MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

一生ドリブルしていたい

2021年11月12日 | 少年時代

カナタのことを久しぶりに書こうと思っていると、、、





ドアチャイムが鳴り、なんと、はまのもんからカラ揚げの差し入れがあった。
2種類のカラ揚げを持参してくれたのは、カナタのお父さんだった。
なんというタイミングw
さて夕飯、何を食おうかなぁのタイミングでもあったから、嬉しい。ナイスパス

はまのもん、明日は休業してカナタの応援に水戸まで遠征するとのこと。
ヴァンフォーレ甲府U-15、高円宮杯を勝ち上がり、明日は関東の4なのだ。

先週はその16を押原公園グラウンドで観ることができた。
ゲームは甲府が押しながらも、先制されるというイヤな展開。
後半キャプテンが攻撃に参加し決定的なパスを出すと、相手がファール。PKだ。
キッカーは、、、おっと カナタが出てきた。

お父さんによると、めっちゃ緊張していたらしい。
普段は蹴らないんですけど、あの時は他の選手も蹴りたがらなかったそうで と。
そりゃそうで、あの場面では誰も「オレ行くオレ行く」とはならない。
どーやら、「おまえ日本代表だろ」が決定打になったらしい。
さすがチームメイト、痛い所つくなぁw

カナタ、立ち位置を変え~回り込みつつ助走~一瞬止まるフェイントを入れ・・・決めた。
フェイントを入れた時点で、あれヤバいかも と思ったが決め切った。
PKの全部乗せは危ないのだ(過ぎたるはなお及ばざるが如し ってね)
次はぜひパネンカか、ニースケンスのど真ん中おもっきし蹴りを期待したい。

決めた後、さすがに解放されたのだろう 絶叫しつつ父兄席あたりまでダッシュ。
あんなに喜んでる姿を見たのは初めてかもしれん。
誰かのママがネット越しに吹っ飛ばされそうでしたから。

ゲームは延長で2点入れてヴァンフォーレが勝利した。
そして、観られなかったが8も勝って明日につながったわけだ。


カナタのプレーぶりは相変わらず美しいものだった。
以前リニアモーターカーに例えたことがあるドリブルはまだまだ進化の途中だ。
芯がぶれないから、きれいな姿勢で誰よりも速い。

しかもトップスピードでドリブルしながら、並走する味方へ横パスが出せる。。。
大げさに言うと、ピクシーやルバンスキーのようだ。
つまりは特別だということ。

そしてリニアではありえない角度でアプローチできるのが凄い。
思わずランディ・マモラを思い浮かべてしまった・・・誰も知らんぞ!
 ※ピクシーはともかくルバンスキーもニースケンスも誰も知らんと思うぞw

このひとがランディ・マモラ! バイク乗りかい!
伝説のグランプリライダーでおま。



この写真だと、右に曲がろうとしているわけですが、
右のヒザは路面にへっつき、見えませんが左足はステップから浮いております。
この異様なバイクの倒し方、角度を、人々は敬意を込めて「マモラ乗り」と呼んだのでした。

そうです、カナタ少年は異様とも思える角度で走っても倒れないのです。
相手ボールにアプローチをかける際の彼の身体の角度ときたら、45度くらい傾いてね?
あれでよく倒れんもんだと・・・
たぶん遠心力でバケツの水がこぼれない理論と同じだ・・・ホントか?

ともかく、カナタは進化し続けている。
一点だけリクエストがあるとすれば、動き出しのタイミングと回数かもしれん。
素晴らしい見本がある。
セルティックの古橋亨梧だ。
彼の動き出しは、質、量ともにワールドクラスだと思う。

まあ私が言うまでもなく、
カナタなら自分で感じ、考えて、解決していくことでしょう。
うまい選手はみんなそうだからね。