今週発売の週刊文春で女性看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、19日に釈明会見を開き、不倫疑惑の責任を取る形で芸能界引退を表明しました。またこの会見では、小室さんの妻・KEIKOさんへの思いも語っておりました。
午後1時過ぎから始まった記者会見で、小室さんは冒頭に「今回の報道について、妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様、その他スタッフの皆様にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と陳謝。同時に「騒動のけじめとして、引退を決意した」と宣言しました。
2011年にクモ膜下出血で倒れたKEIKOさんの闘病生活では、「幸い身体的な後遺症がなく、高次脳機能障害で少し欲がなくなってしまったりとか、大人の女性から女の子みたいな優しげな性格みたいな感じになった」と話し、その一方で音楽に興味をなくすといった事を明かしました。カラオケに誘ったり、音楽のネットやCDを聴かせたりするも日に日に興味が減り、レコーディングスタジオに連れて行って、KEIKOさんの心境を歌詞にした曲を歌ったものの、それ以降は歌うことがなくなったそうです。
小室さん自身も3年前から介護に疲れ始め、2年前にC型肝炎発症、さらには突発性難聴で左耳が聞こえない、睡眠障害、ストレス性の摂食障害を患っていることを告白。昨年の8月ごろから、妻の介護との両立に限界を感じ、加齢からの衰えなどから引退を考えるようになったとのこと。
不倫相手とされる看護師とは、「妻がいる時にも往診に来ていて、雑談に付き合ったり、点滴もしている」、「仲のよい一番信頼できる人」で「精神的な医療サポートをしてもらった」、「ついつい相談事もしている」。決して男女の関係ではないことを強調しています。
有名人の不倫疑惑の報道が後を絶ちませんが、今回の小室さんの引退宣言は不倫とは違い、本人の体力と気力が限界に達したんだと思います。ワイドショーは「不倫が原因」だと言い続けているけど、それって間違ってると思いませんか?それじゃあさあ、不倫しても図々しく国会議員を続けている山尾志桜里&今井絵理子はどうなのよ。
釈明会見を見たけど、小室さんもいろいろ疲れていたし、肝炎に難聴と病気続きでしたから、満身創痍でしたね…。それにKEIKOさんが音楽に対するモチベーションがなくなっていることにショックでした。KEIKOさんもつらいけど、小室さんはもっと辛かったでしょう。
小室さんの引退宣言により、globeとTM NETWORKも事実上解散が確実。globeは「DEPARTURES」とか「Can't stop fall in love」とか「Joy to the love」など名曲ばっかり。globeがなかったら、「学校へ行こう!」の軟式globe&パーク・マンサーは誕生しなかっただろう。不本意な形で芸能界を離れることになりましたが、体調不良が改善したら活動を再開してほしい。小室さん、お体にはお気を付けてください。