静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

美濃屋瀬名支店@大繁盛

2016年09月10日 07時07分01秒 | ラーメン(静岡市内)
美濃屋瀬名支店@大繁盛

 季節が変わって、約半年ぶりに常葉大学にやってきました。
今日は一日通してのお仕事ですから、問題はランチです。
今まではそれが悩みの種だったんですが、前回素晴らしいお店を見つけたのでもう安心です。
おかげで今ではランチタイムが楽しみになってきました。

 12時10分に無事お仕事を終え、すぐにお店へと向かいました。
しかしまだ9月の初旬ですから、かなりの暑さです。
お店までは片道10分ほどかかりますが、美味しいラーメンがいただけるならば、何の苦にもなりません。



 心配なのは「臨時休業」だけですが、ちゃんとのれんが掛かっていましたから一安心です。
しかしお店は満員そのもので、これはすごい繁盛ぶりですね。
よく見ると奥のテーブル席に空きがあったので、そこに入って待つことにします。
お店は大忙しですからお皿を片付ける暇さえないようです。

 厨房を見ますと、ご夫婦が一生懸命に注文をこなしていらっしゃいました。
その合間にお会計ですから、一息つく暇もありません。
こういう時はじっくり待つのがマナーです。

 じりじりしながら10分ほど待ちますとようやくこちらの出番が回ってきました。
奥さんがお冷をもってきてくれます。
すかさずここで注文をします。
「タンメン(500円)ください」

 調理しながらもしっかりお客さんの様子は見ているようで、入店した順番に注文を聞いてくれるのは長年の技でしょうか。
お客さんもみなさん常連さんですから文句を言う方もいません。
こういう時にわれ先と出しゃばれば、かえって混乱してしまいます。

 さて、見ていると周りの方にどんどんと料理が出てきます。
その順番で自分の番がわかりますから、ある程度の予想ができます。
私の前にいらっしゃる方は、かなり待っているようで、見ていてもイライラしている様子がよくわかります。
これはお互い様ですから仕方がないですね。

 さて、まずは私の前の方に半チャンラーメンセットが出てきました。
これは前回私もいただいたもので、ボリュームのあるお得なセットですね。
そして以外にもそのあとすぐに私のタンメンが出てきました。
これはたぶん同じ注文が重なったので早めになったんでしょうが、ラッキーでした。



 出てきたタンメンを見てびっくり。
500円とは思えないボリューム満点のタンメンでした。
まずはコショーを掛けていただきます。



 どうせすかこの雄姿は。
モヤシにニンジン、キャベツに玉ねぎ、ニラにキクラゲ、などなどを煮込んだ塩味のスープです。
嬉しいことに豚のコマ肉もけっこう多めに入っています。
これは食べ応えがありますね。

 麺は普通のラーメンと同じ細麺の縮れ麺でしたが、これはわざわざ分けることはありません。
ダシもしっかり利いていて美味しいスープですね。
このスープはニンニクの香りが効いています。
よく見ると刻んだニンニクがスープの底に隠してありました。

 こういう丁寧な仕事ぶりは流れ作業のように、毎回毎回完成されていくわけです。
さて、しばらく食べた後でここにラー油を投入します。
そうするとピリ辛になって、また美味しさが倍増します。

 さらにはお酢まで入れてしまいます。
これもまた変わった感じになって美味しいですね。
あれこれと味の変化も楽しみながら食べ進みますが、それでもかなりのボリュームですから時間がかかりました。

 それにしてもこちらのお店は大人気で、お客さんが後から後からと入ってきて、最後まで満席でした。
半年前は12時半を過ぎると空いてきたものでしたが、今回は最後までずっと満員でした。
前よりも人気が高くなってきたのでしょうかね。
おかみさんの愛想も良く、忙しいのに接客も丁寧でした。

 さて、何とか食べ終わってのお会計です。
こういう時には素早く席を譲るのが客のマナーですね。
500円玉を1枚出してお店を後にします。



 「ごちそうさまでした」

 
コメント (2)
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