静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

つけ麺大雅@手越原

2016年09月19日 07時04分27秒 | ラーメン(静岡市内)
つけ麺大雅@手越原

 暑さもようやく一段落してきましたが、皆様お元気でしょうか。
私事ですが先月の終わりに自転車を買い換えました。
これで安心して遠出ができるようになりましたから、ラーメン放浪記も回数が増えるかと思います。
今日はその第1弾で、かねてから課題店としてメモしていたお店にやってきました。

 まずは、本通りを越えて安倍川橋を渡ります。
久しぶりの遠出ですが、今日はそれほど暑くもなく、順調にペダルをこいでいます。
自転車を走らせること20数分、何とか目的のお店に到着しました。
しかし、開店時間を過ぎてもしばらくはシャッターが開きませんでした。



 仕方なく目の前のパチンコ屋さんで時間つぶし、というわけにもいかず、ぼんやり待っています。
そして遅れること5分ほどでなんとかお店がオープンしたので一安心です。
これはどうしたのかというと、裏口のあたりでプロパンガスの配達人が作業をしていましたから、そのせいだったんでしょう。
まずは一番乗りでお店に入りました。





 すると私のすぐ後から若い男性のお客さんがお一人入ってきました。
こちらは顔なじみのようで、ご主人と会話をされていました。
「ご注文は?」
「つけ麺お願いします」

 すると
「大盛りですか」
「いえ、つけ麺です」
こちらのお店では麺の大盛りが無料だそうですが、その時はまったく気が付きませんでした。

 結果的にはそれでよかったわけですが、一瞬戸惑いました。
例の男性も注文されて、まずは麺が鍋に投入されます。
セルフサービスのお冷を飲みながら出来上がりを待ちます。

 しばらくたって、何やらおことわりの言葉があって、その男性にラーメンが出されました。
私のほうはまだまだの感じですが、これは茹で上がりに時間がかかるせいなんでしょう。
普通のラーメンとつけ麺では麺が違うんで、あとのカラスが先になったというわけですね。
これは良くあることですが、丁寧ですね。



 そして遅れること数分、ようやく私のつけ麺が出てきました。
これでもかなりのボリュームですから、大盛りを欲張らなくて大正解でした。
水で締めた麺と温かい漬け汁のコンビです。



 麺はかなりの太麺で、平打ちでした。
目の前にはつけ麺の食べ方が書いてありますが、特に気になることはなく、普通にいただきました。
この極太麺は結構な噛みごたえがありますね。



 漬け汁はかなり節が強く、ざらついた印象です。
なお、汁の中にはチャーシューが一枚にメンマが入っていました。
見るからに濃厚な漬け汁ですね。
私はめったにつけ麺をいただきませんが、これもありかな。

 麺が冷たいのでだんだん汁が冷えてきますが、これはそれほど気になりませんでした。
しかしやはり途中で飽きが来るのは宿命でしょうか。
これはもう少し具が多いといいんですが、こういうものなんでしょう。

 麺をすっかり食べ終わって、最後にスープ割りで締めます。
このスープ割りにはそれほど見るものもなく、半分残して無事終了でした。
お会計は780円、お冷やを飲み干してお店を後にしました。



 あとでお店の前の看板を見ますが、見た目もだいぶ違うような気がしました。
まあいろいろと進化しているんでしょう。
ごちそうさまでした。



 おまけ
帰り道で馬場町の「一番星」さんをのぞいてみましたが、この日は営業されている様子はありませんでした。
しばらくはお休みでしょうかね。


 
 
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五條名驛@名古屋

2016年09月18日 07時17分56秒 | 居酒屋
五條名驛@名古屋



 岐阜から名古屋駅に戻って、今度はこちらでの居酒屋めぐりです。
しかしまだ開店時間の午後5時までには1時間弱ほども時間があります。
あとで考えると、これがそもそも大失敗の始まりでした。

 目標のお店は、「五條名驛」さんと言います。
このお店のあるあたりは、以前何回か行ったことがありますから大丈夫でしょう。
でもとりあえず確認しようと、名古屋の駅を出発しました。

 しかしどうしたことか、目指すお店にはなかなかたどり着けません。
おかしいなあと思いながらもずんずんと進んでいきました。
たぶんこのあたりだと見当をつけて、近くのコンビニさんで道を尋ねます。

するとどうしたことか、方向が全く反対側だと教えてくださいました。
そう、そこには簡単な原因がありました。
過去にこの辺りに歩いて行ったときは、浜松の方向から来たんで進行方向右側でした。
ところが今回は岐阜から帰ってきたので、当たり前ですが進行方向では左手になります。

 酔っ払いとは恐ろしいもので、それをまったく勘違いしていたわけですから、180度違う方向でした。
それを20分ほども彷徨っていたわけです。
コンビニを出てしばらくすると、前方から来た若い女性が何やら話しかけてきました。
「バッグが開いてますよ」

 なんと途中で地図やタブレットを出し入れしていたので、それが開けたままになっていたんでした。
これはまた親切な方で、感謝しました。
ところがこれは後で気が付きましたが、その時にはもう遅く、しっかりナンプレの本と挟んだボールペンを紛失していました。
今回もしっかり歩いて足が疲れましたね。

 しかしまだ酔いの回った頭ではうまく判断ができず、またもコンビニで確認です。
普通に歩けば10分ほどの距離ですが、これまでで50分のタイムロスです。
そうこうしているうちにお店の開店時間も差し迫ってきました。
仕方なくついに最終手段に出ることに決めました。

 手を挙げて。
と言ってもあきらめたわけではなく、タクシーを止めたわけです。
困ったときにはこれが一番。
あっという間に640円払ってお店に着きました。





 こちらが「五條名驛」さんです。
では中に入りましょうか。
先客は若い男性がお一人で、私はその反対側のカウンターに座りました。
まずはここでも瓶ビールで一人乾杯です。



 何しろ50分ほども歩き回りましたから冷えたビールが驚くほど美味しいですね。
「ご注文は何にしましょうか」
「初めてなので何かお勧めのものはありますか?」



 「ラッキョウ」が一番のおすすめだというので、まずはこれをお願いしました。
それに名古屋名物の串カツも二本です。
このラッキョウはしっかり漬かっていて、美味しかったです。



 そして待望の串カツが出てきました。
もちろん味噌だれに漬かったものです。
カツは衣が厚く、豚肉は細長い棒状のものでした。
味噌だれで串カツをいただくのは数年ぶりですね。



 こちらはお通しのキャベツです。
せっかくですから二三枚はいただきましたが、あまりキャベツは好きではありません。
おでんも気になったので、豆腐をお願いしました。





 味噌がたっぷりかかっていて見るからに美味しそうです。
豆腐を割ってみるとこんな感じでした。
さすがに中までは染みていません。
もう少し濃い味だと思っていましたが、割合に淡白でした。



 ビールが空いてチューハイをいただきました。
すっきりした飲み口で美味しいですね。
まだ時間帯が早いのか他にお客さんは入ってこず、ご主人ものんびりしています。



 もう一品は、先ほどと同じでこんにゃくでした。
やはり名古屋の味噌だれは美味しいです。
まあこれだけでも来たかいがあるというものです。

 しかし今回は歩き疲れたこともあって、早めに撤退することに決めました。
予定ではすぐ近くにあるお店にはしごするつもりでしたが、まあこういうこともあります。
1時間ほどの滞在でお会計でした。
帰り道はもちろん迷うこともなく無事に名古屋駅まで歩いて戻ります。



 在来線のホームには、お酒が飲めるきしめんのお店がありますね。
次回はここでも1杯飲んでおきたいですが、果たしていつになるやら。
久しぶりの名古屋と初めての岐阜でしたが、なかなか良かったです。
電車に乗って静岡に戻り、今シーズンはこれで終了です。


 

 
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水谷@岐阜

2016年09月17日 07時16分50秒 | 居酒屋
水谷@岐阜



 さて、「幻のハイボール」に振られて、岐阜の街中をさまよいます。
しかし数分後に目的のお店をのぞくと、どういうわけかのれんが出ていました。
これはラッキーと、すぐに中に入ります。
こちらが本日のメインで、「水谷」さんという居酒屋さんです。

 食べログには午後3時開店だと書いてありましたが、それより5分以上早く開店されていました。
しかも先客が三人ほどいて、すでにお酒を飲んでいますね。
お店は中央におでんの鍋があって、そこを囲む席があります。
仕切りのおばちゃんに大鍋の前の席を指定されました。

 「お酒は何?」
「つまみはあれこれかれこれ」
早口でよくわかりませんでしたが、かろうじて、ビールはキリンだと告げました。
つまみはどうも様子がわかりませんでしたが、頷いたので何か適当に出てくるのかと思っています。



 まずはキリンで乾杯です。
目の前の大鍋ではおでんがぐつぐつと美味しそうに煮えています。
静岡おでんとは違い、勝手に取ってはいけないようでした。



 すぐに出てきたのはこちらのおでんです。
まったくシステムがわからないので大人しくしていますが、焼き物は大量に焼かれていて、どんどんとさばけていますね。
あとから来たお客さんが味噌カツをこの鍋に入れて温めていました。
なるほどこういう食べ方もあるんだ。

 どうやらこの串カツはこれで品切れだそうです。
まだ開店から数分しかたっていないのにこれは大変な人気ですね。
しかしなかなか注文する機会が回ってきません。
こういう繁盛店では新人は立ち位置が難しいです。



 それでも何とかこんにゃくを注文することができました。
これは串から外してちゃんと食べやすく切ってくれました。
食べやすくて親切なシステムです。

 そうこうしているうちにお客さんも混みあってきました。
察するに、初めにおばちゃんが言った焼き物はまったく出てこないようでしたから、注文なしと判断されたようです。
まあ勝手にどんどん出てくるよりはかなりましです。
しかしすごい人気のお店でびっくりしました。



 もう1杯飲もうかとも思いましたが、お店がかなり混んできたので、ここでお会計です。
ビール1本だけですからもちろん千円以下でした。
これで岐阜の居酒屋さんは予定完了です。
駅に戻って、名古屋まで帰りました。


 信長さんまた会いましょう。


 


 


 
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幻のハイボール

2016年09月16日 07時01分39秒 | 居酒屋
幻のハイボール



さて、ただ今の時間は午後2時半ごろです。
念のためもう一度三軒目のお店を見に行きますが、やはり開いてはいるもののまだ「準備中」の札が掛かっていました。
仕方なく他に時間がつぶせそうなお店を探します。



 こちらのお店もまだ開店前ですね。
すると良さそうなお店が見つかりました。



定食屋さんらしいですが、アルコールも置いてありそうです。
では中に入りましょうか。



 入口の自動券売機で、「トリスハイボール(250円)」を購入します。
お店は空いていて、ほかにお客さんはいらっしゃいません。
すぐに店員さんがハイボールを持ってきましたが、これは缶でしたか。



 これを飲もうとして缶に手を伸ばしかけたとき、店員さんから声が掛かりました。
「すいませんが当店はお食事の店ですので、ほかにご注文をお願いします。
では何かつまみをいただきましょうかね。

 もう一度券売機の前に向かいましたが、なんとこちらにはつまみ関係はまったくないことに気が付きました。
すべてご飯付きのメニューで、唯一うどんがありましたが、これも同じようなものです。
ご飯抜きというのはないのかと聞いてもだめだと断られました。
まあこれはそこに気が付かなかった私のせいです。



 仕方なく注文をキャンセルしてお店を出ることになりました。
二度手間になりましたが、システムがそういうわけでしたら仕方がありませんね。
気を取り直してもう一度目標のお店に向かいました。

 というわけで今回はお店での飲食は無く、「幻のハイボール」になってしまいました。
さらに続きます。






 
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ホームラン@岐阜

2016年09月15日 07時17分20秒 | 居酒屋
ホームラン@岐阜

 「なかとら」さんを出て、本来なら3件目に行く予定のお店を確認します。
そこはしっかりと確認しましたが、開店時間は午後3時と書いてありますから、まだ2時間近く間があります。
そこで最初に行ってみて、まだ開いていなかったお店を見に戻りました。

 するとどういうわけか、すでにそのお店が開いているではありませんか。
これはラッキーだとすぐにそこに入りました。
お店の中では店員さんがまだ準備されているようでしたが、「入れますか?」と聞くと大丈夫でした。
それではと席に着きます。

 もちろん一番乗りで、席は外からよく見えるテーブル席に指定されました。
ご主人のお話によりますと、日によって開店時間はまちまちだそうです。
私は果たして運が良かったのか悪かったのか。
この席からは外の様子がよく見えますね。



 まずはホッピーです。
リターナブル瓶だったのは少し残念でしたが、岐阜でもホッピーは市民権を得ているようで嬉しいですね。
さて、何を食べましょうか。



 その前にお通しが出てきました。
これは豆もやしですね。
お店の方はまだまだ開店に向けての仕込みが続いています。
メニューから「とんちゃん」を選びました。



 しばらくして出てきましたが、これが「とんちゃん」でした。
豚のシロを炒めて甘辛のたれを絡めたもので、白ゴマが散らしてあります。
これが予想していたよりも味付けが甘めでした。



 さて、ちょうど私の席の真ん前がバスの停留所でした。
見ているとひっきりなしにバスが発車しています。
昇降するお客さんをつまみにして、ホッピーが進みますね。

 その駅前の大通りには近くに横断歩道がありません。
ですからそこを渡るには大回りすることが必要なんですが、そうしない方もいて驚きました。
ぼんやりとみていると、60代ぐらいのおばちゃんがよたよたと通りを横断してきました。
ひと時車の通りが途絶えたのを見ての決断でしょうが、見ていても怖かったですね。



 ナカをお代わりして飲み進みますが、3軒めのお店の開店にはまだまだ時間が余っています。
退屈まぎれに、道行く通行人さんに視線を飛ばします。
(昼酒が飲めるよ!、入ってきませんか?)
まあ心の叫びはもちろん届くわけがありません。

 そんなわけでまだ時間がありますが、ここは二杯でお会計をしました。
さて、どう時間をつぶしましょうか。
とりあえずお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。


 
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