えーと、最近読んだ本は3人とも女流だ。
おっと、読みかけの川上未映子を加えると、4人だ。
・越智月子 「モンスターU子の嘘」
・上田早夕里 「ブラック・アゲート」
・真梨幸子 「女ともだち」
三冊とも本の帯につられて、つい。
「モンスター~」のオビは、作家の白石一文・・・
いやあ、久々に熱中・・・
仕事そっちのけ、
寝食忘れて というのはいつ以来だろうか。
すごい小説だった。
「ブラック・アゲート」は、コラムニストの香山二三郎・・・
「殺人バチ」の忍び寄る恐怖。
私たちに残された時間はあと僅かしか、ない。
怖いうえに面白い!
マイクル・クライトンに匹敵する 迫真の理系冒険活劇
「女ともだち」は、著者自身・・・
この小説は、「殺人鬼フジコの衝動」「みんな邪魔」と並ぶ
私の”ドロドロ三部作” 最初の作品です。
「深く深く、砂に埋めて」の前に読んでください!
ね、読みたくなるしょ 本好きなひとは。
でも最近、オビの熱さと実際の中味との温度差が、私の中では大きくなってきている。
年か? 老化か? 死ぬのか?
特に「ブラック・アゲート」は期待値がデカかった分、ちょいがっかり。
結論から言うと、「女ともだち」がいちばん面白かった。
と言っても、ストーリーはすでに忘却の彼方だけど。
前の2冊は、残念ながらオビに負けている。 オビほどではなかった。
逆に言えば、オビの勝ちだ。
私のようなオビ信者をうまく取り込んだんだから^^
ついでに言うと、センスがキラリな「ポップ」にも弱い。
じゃ、最後くらいは男性で。
孫くんを。 悟空でも悟飯ちゃんでもない・・・・・孫 正義だ。
カンブリア宮殿の特別版。
村上 龍との対談から、孫 正義の印象的な発言。
村上 龍の、「なにか若い人へのメッセージを」に応えて・・・
決して若い人だけへのメッセージにとどまらず、もっと普遍的なものになっている。
長いけど引用しちゃおう。
若いということは無限大の夢を持つことができるということです。
そしてその自分の持った夢に、自分の人生はおおむね比例する結果を生むと思っています。
小さな夢でも大きな夢でも、その夢の範囲の中で、
夢の80%が達成できるのか、50%が達成できるのか、という話です。
そういう意味では、夢はできるだけでかい方がいいんじゃないか、というのが一つのアドバイスです。
もう一つは、その夢を達成できる人とできない人の唯一の違いは、
自分はその夢をどのくらい心の底から達成したいと思っているか、にあるということです。
すごく強い決意をして、その夢の達成に向かって恐ろしいまでの情熱で努力したかどうか、ということです。
どんな夢であれ、夢を描くということは、ある種、自分の人生に対するビジョンだと思うんです。
そういう自分の夢も明確に持たずに、自分の人生に対するビジョンを持たずに、
ただ生きていくために、どこかに給料をもらいにいく人もいるでしょう。
でも、「現状はそれしか仕方ないじゃん」と言ってる間に、人生、あっという間に終わるから。
あっという間ですよ。 本当に。
あっという間に50代になり、 60代になる。
「そうはいうけど、現実はこうだから」とか「そんな夢物語ばっかり語ってもダメだ」とか、
「とりあえず目先の現実を踏まえて」とか言ってる人ほど、
その現実の世界から逃げられないまま人生が終わる場合が多いのです。
現実の世界が厳しいからこそ、自分の夢を、自分の人生に対するビジョンを、
僕はしっかり持つべきではないかなと思います。
「志高く」。
それが僕のメッセージです。
今日もわが街に竜巻注意情報が出た。
出たものの、出てほんのわずかでぇぇぇぇぇぇぇ 快晴!
甲府に竜巻はないでしょ。
山ばっかで、スーパーセルが形成される場所がないもの。
盆地の空はせまいのさ。
で、ワン太郎だ。
あの時の竜巻で、首輪が外れ行方不明になっていたものの、
無事に飼い主のもとへに帰ってきた迷犬・名犬だ。
名前が素晴らしい。
「ワン太郎」だもの。
つけた人のセンスがいい。
犬の名前はこうでなくちゃね。
おばあちゃんになでられて、見事に笑っているワン太郎の表情が秀逸だ。
新聞にのったからワン太郎、もはや全国区だ。
とはいえ、ワン太郎にしてみれば、アセったに違いない。
首輪が抜け、飛ばされたんだから。 見たわけじゃないが
気がつけば、周りの風景が違う。
見慣れた我が家や、ご近所の様子も変だ。
だからワン太郎、吠えながらダッシュで帰還 というわけではなく、
生垣のかげからソーーーっと、様子をうかがっていたらしい。
おばあちゃんに声をかけられ、
「・・・・・・いいんすか、ボクで?」 みたいな感じで出てきたそうな^^
かわいいやっちゃなぁ
ワン太郎、ヒーローだな