日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

日曜日も戸崎圭太&シルク軍団!プリモシーンが2連勝でフェアリーステークス制覇!

2018年01月07日 | 競馬

2018年シーズン開幕2日目の7日は、中山競馬場で明け3歳牝馬の重賞競走・第34回フェアリーステークス(GⅢ・芝1600m 16頭立て)が行われました。昨年はアエロリットが2着の後、NHKマイルカップで優勝。今年もここからGⅠ馬が出てくるのか?今年のフェアリーSは、阪神JFに出走した①サヤカチャン、アルテミスステークス4着⑦トロワゼトワル、白菊賞2着⑩スカーレットカラー、デビュー2戦目⑬レッドベルローズ、ひいらぎ賞3着⑧グランドピルエット、藤田菜七子騎手が乗る⑥ジョブックコメン、前走未勝利を勝った⑭プリモシーン、⑯テトラドラクマ、⑤ライレローズなどが参戦しました。



単勝の人気は、1番人気テトラドラクマ(3.6倍)、2番人気プリモシーン(4.6倍)、3番人気トロワゼトワル(6.5倍)、4番人気ライレローズ(7.8倍)、5番人気のサヤカチャン(8.4倍)までが10倍以下。6番人気以降はスカーレットカラー、レッドベルローズ、グランドピルエット、②デュッセルドルフ、ジョブックコメンと続きました。

スタートでトロワゼトワルが出遅れ。好ダッシュを決めた④アントルシャが行くかと思いきや、⑪シスルが先手を奪う。2番手にグランドピルエット、3番手に⑨レネットが上がり、アントルシャは4番手に下がり、5番手にデュッセルドルフ、その外側の6番手にテトラドラクマが並ぶ。7番手にジョブックコメン、8番手にサヤカチャンが追走。9,10番手に位置に⑤ライレローズとプリモシーン、⑮フィルハーモニーが11番手から前に押し上げに掛かる。12番手のスカーレットカラーも追い出し開始。13番手レッドベルローズ、14番手③ハトホル、15番手⑫ジーナスイート、出遅れたトロワゼトワルが最後方を走る。
3コーナーを回り、先頭グループはシスル・ピルエット・フィル・レネットの4頭が一塊。デュッセル5番手、ドラクマ6番手、プリモとスカカラは中団からポジションを上げ、先頭集団に加わる。サヤカは中団より後ろ、トロワゼも集団に追いついた。
16頭ほとんど一団の状態で最後の直線に差し掛かり、グランドピルエットが先頭だが、スカーレットカラーとプリモシーンが外から追い上げる。間からはレネットとテトラドラクマも来ている。ゴール残り150mでプリモが抜け出し、スカカラが2番手、ベルローズが3番手に上がってきたが、プリモシーンが先頭でゴールイン!プリモシーンがフェアリーステークスを快勝しました!


フェアリーステークス 全着順&払戻金
1着⑭プリモシーン     1分34秒6
2着⑩スカーレットカラー  1馬身1/4
3着⑬レッドベルローズ     クビ
4着③ハトホル       1馬身1/4
5着⑦トロワゼトワル      クビ
6着⑯テトラドラクマ
7着⑤ライレローズ
8着⑧グランドピルエット
9着⑥ジョブックコメン
10着⑨レネット
11着②デュッセルドルフ
12着①サヤカチャン
13着⑫ジーナスイート
14着⑪シスル
15着④アントルシャ
16着⑮フィルハーモニー

単勝 ⑭ 460円
複勝 ⑭ 190円 ⑩ 310円 ⑬ 410円
枠連 5⃣-7⃣ 1,750円
馬連 ⑩-⑭ 3,230円
馬単 ⑭-⑩ 5,150円
ワイド ⑩-⑭ 1,170円 ⑬-⑭ 1,100円 ⑩-⑬ 2,420円
3連複 ⑩-⑬-⑭ 10,370円
3連単 ⑭-⑩-⑬ 46,640円


春の牝馬クラシックを目指す馬達が集結したフェアリーステークスは、2番人気のプリモシーンが快勝。前走の未勝利戦に続いての連勝で重賞初制覇を飾りました。大外から追い込んだスカーレットカラーが2着、3着にはレッドベルローズが入りました。3番人気のトロワゼトワルはスタートでの出遅れが響いて5着、1番人気のテトラドラクマは6着、4番人気のライレローズは7着、藤田菜七子騎手が乗ったジョブックコメンは9着に終わりました。
プリモシーンは美浦・木村哲也厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・モシーン。鞍上の戸崎圭太騎手とシルクレーシングは、6日の中山金杯に続く重賞勝ち。正月から絶好調の戸崎騎手は、8日のシンザン記念でアーモンドアイに騎乗します。
プリモシーンは昨年9月にデビューし、新馬戦ではトーセンブレスの2着。2戦目の未勝利戦ではテトラドラクマに競り勝ちました。3戦目となる今回は、約3か月ぶりのレースでしたが、ラスト200mで先頭に立ち、そのまま突き放しました。この馬は走りにも躍動感もあり、体格もガッチリしているねえ。通算でも3戦2勝、連対率100%。今後は桜花賞トライアル競走→桜花賞へと向かうでしょう。クラシックで活躍するには、もっと力をつけておきたいですね。


成人の日の1月8日も競馬が開催され、メインは京都競馬場でシンザン記念が行われます。⑪カシアス,⑨カフジバンガード,②ファストアプローチの「朝日杯組」、①スターリーステージ,③アーモンドアイ,⑦ツヅミモン,⑧プリュスの牝馬勢も出走します。
競馬界の新成人ジョッキーの活躍にも注目。藤田菜七子騎手は中山7Rでビックリシタナモーとのコンビで2018年初勝利を目指し、昨年44勝とブレイクした荻野極も京都で3レース騎乗。早くも2勝を挙げている2年目の武藤雅騎手、川又賢治騎手、オーストラリア留学中の坂井瑠星騎手、菊沢一樹騎手も新成人です。新成人の皆さん、一度は競馬場に足を運んでみよう!












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今年も東西金杯で開幕!2018年最初の重賞ウィナーは?

2018年01月07日 | 競馬

競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。2018年の中央競馬が6日に開幕しました。普段は5日に始まるけど、今年は1日遅れでの始動となりました。この日は新春恒例の東西金杯。今年最初の重賞ウィナーに輝いたのは、どの馬でしょうか?


中山競馬場のメイン・第67回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 17頭立て)は、ラジオNIKKEI賞を勝った⑥セダブリランテス、スプリングステークスを勝った①ウインブライト、弥生賞馬⑰カデナ、⑨ダイワキャグニー、④アウトライアーズの明け4歳世代の他に、チャレンジカップで2着と好走した⑤デニムアンドルビー、アンドロメダステークスを勝った⑦ブラックバゴ、②レアリスタなどが参戦しました。
横一線のスタートで始まったこのレース、スタンド前の先行争いで、③トーセンマタコイヤ、セダブリランテス、さらに⑫フェルメッツァの3頭が前を行く。ウインブライトは4番手グループ、ダイワキャグニー7番手、レアリスタ9番手あたり。カデナとブラックバゴは後方に控え、デニムアンドルビーが最後方でスタンド前を過ぎていった。
1,2コーナーを回って向正面に入ったところで、トーセンマタコイヤが先頭、セダブリランテス2番手、ウインブライトとフェルメッツァが3,4番手で並ぶ。5番手⑩タイセイサミット、6番手⑮ショウナンマルシェ、中団グループにはレアリスタ・ダイワキャグニー・⑭マイネルミラノが固まっている。10番手⑬ジョルジュサンク、内側11番手⑪ストレンジクォーク、12番手⑯ケントオー、13番手⑧パリカラノテガミ、その後ろの14番手にカデナ、15番手にアウトライアーズ。後方はデニムアンドルビーがブラックバゴをかわす。
3コーナーに差し掛かるところで、今度はミラノが先頭に躍り出て、ペースが一気に上がる。マタコイヤが2番手につけ、セダブリもじっくりと3番手。その後ろではジョルジュが外から押し上げ、ウインブラとフェルメッツァをかわす勢い。キャグニーとカデナも外から追い出しをはじめ、ブラバゴはまだしんがり。
4コーナーから最後の直線コースで、マイネルミラノが先頭で粘りを見せるが、ウインブライト、トーセンマタコイヤ、セダブリランテスが接近。ゴール残り200mを切って、ウインブラが先頭に上がって抜け出しを図る、セダブリも2番手に上がり、外からはストレンジクォークとブラックバゴ、馬群の中からデニムアンドルビーが脚を伸ばすが、ゴール前でセダブリがウインブラを捕らえてゴールイン!セダブリランテスが差し切り勝ちで中山金杯を制しました!


2018年最初の重賞競走は、単勝1番人気のセダブリランテスが優勝。道中は2,3番手を追走し、3コーナー辺りで戸崎騎手の手が動いていたので、なんか怪しいなと思いましたが、ラスト100mで加速し、前を行くウインブライトをゴール手前でかわしました。2番人気のウインブライトは先に抜け出したんですが、あと少しで粘り切れずクビ差の2着。3着争いは10番人気の伏兵・ストレンジクォークが制し、ブラックバゴは大外強襲も4着。2番人気タイのダイワキャグニーは5着、カデナは10着に終わっています。
セダブリランテスは昨年7月のラジオNIKKEI賞以来となる重賞2勝目。昨年はデビューから無傷の3連勝で重賞初制覇を飾りましたが、その後に右前足挫石で菊花賞を断念。復帰戦となったアルゼンチン共和国杯では3着に敗れましたが、叩き2走目で復活勝利。年明けの金杯で勝ったことで、もう一段飛躍しそうな予感。この春の大阪杯で見てみたいですね。鞍上の戸崎圭太騎手は、中山金杯初勝利。初日から3勝をマークし、全国リーディング返り咲きへ幸先の良いスタートを切りました。




京都のメイン・第56回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝外回り1600m 13頭立て)は、リゲルステークスを勝った⑦レッドアンシェル、ローズステークスを制した②ラビットラン、きさらぎ賞の勝ち馬④アメリカズカップ、シンザン記念を制した⑪キョウヘイ、フィリーズレビュー覇者⑤カラクレナイ、中京記念を勝った⑫ウインガニオン、⑥ダノンメジャー、⑬クルーガー、⑨ブラックムーンなどが出走しました。
スタートでウインガニオンがポンと飛び出して先手を奪いにかかるが、アメリカズカップと③マイネルアウラートが先頭グループに加わる。4番手にダノンメジャー、5番手カラクレナイ、6番手レッドアンシェル追走。7番手にクルーガー、8番手ラビットラン、9番手⑩スズカデヴィアス、10番手①マサハヤドリーム。後方は11番手⑧ストーミーシー、12番手キョウヘイ、最後方にブラックムーンが追走する。
外回り3コーナーに差し掛かり、ガニオンが先頭で引っ張り、アメリカズ2番手、アウラートが3番手。ダノメジャ4番手、アンシェルは6番手キープ。ラビットとクルーガーは中団につけ、ブラムンはまだ最後方で脚を溜めている。4コーナーのところで、ガニオン,アンシェル,ダノメジャの3頭が並び、アンシェルもスッと上がり、ブラムンが一番外から捲るように上昇。
直線に入り、アメリカズカップが先頭に上がるが、間からカラクレナイとダノンメジャーが追い上げ、外からレッドアンシェルとブラックムーンが突っ込み、ゴール残り200mのところで5頭が横一線となるが、大外のブラムンがラスト100mで抜け出す。アンシェルが2番手に上がり、内側からクルーガーが強襲するが、ブラックムーンが先頭ゴールイン!クルーガーが最後に2番手に上がり、レッドアンシェルは3番手でゴール。

好メンバーが揃った京都金杯は、直線5頭が並ぶ激戦となりましたが、勝ったのは単勝4番人気のブラックムーンでした。2着には3番人気のクルーガー、1番人気のレッドアンシェルが3着という結果に。2番人気のラビットランは8着、スタートから先頭を走っていたウインガニオンは直線で失速して最下位の13着でした。
ブラックムーンは8度目の重賞挑戦で重賞初制覇。道中は最後方の位置につけ、3,4コーナーの下り坂のところで一気に上昇。ラストの直線で一番外から突き抜けました。鞍上の武豊騎手は、昨年のエアスピネルに続く京都金杯連覇。この勝利で32年連続重賞制覇を達成しました。レース後のインタビューでは「今年もブラックの年にしたい」と述べていたユタカさん、昨年はキタサンブラックでGⅠ4勝を挙げましたが、今年はブラックムーンとのコンビでGⅠ勝ちを目指すつもりなのか?












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