ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

桜新町駅前のサザエさん銅像

2012年04月21日 22時11分11秒 | まち歩き

 大学院生時代から、時折、桜新町駅を利用します。急行通過駅(準急停車駅)で、ここで各駅停車が急行の通過待ちをしますが、それとは関係がなく、桜新町を歩いていると楽しいからです。

 日本の漫画の大傑作である「サザエさん」の舞台としても有名な桜新町は、以前からそのサザエさんの一家を商店街のキャラクターとして使っています。今日(2012年4月21日)、国学院大学での1限の講義を終えて帰宅する途中、桜新町駅で降り、地上に出てみたら、駅の入口のそばに銅像が立っていました。

Sakurashimmachi01

これは、駅の北口のそばにある銅像です。すぐそばに信号付きの交差点があるためか、カツオちゃんとワカメちゃんが手を上げているポーズの像となっています。

Sakurashimmachi02

 足元にはこんなプレートが付けられていました。駅にはサザエさんのキャラクターが一切描かれていないのに対し、商店街にはサザエさん一家などがたくさん登場します。面白いことに、漫画版とアニメ版の両方が用いられており、両者の違いなどもよくわかります。

Sakurashimmachi04

 駅の西口のそばには、磯野家の4人がいます。波平さん、カツオちゃん、ワカメちゃん、そしてフネさんです。作者の長谷川町子氏は生涯を通じて独身でしたので、どのようにしてこの一家を描いていったのか、以前から気にはなっています。

Sakurashimmachi05

足元にはこんなプレートが付けられています。これも交通安全に関係する言葉が添えられています。

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 ようやくサザエさんが登場しました。フグ田家ということになります。サザエさん、タラちゃん、そしてマスオさんです。勿論、サザエさんの旧姓は磯野です。

 この漫画の登場人物は、基本的に海の物に由来します(アニメ版に登場する脇役は別です)。そのため、この一家の名前は「カツオ」を除けば同名の人が実社会にいないものと思われるでしょう。私もそう思っていました。

 「カツオ」にしても、片仮名の名前ではなく、漢字の名前でしょう。既に亡くなられて久しいのですが、ヤクルトスワローズには大杉勝男という選手が在籍していました。大杉氏は、パ・リーグ、セ・リーグの両方で1000本安打を達成したという、珍しい記録を達成したことで知られています。他には、一定の世代には馴染みが深かった新栄電機産業の関東ローカルのCMに登場していた海野かつを氏が有名ですが、こちらは本名ではありません。

 また、「マスオ」であれば、やはり故人ですが池田満寿夫氏が思い浮かびます。こちらは実社会でも割に多く見かける名前ですが、やはり片仮名の名前の人はほとんどいないでしょう。

 「カツオ」と「マスオ」以外の名前は、実社会でほとんど見かけないでしょう。いるとしても、多くは芸名などではないでしょうか。とくに、実社会で一番見かけなさそうな名前は「サザエ」ではないかと思います。多くの方にとってもそうでしょう。

 しかし、父から何度か聞いた話によれば、父の小学校か中学校の同級生に「サザエ」という名前の人がいたそうです。「嘘だろう?」と問うたら「本当だ!」と返されました。どのような字の名前なのかは、父も覚えていません。漢字で書くならどのような名前なのでしょうか。

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  今日、改めて知ったのですが、桜新町駅周辺は桜並木の美しいところです。道を歩く人々の多くが、デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能を使って撮影していました。山桜が多いようですが、うちの近所では既に葉桜になっていますし、山桜は鮮やかですので、印象に残ります。田園都市線の沿線で、桜並木の美しい所と言えばたまプラーザ駅付近というイマージュがあり、今月、妻と一緒に歩いていますが、桜新町駅付近も加えなければなりません。もっとも、こちらのほうは妻と歩いたことがなく、今後もおそらくその機会は訪れないでしょう。

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この連載記事はチェックしておこう(私の講義を受講している学生諸君におすすめ)

2012年04月21日 00時10分37秒 | 法律学

 いつからであったかよくわからないのですが、4月18日まで、朝日新聞朝刊で「教えて! 消費税」という連載記事がありました。

 その名の通り、消費税法改正法案に関連して消費税の様々な問題を扱う記事でしたが、消費税に留まらず、所得税、法人税、相続税などを扱う記事もありました。スペースなどを考えると、いずれの回もなかなかよくできた記事でして、参考になると思っています。

 残念ながら全ての記事ではないのですが、私も、とくに「これは!」と思う記事は切り抜き、保存しています。全ての回をまとめてもう一度読みたいとも考えていますので、朝日新書で刊行して欲しいとも思っています。

 この連載記事については、私が担当している講義・演習の中で、次のものを受講している学生諸君に、とくに推薦いたします。図書館などでは過去の朝刊も読むことができますので、目を通してみてください。

 ▲「税法」(大東文化大学法学部、西南学院大学法学部)

 ▲「法学特殊講義2A(財政法A)」および「法学特殊講義2B(財政法B)」(大東文化大学法学部)

 ▲「専門演習」(同上。3年生、4年生のいずれも)

 ▲「租税法Ⅰ」(大東文化大学大学院法務研究科)

 ▲「税法特殊講義」(大東文化大学大学院法学研究科)

 ▲「税法演習」(同上)

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