今日は、公立高校の合格発表の日。
ニュースには毎年おなじみのシーンが・・・。
中坊たち、泣いて笑って高校生になっていくのさ。
♪オゥゥゥオォ グローインナップ (成長するってこと・・・)
と、スプリングスティーンも歌っておりました。
前にも書いたような気がするけど・・・
私の時は・・・・・・・・・うーん、忘れたかも^^
どどど大昔だもんなぁ。
家から合格発表の高校まで、チャリで向かう。
前からチャリに乗った同級生の“キョーゾー”がやってくる。
キョーゾーは、怒ったような泣きそうなような顔をしている。
すれ違いざま、
「どうだった?」
「おおっ! 落っこった」
キョーゾーはフルスピードで帰っていく。
振り返って見たキョーゾーの背中が、あっという間に遠ざかる。
発表の場、南高校(略してナンコー)に着く手前で
同じクラスのヒロブー(故人)と会う。
「一高だぞ」
「・・・・・・」
えーと、そのまま帰ったような気もする^^
そーはいっても、たぶん自分の受験番号は見にいったんだろう。
でもさ、分かっちゃってるんだから、合格したの。
掲示板を見上げ、だんだん自分の番号に近づいていき、いよいよ・・・
といった、スリルもサスペンスも、なーーんもなし。
ヒロブーのアホ~~~
って、今さら言われても、ヒロブーも天国でいい迷惑だろう。
※ 当時は、一高(略してイチコー)とナンコーの2校選抜制でした。
※※ キョーゾーは一浪してイチコーに入学し、めでたくオレの後輩になった。
※※※ もひとり浪人して入ってきたヤツは、野球部のエースになった。
あの時期の一年は、スポーツではアドバンテージになるのだ。
今ふりかえれば、あのころの1年なんて、ホントちっちゃなことだ。
でも、15の春にとっては、チャリでプルスピードで帰るほどのおおごとなのだ。