静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

牛太郎@武蔵小山

2016年09月06日 07時10分55秒 | お知らせ
牛太郎@武蔵小山

 錦糸町から秋葉原に戻り、山手線で目黒に進みます。
そこから東急に乗り換えて、本日のメイン会場に向かいます。
東急目黒線は昔「目蒲線」と呼ばれていて、私にはおなじみの路線ですが、この電車に乗るのは同窓会以来です。

 降り立った駅は、「武蔵小山」でした。
駅から徒歩でおなじみのお店に向かいます。
このお店には何回か来たことがありますが、最近はご無沙汰していて、6年ぶりぐらいでしょうか。



 無事にお店には着きましたが、まだ開店時間の20分ほども前です。
当然のれんは出ていませんが、中をのぞいてみると半分ほどもお客さんが入っていてびっくりしました。
入口から入って中の店員さんにおずおずとお聞きします。

 「すいません、入っても大丈夫でしょうか」
「ああ、出るまで時間がかかるよ」
「じゃあ、座らせていただきます」
正面カウンターの空いた席に座りました。

 お客さんはいずれも地元の常連さんらしい年配の男性一人客で、その半分ほどはすでにお酒を飲んでいます。
たぶん常連さんだけにはこのフライングが許されるんでしょう。
私たちはもちろん初心者なので大人しくしています。
お店にはほかのお客さんもどんどんと入ってきて、開店時間の少し前にはほぼ満員の状態になりました。

 そうこうしているうちに何とか準備が整ったようで、ご主人に声を掛けられました。
「お飲み物は?」
「瓶ビールください」
ご主人はちゃんと入店した順番を覚えているようで、席に座った順番にドリンクを出してくれます。



 まずはアサヒで乾杯です。
一通り行きわたった後で入口ののれんが掛かり、本格的な開店状態になりました。
そこで注文を聞かれたのですかさず、「とんちゃんに煮込み、ガツ酢にお新香下さい」
この機会を逃さじと、勢い余っての注文です。

 お客さんはみなさん手慣れたもので、しっかりとアイコンタクトを取っての注文です。
こういうお店で声を出して呼びかけたり、ほかの方の注文に割り込んだりしてはいけません。
皆さんさすがにマナーが良いです。



 まずは「煮込み」です。
注文を受けると大なべから小鉢によそってくれます。
量もしっかりあって美味しい煮込みですね。



 そして「とんちゃん」です。
煮込みと似ていますが、汁けが少なく味付けも濃い目です。
たぶん使っている部位が違うんだと思いますが、私にはよくわかりません。



 そしてガツ酢です。
逆にこれはさっぱりした味付けですから、口直しにも良いです。
辛子を混ぜていただきます。



 最後にキュウリのお新香です。
この4品がいずれも1皿100円少々という廉価ですから、大したものですね。
こういうのを、「近くにあったら通ってしまうお店」というんでしょう。(笑)

 ここでお隣のお客さんとあれこれお話をさせていただきます。
やはり大の常連さんで、いろいろと事情に詳しい方でした。
小瓶の瓶ビールから初めて、ショーチューの水割りを美味しそうに飲んでいらっしゃいました。
見ている限りでは、常連の皆さんはあまりおつまみを食べないようでした。



 ドリンクのお代わりは悩みましたが、「バイスサワー」にしました。
これですっきり口直しです。
相方は地道に「ホッピー」でしたが、これも人気でした。




 もう一皿と考えたのが、「トマト」です。
なにも掛けずにこのままいただきます。
そういえば卓上には調味料はまったく置いてありませんでした。



 お客さんのほとんどが一人客だということもあって、店内は静かです。
お客さん同士での世間話はもちろんありますが、声高になったり騒いだりする方は一人もなく、まさに紳士の社交場という雰囲気でした。
お会計も一人千円でおつりがくるほどですから、まさにせんベロでした。
久しぶりの牛太郎さん、まさに「働く人の酒場」でした。



 どうもごちそうさまでした。
お店を出て、武蔵小山の二軒目に向かいます。




 

 


 
コメント
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