日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

福田秀平が楽天の抑え・松井裕樹から決勝2ラン本塁打!楽天戦5連勝でマジック24!

2015年08月24日 | HAWKS

パリーグ連覇までマジック25の福岡ソフトバンクホークスは、23日も楽天Koboスタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。楽天・川井貴志VSソフトバンク・スタンリッジの先発で始まったこの試合、ホークスが終盤に意地を見せました。





両チームのスタメン
  ソフトバンク       東北楽天
1(二)明石健志     (中)島内宏明
2(左)川島慶三     (指)松井稼頭央
3(中)柳田悠岐     (一)ペーニャ
4(指)内川聖一     (左)ウィーラー
5(一)李大浩      (三)銀次
6(三)松田宣浩     (二)後藤光尊
7(右)中村晃      (右)北川倫太郎
8(捕)鶴岡慎也     (捕)嶋基宏
9(遊)高田知季     (遊)西田哲朗
 (投)スタンリッジ   (投)川井貴志




試合は初回から動きました。1回表にホークスは、1番・明石がレフトへ2塁打を放つと、1死3塁で柳田が川井の直球を引っ掛けて1塁ゴロかと思いきや、柳田が俊足を飛ばして内野安打。相手投手のベースカバーが遅れたということもあるが。幸先よく1点を先制したホークスは、2死後に5番・イデホが川井の3球目のシンカーを捉え、レフトスタンドに吸い込まれる2ラン本塁打。ホークスが初回に3点を奪います。
しかしその裏、ホークス先発・スタンリッジが、1死から松井稼とペーニャにヒットを打たれると、4番・ウィーラーに直球を狙われ、左中間への2塁打。3連打を浴びて1点を失う。
ホークスは2回、1死から高田がヒットで出塁すると、明石が四球を選び、川島がライト前ヒットで繋ぎ、満塁のチャンスを迎えます。しかし、柳田が空振り三振に倒れると、内川は3塁ゴロに倒れ、3者残塁で追加点を奪えません。
3回、スタンリッジがヒットと四球でランナー2人背負うと、ウィーラーのセンター前ヒットで満塁の走者を背負う。何とか踏ん張りたいところだったが、銀次にセンター前ヒットを打たれると、後藤に直球をセンターへ弾き返されたが、柳田がフェンス手前でキャッチ。この間に3塁走者が生還したが、飛び出した2塁ランナーが戻れずアウト。結果的には併殺となったが、スタンリッジはこの回2点を失い、試合も3-3の同点とされた。
ホークスは4回から継投に入り、2番手の飯田優也が連続四球で1死1,2塁のピンチを招いたが、後続を抑えて無失点で切り抜ける。しかし5回、3番手・巽真悟が、先頭のペーニャに甘いカーブを痛打され、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びてしまい、3-4と勝ち越されます。
初回に3点取ったホークス打線ですが、2回から7回まで得点が入らず。チームの雰囲気が重苦しい中で迎えた8回、イデホがヒットを放つと、1死2塁で中村が楽天4番手・クルーズの4球目を弾き返してセンター前へのタイムリーヒット。2塁走者・福田秀平(イデホの代走)が生還し、4-4の同点に追いつきます。
同点の9回、ホークスは楽天5番手・松井裕樹の前に2死まで追い込まれますが、内川が四球を選ぶと、福田が松井裕の初球ストレートを振りぬきます。ライトへ上がった打球は、大きく伸びてスタンドへ突き刺さる!福田の2ラン本塁打で6-4と勝ち越したホークスは、その裏にサファテがランナーを2人出したものの、最後の打者を三振に仕留めてゲームセット。ホークスが楽天に競り勝ちました。



◇パ・リーグ  2015年8月23日 (日)      
楽天-ソフトバンク 15回戦
(ソフトバンク11勝3敗1分、楽天Koboタジアム宮城、17,729人)         
H 300 000 012-6 
E 102 010 000-4 
▽勝 五十嵐 42試合3勝1敗  
▽S サファテ 49試合3勝31S 
▽敗 松井裕 47試合3勝2敗25S
▽本塁打 [ソ] 李大浩 27号(1回表2ラン) 、福田 1号(9回表2ラン)
     [楽] ペーニャ 14号(5回裏ソロ)



初回に3点を挙げて幸先良かったのに、2回に1死満塁で得点できず、先発のスタンリッジ投手が3回まで3点を失い、5回に逆転されるというイヤーな展開で進みました。しかし、終盤に巻き返し、8回に中村選手のヒットで同点、9回2アウトから福田選手の2ラン本塁打が飛び出しました。逆転勝ちを収めたホークスは、土曜日に続いて楽天を下し、今カード勝ち越し。VS楽天戦はこれで5連勝となりました。チームも3連勝で貯金37、優勝マジックも1つ減って「24」です。
この日の先発のスタンリッジ投手は、3回まで被安打7・1四死球・3失点と振るわず。育児休暇明けの登板でしたが、今季最短の3回降板。奥さんや生まれたばかりの第3子の赤ちゃんも、パパの不甲斐なさに怒ってるぞ。7月は3勝を挙げたスタンリッジ投手ですが、8月は3戦未勝利。10勝目が遠い…。
この試合の勝利投手は、8回に5番手で登板した五十嵐亮太投手で、今季3勝目を挙げました。同点の8回裏に登板し、聖澤諒選手に四球を与えましたが、後続を退けました。
打線の方はチーム全体で11安打。9回に決勝2ラン本塁打を放った福田選手は、2011年9月30日の西武戦以来、実に約4年ぶりのホームラン。プロに入ってからはこれが2本目となります。試合後のインタビューで「夢じゃないかと思った。頭が真っ白になった」と驚いておりました。楽天側からすれば悪夢ですが。
ヒーロー・福田選手以外では、初回に2ラン本塁打を放ったイデホ選手は、実に1週間ぶりの一発。8月はこれで7本塁打目です。1番の明石選手は、初回に2塁打を放ち、17試合連続ヒットをマーク。1番に定着してからバッティングは好調です。柳田選手は初回に先制のタイムリー内野安打を打ちましたが、その後はヒットが出ず4打数1安打1打点。ただ、5回に四球で出塁した後に盗塁を成功させています。盗塁数も26個となり、30盗塁まで残り4個です。

4カード連続勝ち越しを決めたホークスは、25日から福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズとの2連戦。25日は寺原隼人投手、26日は中田賢一投手が登板するでしょう。今後もチームの貯金を増やし、優勝のマジックをどんどん減らし続けてください。





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