MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

バイクが泣いている

2005年12月02日 | A DAY IN THE LIFE
かれこれ1年以上、おっぽらかしていたバイク・・・

修理に出していた店で、大泣きしたらしい^^
一晩寝ている間に、盛大にガソリンを垂れ流したそうだ。

お店のかあちゃん、朝起きると
店内に立ち込めるガソリンの臭いに、卒倒しそうになったそうだ。

なんかの拍子で引火してたら・・・
間接的な放火犯、と呼んでくれ。

角田光代は正しい 2

2005年12月02日 | A DAY IN THE LIFE

えー、昨日のつづきだ。

「黄色いの魚」の文庫版の解説を、角田光代が書いている。
ラスト2行を引用しちゃおう・・・

“なんて強い魔法、なんてすごい小説なんだろう。
出会えてよかった、みのりにも、悟にも、このものすごい小説にも。”


 小説にしろ映画にしろ、高校生を主人公にしたものは、
どんな秀作にも、ある種の“違和感”が付きまとうのがフツーだ。

「今どきの高校生、こんなこと言わねーだろ」 みたいな。
ちょっとしたセリフに、冷めてしまうことがよくある。

そりゃそうで、今どきの高校生を、30,40台の作家が書くんだから、
ハナから無理があるのは当然だ。
ジェネレーション・ギャップ ってやつだ。

ところが「黄色いの魚」は、その“違和感”があまりない。
少なくても、気になってしょうがない、場面やセリフはない。

これだけでも画期的なのだが、
主人公が“絵の好きなサッカー小僧”ってのが、ますます画期的だ。

あらら、オレのこと?
と、アホな勘違いしても、しょうがないでしょ(笑)

で、このサッカーのシーンの素晴らしいことといったら!
佐藤多佳子、恐るべし!

・・・つづく