。ホームで同一カード3連勝を飾ったホークスは、8連勝で貯金33、2位に11.5ゲーム差をつけました。そして、優勝マジックも2つ減って「M36」です。今回の3連戦は、初戦にホークス打線が日ハムのエース・大谷投手を打ち砕き、2戦目はサヨナラ勝利でマジック点灯、3戦目はエース・攝津投手の完全復活。ホークスファンにとっては最高の3連戦でしたね~。やっぱりホークス強い!
完投勝利で今季6勝目を挙げた攝津投手は、9回まで128球の力投で、被安打6・10奪三振・無四球・1失点という見事な内容。6回まで日ハム打線から8個の三振を奪い、ヒットもわずか1本に抑えていました。さすがに完封とはなりませんでしたが、自身にとって2013年7月5日の楽天戦以来2年ぶりの完投勝利。前回のロッテ戦(7月21日)では7回無失点に抑え、今回は完投勝利で2連勝。頼もしい「鷹のエース」が帰ってきました。
打線の方は全体で13安打。メンドーサ投手から2打席連続タイムリーを放った中村選手は、1本目にライト前へ運び、2本目は高めのボールを捉えてレフト線への技ありの2塁打。中村選手も調子が上がってきた感じがします。8回にダメ押しのホームランを放った吉村選手は、実に3ヶ月ぶりとなる一発が出ました。
この日は明石選手、柳田選手、内川選手、今宮選手も2安打。明石選手は3試合連続のマルチヒットを記録。リードオフマンとして良い仕事してますね。今宮選手はこの3連戦で5安打・5打点・1本塁打。8月に入ってから打撃好調です。
2カード連続で同一カード3連勝を果たしたホークスは、7日・金曜日からQVCマリンフィールドに乗り込んで、パリーグ3位・千葉ロッテマリーンズとの3連戦に臨みます。ホークスは現在VSロッテ戦で4連勝中でございます。7日の初戦は、ロッテ・涌井秀章VSソフトバンク・バンデンハークの予告先発で行われます。また涌井が出てくるのかよ…。ここまで7戦5勝のバンデンハーク投手は、ロッテ戦は初登板。強い海風でリズムを崩せず投げられるかな?



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