MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

海に浮かぶ鳥

2006年01月23日 | A DAY IN THE LIFE

為末大・・・こう書くと、名前にゃ見えんな^^

タメスエ・ダイ 天才ハードラーですね。
この前、“英語でしゃべらナイト”に出てました。

ホレました。
いいオトコです。

人間が全力疾走できる距離は、せいぜい300メートルぐらいらしい。
だから、タメスエの競技、400メートルハードルは
本来、人間がやってはいけない種目なんだと。

300メートルを超えた先は、酸欠状態で走るらしい。
“借金している”と表現していた^^

タメスエ、400メートルの間に、休憩をとる場所があるそうだ。
“ハードルの上”なんだと!

つまり、ハードルを飛んでいる最中に、空中で休むんだと。
空中にいる間は惰性で飛んでいるから、労力は必要ないそうだ。

長い距離を渡る鳥が、クチにくわえた小枝を海に落とし
その上にとまって、波に揺られながらひと時休憩する・・・

そんな実話なのか寓話なのかを想い出した。

タメスエは、とても穏やかにやさしく語る。
いつもニコニコしていて、ちょっとテレながら。

日本人には、最も遠いと思われていた世界を
自身の営為によって、手の届くところに引き寄せたのは
小柄でボーズの、とてもいいヒトだ。