MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

通販生活のすすめ

2012年01月07日 | A DAY IN THE LIFE

前にも1回書いたけれど、
「通販生活」の表紙が硬派だ。



今回は、ある電力会社の言葉遊びを糾弾している。

思い出してみると、福島第一原発で2回目の爆発が起きた時、
時の官房長官、枝野はこんなふうに言った・・・

「現地からの報告によりますと、
 現在、何らかの爆発的事象が起きたもようである・・・・」

私たちが、まさにライブでその映像を見ているにも関わらず です。
爆発的事象だって? 爆発そのものだろうが! 何?事象って

はい、ご明察通り、東電リリースの、ロクでもない言葉遊びは、
すでにこの時点から始まっていたわけです。

「爆発」を「爆発的事象」と言い変える。
危険性を少しでも小さく見せようとする姑息なやり方。

最近では、原発の「老朽化」を「高経年化」と言い変えていますね。

「わたくしどもといたしましては、老朽化とは言わずに、
  高経年化と言わせていただいております」


死ねっ! 聞くも恥ずかしいわ!

 
 以下、通販生活が紹介している、東電発地獄行きの言葉遊びの数々をどうぞ

水棺→冠水 (棺桶の”棺”がお気に召さないらしい)

汚染水→滞留水 (とんでもない数値なのに、蒸留水のようなイメージにね^^)

放射性汚泥→廃スラッジ (”おでい”だなんて汚い言葉、使っちゃダメよ)

核廃棄物処理業務→バックエンド (もはや意味不明)

冷温停止→冷温停止状態 (”状態”さえ付けておけば、何が起こってもOKさ)

そして「MOX燃料」にいたっては、
強烈な毒性を持った肝心かなめの「プルトニウム」のPを抜いております。

おまえら、日本語も製造する気か?
エラくなったもんさ。

そしてより涼しいのは、
こんなロクでもない変換を、メディアがスルーしていることです。

「原発に関しましては、高経年化と言わせていただいて・・・・・・」

「いや、老朽化でしょ!」

「わたくしどもといたしましては・・・・・・」

「いやいや、老朽化でしょ!」


そう、これで済む話だと思います。 なぜ言わん?


 ※ 東電の理屈だと、古くなった部品はそのたびに新しくしているから、
    老朽化はしない、ということらしい・・・・・・正気か?
    原子炉自体も交換できんのか? 腐ってるんじゃなくて、もはや狂ってるな


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