MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ヘディングはおもに頭で

2021年01月16日 | A DAY IN THE LIFE

外出は控えましょう・・・
こーゆー時は読書、といっても目がショボる。

てなわけで、ようやくの本年度1冊目は浦沢直樹の「あさドラ!」の4巻目。
つづけて2冊目が西崎 憲の「ヘディングはおもに頭で」
いっきに3冊目に突入したのが伊坂の「ホワイトラビット」 ※まだ途中

ちなみにホワイトラビットは中古品。
7円プラス送料、はさすがにパスして、500円のやつにした^^ この根性なし!
中古の出品があります、のあれね、、、
¥ひとケタのやつがいきなりくるけど、次か次のほどよい安さの方へ行くな、オレは。
結果? ホワイトラビットほぼ新品でしたぜ \(^o^)/
ま、いっかい¥ひとケタを試してみる価値はあるな。 根性なしには無理無理




「ヘディングはおもに頭で」は、タイトルと著者の年齢に惹かれた(同い年)

吉野家とスタバのはなしがおもしろい。
吉野家の方はホラー&サスペンスな都市伝説だが、結果は想像するしかない。
たまたま、久しぶりにホラーな夢を見てうなされながら目を覚ました日に読んだから、
怖い話が共鳴したらしい。

スタバは居心地が悪いと思うときがある、と主人公が独白した後、こうつづく

「しかしあそこでみんないったいなにをやっているのだろう。
 スターバックスにいる人たちは、たいていいかにも自分は重要な仕事をしている、自分は重要だ、
 という顔をしている。ほんとうにそうなのだろうか。」

主人公は2浪中で、クソみたいなバイトをしながら日々をしのいでいるから気持ちはわかる。
僕も母の介護施設へ向かう途中、必ずスタバの前を通る。
チラっと見える店内には、自分は重要な仕事をしているテイの人が確かにいるもんね^^
わざとらしくノートパソコン開いてね。

が、東京とは違って、常連のタコ坊主オヤジとか、雑然としたチャリ置き場を見ると、
別に居心地が悪いとは思えない(そもそもブルックスコーヒーで十分だから滅多に行かないが)
それと、ド向かいにから揚げ専門店ができて、コーヒーの香りにかぶせてくるのよ、匂いを^^
こういう描写では、東京と山梨の違いが歴然と出る。

主人公のおん(双子のおんとがく)は、フットサルに喜びを見出す。
が、ここでも東京モンの嫌なヤツ感があふれ出たりする。
けっこうな頻度で嫌なヤツが出てくる小説だ。

ワタシはフットサルを50過ぎからやったけど、嫌なヤツには会わなかった。
ひとりだけ、態度のデカいひとりよがりなヤツがいたが、
GKをしていたワタシからのロングパスを彼がきれいにトラップしてゴールしたのを見て、
あれ、案外いいヤツじゃん、となった^^ ま、なんとなく分かるもんなのよ。

キーパーから相手ゴール近くの味方へパスを出すには、双方の合意が必要だ。
アイコンタクトってやつ。
ほんの一瞬、心が通じないとできない。

『お、アイツ いいとこいるじゃん』 = 『走り込めばフリーで受けられるな』

              目と目が合う

走ると信じて蹴る          = ボールが来ると信じて走る


てな感じだ。
態度のデカいひとりよがりなヤツ、という印象は雲散霧消する単純さよ^^

この小説を読んで、オレもやろうかなぁと思ったことが2つある。
ひとつは姫野カオルコの「青春とは、」をAmazonすること。
こちらは簡単だ。ワンクリックなはなし。

もひとつは、走れる体にしてまたサッカーをやろうかなぁ ってことだ。
こっちは難問だが、別にできないことじゃない。





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