2年連続の日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスは13日、2018年シーズンのチームスローガンが発表され、「もう1頂!」(もういっちょ!)に決まりました。
「もう1頂!」とは、昨季のスローガン「1ダホー!」の「1」を踏襲し、「また1から、もう1回頂点を目指して、一致団結して上り詰める」、「選手もファンも1つになって、もう1回、頂点へと進み続ける」という意味が込められています。
会見に出席した工藤公康監督は、「連覇ではなく、チャレンジャーのつもりで優勝を獲りに行く」と述べると、「候補がなかったので、私が決めた」と決定の経緯を明かしました。
また、ホームランを打った後に「熱男」と叫ぶパフォーマンスを3年間も続けている松田宣浩選手については、「熱男のままでいい」と「熱男」継続命令を下しました。昨年は1本目に「1ダホー」と叫んでいましたが、その後は「熱男」を続けていました。すっかり定着しつつある「熱男」パフォーマンス、今年は30回以上は聞きたい。(つまりはシーズン30本塁打は打ってくれってことです)
2018年のホークスは、球団創設80周年。1938年に南海ホークスが誕生し、1989年に福岡に移転して「福岡ダイエーホークス」、2005年からは「福岡ソフトバンクホークス」へと生まれ変わりました。それに、福岡ドーム開業25周年でもあります。
ホークス80周年記念事業の企画も次々と発表され、南海・ダイエー・ソフトバンクのロゴが描かれた「80周年記念ロゴマーク」が制作されると、「記念ユニフォーム」を着用するレジェンドデーを月1回実施予定。
2月10日にはKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で「巨人VSホークスOB戦」が行われます。ホークスと巨人の両球団に在籍した小久保裕紀氏、工藤公康氏、岡島秀樹氏、岸川勝也氏が出場し、ホークス元監督の王貞治氏が「巨人OB」として出場。さらには松井秀喜氏の出場も決定しました。両チームの総監督は、南海黄金期を支えた野村克也氏がホークス総監督、「ミスタープロ野球」長嶋茂雄氏が巨人総監督を務めます。
女性ファンに限定ユニフォームをプレゼントする「タカガールデー」は、5月13,14日に開催(VS日本ハム戦)。夏の恒例行事「鷹の祭典」は、史上初の東京ドーム2日連続開催(7月9日&10日、VS日ハム戦)を皮切りに、16~18日の西武との3連戦、24,26日の千葉ロッテ戦、27~29日の楽天との3連戦の合計10試合を予定しています。
創設80周年を迎えたホークス。今年もプロ野球界の頂点を勝ち取ってほしい!