静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

すずめや@三杯目

2016年11月18日 07時06分22秒 | 居酒屋
すずめや@3杯目



 今夜はリベンジだぞ。
無事お仕事も終わり、先週の金曜日に振られた「すずめや」さんにやってきました。
するとお店の前には男女数人のグループが立ち話をしています。
(まさか、今入るところじゃないだろうな)

 お店の前に着くと、中なら出てくるお客さんがいました。
どうやらちょうどお帰りになるところだったようで一安心です。
これは良いタイミングでした。

 「こんばんは」
お店に入るとお客さんはたったお一人でした。
「広いほうにどうぞ」
端の席に座ろうとするとご主人が真ん中の席を勧めてくれました。

 実は今夜はサッカーの試合が中継されているので、テレビの見える席に案内してくれたんですね。
もちろんお勧めに従ってテレビがよく見える席に座りました。
「瓶ビールください」



 例によってキリンビールで一人乾杯です。
今日は気温が高いせいか、ビールがことのほか美味しいです。
メニューを見て、「はたはた」と「レバー」を注文しました。
目の前でご主人がじっくりとそれを焼き始めました。



 まずはお通しです。
今日は山菜で、これは既製品のようでした。
これを合いの手にビールを飲みます。



 そこに前から「はたはた」が焼きあがってきました。
そこに頭からかぶりつきます。
野生の熊になった気分で、これは良いもんですね。
久しぶりにいただくハタハタの味は格別でした。



 そこにもう一皿、「レバー」です。
大振りのレバーが4枚、しっかりと焼かれてタレ付きで登場しました。
傍らにはたっぷりとからしが乗っています。
すずめやさんの定番で、キャベツがどっさりと敷いてありました。

 このキャベツがまた良いつまみになります。
たれと絡めるとひときわ美味しいですね。
ただ欲を言えばもう一つこのタレに深みが欲しいです。
ここまで毎回違うおつまみで行きましたが、メニューが豊富なのであれこれ悩む楽しみがあります。

 テレビではサッカーが後半戦に突入です。
惜しいシュートが何本も外れるたびにため息が出ます。
あれ、もうビールが空いた。
「ホッピーください」

 ちょうどおかみさんと目が合って、即座に注文しました。
ここは前回と同じで、前から作ったホッピーです。
濃い目でなかなか効きますね。



 テレビを見ていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
予定では1本新幹線を遅らせるつもりでしたが、どうも間に合いそうにありません。
ここでお会計をしましたが、やはり2本遅れでした。
しかし思ったよりもお会計が安くて、これまた不思議でした。



 美味しいつまみで今回も大満足の、「すずめや」さん。
しばらくは浜松帰りのお楽しみになりそうです。
また寄りますよ。
ごちそうさまでした。





 なお、帰りの新幹線ではコンビニで仕入れた新商品で締めましたが、これはいまいちでした。
おつまみにしたグリーンピースは良かったですね。



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石松@浜松駅店

2016年11月17日 07時18分17秒 | グルメ
石松@浜松駅店



 今日もまたまた浜松行きです。
例によってお仕事前のお食事ですが、良いお店を見つけました。
しかも場所が浜松駅のビルですからこれは好都合です。



 「昭和28年創業 元祖浜松餃子」
今日はその、「石松」さんにやってきました。
久しぶりに浜松餃子でもいただきましょうか。

 お店に入りますと、これは結構な賑わいですね。
午後5時すぎという中途半端な時間ですが、席はほぼ満席で驚きました。
この時間帯は普通のラーメン屋さんとか牛丼屋さんなどはすべてガラガラですから、素晴らしいですね。
店員さんに案内されて、二人掛けのテーブル席に座りました。



 メニューを見て一番少ない、「餃子10個(税込み980円)」の定食を注文します。
取り扱いはメインの餃子に、ドリンク類、そしてチャーハンだけという潔さです。
さすがは元祖ですね。
お冷を飲みながら出来上がりを待ちます。

 餃子はもちろん注文を受けてから焼きますから、それなりに時間がかかります。
その間にのんびりとお客さんの状態を観察します。
夕方の時間帯とあってか、お客さんは秒座をつまみにビールを飲むという方が7割、お食事だけという方が3割といった感じでした。
私もお仕事終わりだったら1杯飲みたい気分です。



 そのまま待つこと10分、ついに餃子定食がやってきました。
これは、焼きたて熱々の餃子が10個に、ご飯とお味噌汁、そしてお新香というセットでした。
なお、卓上にはお酢がなかったので店員さんに告げて持ってきてもらいました。
餃子には浜松餃子らしく、ゆでたモヤシが少々添えられていますね。



 まずは小皿にお酢を取り、専用のたれを少し入れてラー油も追加します。
そこに焼き立ての餃子を入れていただきます。
1個目を食べて驚きました。
これはなかなか旨いです。

 薄い皮がパリッとしていて実に良い食感でした。
中の餡も予想以上に良い味付けで、しっかりご飯のおかずになります。
正直言うと私は餃子がそれほど好きではないんですが、この餃子は気に入りました。
しかし、餃子ライスという食べ方は久しぶりです。



 それに比較すると、お味噌汁は何となく寂しい感じでした。
餃子単品ですと10個で600円ですから、計算上はご飯プラスお味噌汁お新香セットで380円ということになります。
どうしても牛丼と比べてしまう、ひねくれた私でした。

 目の前のテーブル席では、若い男性サラリーマンの4人組が餃子を囲んで生ビールで宴会の真っ最中です。
こちらの餃子は20個になると丸くして焼き上げるようですが、その姿が見るからに美味しそうです。
浜松餃子もすっかり有名になりましたね。

 お客さんは続々と入ってきて、お店はずっとほぼ満席です。
お酒を飲んでいる方が多いのでどうしても回転が悪くなりますから、お店としてはもったいないですが、賑わっているのは良いことです。
まあ、つまみが餃子だけですから、居酒屋さんのように長居もしないんでしょう。
店員さんもしっかり動いていて接客は良かったです。

 この場所は以前別のラーメン屋さんが入っていましたが、それほどお客さんはいませんでしたから、石松さんの人気がわかります。
電車の時間調整に軽く餃子で1杯という使い方も良いですね。
さて初めは少ないかと思った定食でしたが、私にはちょうどいい量でしっかり満腹になりました。
お冷を飲み干して席を立ちます。

 行列さえないですが、満席のお店を後にしました。
ごちそうさまでした。



 




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鳥ぷろ@久しぶりで

2016年11月16日 07時20分36秒 | 居酒屋
鳥ぷろ@久しぶりで



 浜松でのお仕事も終わって、帰り道で寄ったお店は「すずめや」さんです。
こちらで途中下車して祝杯をあげようという心づもりでした。
ところがお店をのぞいてみますと、しっかり混んでいました。
いつも座っているカウンター席も先客が陣取っていました。

 まだまだ新人ですから無理に割り込むというのも気が引けます。
少し迷いましたが、ここはキッパリとあきらめて浜松駅に向かいました。
この日はどうも振られる運命だったようですね。
しかし新幹線の中ではしっかりと「ローソン」で調達した缶チューハイを飲んでいます。



 列車は無事静岡の駅に着いて、改札の裏側に向かいました。
それでは久しぶりにこちらのお店に行ってみましょうか。
おなじみの「鳥ぷろ」さんに顔を出してみます。
こちらは程よく空いていて、カウンターの奥に座られました。



 注文はもう決まっていて、毎回同じ「ほろよいセット」です。
おなじみの超お得なセットで、枝豆に手羽唐揚が3本、そしてドリンクは「メガ角ハイ」というものです。
これが税込み802円ですから、近くになくても通ってしまいます。



  店員さんに注文を告げるとまずはメガジョッキが登場です。
普通のハイボール二杯分だそうですが、これは飲みでがありますね。
ジョッキを持つ手の重量感がたまりません。



 続いて枝豆が出てきました。
いつも思いますが、こちらの枝豆は意外に美味しくて癖になります。
塩かげんもちょうどよくて、ポリポリつまむ手が止まりません。

 今の時間帯はそろそろお終いの準備というところですから、店員さんものんびりしています。
奥のテーブル席には30代ぐらいの男性サラリーマンが四人で酒盛りです。
お酒はまったく進んでいないようですが、会社での憂さ晴らしなのか、けっこう盛り上がっていました。



 それを横目に見ながらジョッキと格闘していると、ようやく「手羽から」が出来上がりました。
これも相変わらず美味しそうですね。
唐揚げにかかっている甘辛のたれがまたよくできています。

 そのまま手に持ってかじりつきますが、やはり揚げたては美味しいですね。
久しぶりですからなんだか懐かしい気持ちもあります。
同じ料金のセットで、「やきとり」か「おでん」も選べますが、今まで一度も注文したことはありません。
やはりここの手羽からは最高です。

 そこに入ってきたお客さんが私の一つ置いた隣に座りました。
開口一番で、「灰皿ある?」
鳥ぷろさんは分煙ではありませんから、これは仕方がないことです。

 お店の正面では閉店間際の半額セールをやっていて、通りかかるお客さんが買い求めています。
何しろ半額ですから大人気です。
私もお店が満員の時にはよく利用させてもらってもいます。
これも家に帰ってからのお楽しみになりますね。

 メガジョッキが無事空になって、そろそろお会計です。
お店の奥にある掛け時計を見て気が付きましたが、どうやらこの時計は10分ほど進ませてあるようでした。
これはお客さんに、電車に乗り遅れないように早く帰れという謎でしょうか。
今回も30分弱でお店を後にしました。

 まさに「ちょい飲み」には最適なお店です。
また寄らせてもらいますね。
ごちそうさまでした。





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細麺三太@ゴマ味噌ラーメン

2016年11月15日 07時12分37秒 | ラーメン(静岡県内)
細麺三太@ゴマ味噌ラーメン



 今夜もまた浜松です。
浜松の繁華街にラーメンの新店ができたという噂を聞き、今日はそこを目指しました。
場所は「細麺三太」さんの前で、すぐに見つけることができました。
しかし正面に回ってがっかりです。



 なんと夜の部の開店時間が午後5時半でした。
ただ今の時間は5時を少し過ぎたあたりですから、だいぶ待つことになります。
まあ、待っても良いんですが、そうするとお仕事の時間ぎりぎりになってしまいます。
ここは諦めて反対側のお店、「細麺三太」さんに入りました。



 券売機を見てしばし考えますが、たぶん初めての選択となる「ゴマ味噌ラーメン(710円)」に決めました。
横でスタンバイされている店員さんに食券を渡し、ついでにかねて用意のサービス券で「コーン」のトッピングをお願いしました。
この券は久しぶりに使いますね。

 今の時間は暇らしく、お客さんは入口近くのテーブル席に高校生らしい男性三人グループだけでした。
私は奥のカウンター席に座って、セルフサービスのお冷をくみます。
カウンターにはいろいろな調味料が置いてありますが、目を引くのはラー油で、中に唐辛子がそのまま入っていました。



 目の前が調理場なので作っている様子がよくわかります。
店員さんは男女の二名で、始終会話しているのが微笑ましいです。
しばらく待って私のラーメンが前から出てきました。



 ほう、これは独特の色をしたスープですね。
まずはなにも掛けずにスープを味わいます。
ゴマの風味が効いた独特のスープでした。



 具には薄切りのチャーシューが一枚にノリだけでした。
コーンがトッピングであるからいいものの、スタンダードですと何か寂しいですね。
麺は細麺でいい感じの腰がありました。
細麺にとろみのあるスープがよく絡みます。



 このスープは辛さのない担々麺といった感じで、なかなか個性的ですが、私には少し塩気が強かったです。
幸いにもあっさり味のコーンがあったので大丈夫でしたが、これだけだと後半はきつそうです。
やはりいつものしょうゆ味にしておけばよかった。

 さて、私が食べている途中の出来事です。
入口から中年の男性が一人お店に入ってきました。
その方のTシャツにはしっかりと目の前のお店の名前が書いてありましたからびっくりです。
親しげに話している様子からすると、どうやら同系列のお店のようでした。

 それにしてもすぐ目の前に新店とは、なかなか強気ですね。
浜松の市街地はけっこうラーメン店が多く、激戦地になってきました。
新店が楽しみですが、これはいつ入ることができるでしょうか。

 食べ終わったころに気が付きましたが、今回は新しいサービス券が出てきませんでした。
いつもはラーメンと同時にサービス券が二枚出てきましたが、もう中止になったんでしょうか。
そんなことを考えながらお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。



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福竜@最高の締め

2016年11月14日 07時17分51秒 | 居酒屋
福竜@最高の締め



 ナカミヤさんを出て、二軒目のお店に向かいます。
今夜は都合によってまだ食事をしていません。
そこでお酒と締めを同時に済ませてしまおうという魂胆です。



 やってきたのはおなじみの、「福竜」さん。
ここのワンタンがまた旨いんだなあ。
えんじののれんに書いてある「美味しい店」というのは間違いありません。
では中に入りましょうか。

 すると先客はいずれもグループの三組で、テーブル席はこれで埋まっていました。
しかし一人客はいなかったので、カウンター席はすべて空いていて一安心です。
私はその右端、金魚やドジョウが泳いでいる水槽の前に座りました。



 「ビールとワンタン下さい」
すぐにおしぼりが出て、注文を伝えます。
あいかわらず繫盛されているとみえ、ご主人は忙しそうに鍋を振るっています。
おかみさんはすぐに何かを作り始めました。



 小鉢がとんと私の前に置かれましたが、これがサービスのお新香です。
このお新香がまた美味しいんですね。
貧弱なお通しで400円以上もぼったくるお店がありますが、ここのお店を見習ってほしいものです。
白菜にキュウリ、そして大根の三役そろい踏みでした。

 そして上には白ゴマまで散らしてあるサービスぶりですから、頭が下がります。
しかもこの漬かり具合が最高で、これだけでビールが1本しっかり飲めますね。
すると意外に早くご主人が鍋にワンタンを投入しました。
嬉しいことに今夜はタイミングが良かったようです。



 「おまちどうさまです」
前からワンタンが登場です。
相変わらず美味しそうなワンタンですね。
しっかりとコショーを掛けていただきます。



 うん、これは熱い。
相変わらず美味しいワンタンで、ほっと一息つきました。
ビール片手にお新香つまみ、その合間にワンタンやスープをいただきます。
特にワンタンをすすり込むときは至福の瞬間ですね。

 私の後からもお客さんが入ってきて、カウンターも埋まってきました。
若い男性のお客さんは、「五目チャーハンとタンメン」
二人前とはすごい大食漢ですねえ。
注文が集中したようで、ご主人は大忙しです。



 私はと言いますと、ワンタンのスープが美味しくて、いつも以上にこれを飲んでしまいました。
あぶないあぶない、危うく飲み干す寸前でした。
この美味しいスープも良い締めになりますね。

 ビールを飲み干してここでお会計です。
1100円也。
心もお腹も満たされて、良い締めになりました。
満ち足りた気分でお店を後にします。

 ごちそうさまでした。
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