前にも1回書いたけれど、
「通販生活」の表紙が硬派だ。
今回は、ある電力会社の言葉遊びを糾弾している。
思い出してみると、福島第一原発で2回目の爆発が起きた時、
時の官房長官、枝野はこんなふうに言った・・・
「現地からの報告によりますと、
現在、何らかの爆発的事象が起きたもようである・・・・」
私たちが、まさにライブでその映像を見ているにも関わらず です。
爆発的事象だって? 爆発そのものだろうが! 何?事象って
はい、ご明察通り、東電リリースの、ロクでもない言葉遊びは、
すでにこの時点から始まっていたわけです。
「爆発」を「爆発的事象」と言い変える。
危険性を少しでも小さく見せようとする姑息なやり方。
最近では、原発の「老朽化」を「高経年化」と言い変えていますね。
「わたくしどもといたしましては、老朽化とは言わずに、
高経年化と言わせていただいております」
死ねっ! 聞くも恥ずかしいわ!
以下、通販生活が紹介している、東電発地獄行きの言葉遊びの数々をどうぞ
水棺→冠水 (棺桶の”棺”がお気に召さないらしい)
汚染水→滞留水 (とんでもない数値なのに、蒸留水のようなイメージにね^^)
放射性汚泥→廃スラッジ (”おでい”だなんて汚い言葉、使っちゃダメよ)
核廃棄物処理業務→バックエンド (もはや意味不明)
冷温停止→冷温停止状態 (”状態”さえ付けておけば、何が起こってもOKさ)
そして「MOX燃料」にいたっては、
強烈な毒性を持った肝心かなめの「プルトニウム」のPを抜いております。
おまえら、日本語も製造する気か?
エラくなったもんさ。
そしてより涼しいのは、
こんなロクでもない変換を、メディアがスルーしていることです。
「原発に関しましては、高経年化と言わせていただいて・・・・・・」
「いや、老朽化でしょ!」
「わたくしどもといたしましては・・・・・・」
「いやいや、老朽化でしょ!」
そう、これで済む話だと思います。 なぜ言わん?
※ 東電の理屈だと、古くなった部品はそのたびに新しくしているから、
老朽化はしない、ということらしい・・・・・・正気か?
原子炉自体も交換できんのか? 腐ってるんじゃなくて、もはや狂ってるな
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