地底旅行
ジュール・ヴェルヌ 著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b3/0a5646be33cef28f79bea3aa8bfefedf.jpg)
ある日図書館で見かけた文庫本です。
懐かしいタイトルにふとひかれてそのまま借り出しました。
これがけっこう面白かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/88/f1bdf27563c653c9ba1aea303928224b.jpg)
16世紀の錬金術師の謎の文字を苦心の末解読してみると、
そこにはアイスランドの火山の噴火口から地球の中心に達することができると書かれていた。
これが13週間におよぶ地球内部への旅の始まりになった。
そういえばたぶん中学生ぐらいのころだと思いますが、ワクワクしながら読んだような記憶があります。
懐かしくなって読み始めました。
するとこれがまた面白いんですね。
分厚い文庫本ですが、あっという間に読み切ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/88/9c4ddd76e1a99bc55803026c0e750221.jpg)
まずは著者の、ジュール・ヴェルヌです。
1828-1905と書かれていますから、1世紀以上前の方です。
本書が書かれたのが1864年ですから、今から150年ほど昔になります。
そういわれると古い感じもしますが、ごく普通に読めますね。
さて、お話ですが、タイトル通りで、地底旅行をするという物語です。
とは言え昔の科学小説ですから無謀なところも数多くあります。
地底への入り口がアイスランドの火山の噴火口ですが、その入り方がすごい。
大きく空いた火口にロープでどんどん降りていくんですが、それはいいです。
しかし帰る時にどうするのか?
どう見ても地底への片道切符です。
上がるのと下がるのとでは雲泥の差ですから、素人目にも心配になります。
現代の科学では地球の構造は解明されていますから、潜るほど熱くなってくることがわかります。
しかし本書ではいくら潜っても温度は上がらないので、大丈夫でした。
そして地下に巨大な空洞があり、広い海まで広がっているというファンタジーですが、明かりはどこから来るのかわかりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/41/202387bd3473e42b6aff3dd35d2ca1ce.jpg)
さらには太古の巨大生物まで登場しますから、人気になったのも間違いないでしょう。
最後は火山の噴火によって無事地上まで帰ってきました。
めでたしめでたしの一幕です。
古さを感じさせない傑作探検小説でした。
連休中に読書はいかがですか。
ジュール・ヴェルヌ 著
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b3/0a5646be33cef28f79bea3aa8bfefedf.jpg)
ある日図書館で見かけた文庫本です。
懐かしいタイトルにふとひかれてそのまま借り出しました。
これがけっこう面白かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/88/f1bdf27563c653c9ba1aea303928224b.jpg)
16世紀の錬金術師の謎の文字を苦心の末解読してみると、
そこにはアイスランドの火山の噴火口から地球の中心に達することができると書かれていた。
これが13週間におよぶ地球内部への旅の始まりになった。
そういえばたぶん中学生ぐらいのころだと思いますが、ワクワクしながら読んだような記憶があります。
懐かしくなって読み始めました。
するとこれがまた面白いんですね。
分厚い文庫本ですが、あっという間に読み切ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/88/9c4ddd76e1a99bc55803026c0e750221.jpg)
まずは著者の、ジュール・ヴェルヌです。
1828-1905と書かれていますから、1世紀以上前の方です。
本書が書かれたのが1864年ですから、今から150年ほど昔になります。
そういわれると古い感じもしますが、ごく普通に読めますね。
さて、お話ですが、タイトル通りで、地底旅行をするという物語です。
とは言え昔の科学小説ですから無謀なところも数多くあります。
地底への入り口がアイスランドの火山の噴火口ですが、その入り方がすごい。
大きく空いた火口にロープでどんどん降りていくんですが、それはいいです。
しかし帰る時にどうするのか?
どう見ても地底への片道切符です。
上がるのと下がるのとでは雲泥の差ですから、素人目にも心配になります。
現代の科学では地球の構造は解明されていますから、潜るほど熱くなってくることがわかります。
しかし本書ではいくら潜っても温度は上がらないので、大丈夫でした。
そして地下に巨大な空洞があり、広い海まで広がっているというファンタジーですが、明かりはどこから来るのかわかりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/41/202387bd3473e42b6aff3dd35d2ca1ce.jpg)
さらには太古の巨大生物まで登場しますから、人気になったのも間違いないでしょう。
最後は火山の噴火によって無事地上まで帰ってきました。
めでたしめでたしの一幕です。
古さを感じさせない傑作探検小説でした。
連休中に読書はいかがですか。