静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

五條名驛@名古屋

2016年09月18日 07時17分56秒 | 居酒屋
五條名驛@名古屋



 岐阜から名古屋駅に戻って、今度はこちらでの居酒屋めぐりです。
しかしまだ開店時間の午後5時までには1時間弱ほども時間があります。
あとで考えると、これがそもそも大失敗の始まりでした。

 目標のお店は、「五條名驛」さんと言います。
このお店のあるあたりは、以前何回か行ったことがありますから大丈夫でしょう。
でもとりあえず確認しようと、名古屋の駅を出発しました。

 しかしどうしたことか、目指すお店にはなかなかたどり着けません。
おかしいなあと思いながらもずんずんと進んでいきました。
たぶんこのあたりだと見当をつけて、近くのコンビニさんで道を尋ねます。

するとどうしたことか、方向が全く反対側だと教えてくださいました。
そう、そこには簡単な原因がありました。
過去にこの辺りに歩いて行ったときは、浜松の方向から来たんで進行方向右側でした。
ところが今回は岐阜から帰ってきたので、当たり前ですが進行方向では左手になります。

 酔っ払いとは恐ろしいもので、それをまったく勘違いしていたわけですから、180度違う方向でした。
それを20分ほども彷徨っていたわけです。
コンビニを出てしばらくすると、前方から来た若い女性が何やら話しかけてきました。
「バッグが開いてますよ」

 なんと途中で地図やタブレットを出し入れしていたので、それが開けたままになっていたんでした。
これはまた親切な方で、感謝しました。
ところがこれは後で気が付きましたが、その時にはもう遅く、しっかりナンプレの本と挟んだボールペンを紛失していました。
今回もしっかり歩いて足が疲れましたね。

 しかしまだ酔いの回った頭ではうまく判断ができず、またもコンビニで確認です。
普通に歩けば10分ほどの距離ですが、これまでで50分のタイムロスです。
そうこうしているうちにお店の開店時間も差し迫ってきました。
仕方なくついに最終手段に出ることに決めました。

 手を挙げて。
と言ってもあきらめたわけではなく、タクシーを止めたわけです。
困ったときにはこれが一番。
あっという間に640円払ってお店に着きました。





 こちらが「五條名驛」さんです。
では中に入りましょうか。
先客は若い男性がお一人で、私はその反対側のカウンターに座りました。
まずはここでも瓶ビールで一人乾杯です。



 何しろ50分ほども歩き回りましたから冷えたビールが驚くほど美味しいですね。
「ご注文は何にしましょうか」
「初めてなので何かお勧めのものはありますか?」



 「ラッキョウ」が一番のおすすめだというので、まずはこれをお願いしました。
それに名古屋名物の串カツも二本です。
このラッキョウはしっかり漬かっていて、美味しかったです。



 そして待望の串カツが出てきました。
もちろん味噌だれに漬かったものです。
カツは衣が厚く、豚肉は細長い棒状のものでした。
味噌だれで串カツをいただくのは数年ぶりですね。



 こちらはお通しのキャベツです。
せっかくですから二三枚はいただきましたが、あまりキャベツは好きではありません。
おでんも気になったので、豆腐をお願いしました。





 味噌がたっぷりかかっていて見るからに美味しそうです。
豆腐を割ってみるとこんな感じでした。
さすがに中までは染みていません。
もう少し濃い味だと思っていましたが、割合に淡白でした。



 ビールが空いてチューハイをいただきました。
すっきりした飲み口で美味しいですね。
まだ時間帯が早いのか他にお客さんは入ってこず、ご主人ものんびりしています。



 もう一品は、先ほどと同じでこんにゃくでした。
やはり名古屋の味噌だれは美味しいです。
まあこれだけでも来たかいがあるというものです。

 しかし今回は歩き疲れたこともあって、早めに撤退することに決めました。
予定ではすぐ近くにあるお店にはしごするつもりでしたが、まあこういうこともあります。
1時間ほどの滞在でお会計でした。
帰り道はもちろん迷うこともなく無事に名古屋駅まで歩いて戻ります。



 在来線のホームには、お酒が飲めるきしめんのお店がありますね。
次回はここでも1杯飲んでおきたいですが、果たしていつになるやら。
久しぶりの名古屋と初めての岐阜でしたが、なかなか良かったです。
電車に乗って静岡に戻り、今シーズンはこれで終了です。


 

 
コメント
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